アップが遅くなりましたが、10/2の事を・・・。
この方 にお誘い頂き、AMGの試乗会に行ってきました。
以前に浜松遠征した際には、ちょうどC63セダンの試乗車が無いということで、大変残念な思いの中帰路に立った覚えがあります。
しかし今回は、そのC63が試乗車のラインナップの中にあるということで、再び浜松へ行ったという訳(^^)v
・・・C63が無ければ浜松に行かないんかい!なんてツッコミは要りませんので汗
では、会場の様子です。
いつもながらテントと試乗受付の机が並んでいました。
そして、最初の試乗車はコレ。CL63(5.5Lのツインターボで、6.3L並みの性能を発揮するそう)。
試乗に来ていた多くの方が、お目当てはC63とSLS AMGだったようで、それらは出払っていまして、残っていたのがCLでした。
ちょうどムッシュさんが乗りたいという車でしたので、僕も一緒に同乗(助手席)させて頂きました。
インテリアはこんな感じ。とても広いです。
至るところが本革で、さすが
2500万?なだけあって、上質な革がふんだんに使われていました。
普通であれば、革表面のキズ隠しのために色々なタイプの模様を革に押し付けるんですが、この革は自然な風合いを残すため、敢えてその模様付けが施されていませんでした。
つまり、キズが無い箇所だけを選りすぐり使用している。という何とも贅沢な作りであります。
特にダッシュボードやインパネ周りは大きな面積が必要ですので、キズが無い革を揃えることは、コスト的に見ても結構大変なことです。
そして、次に感心したのは、このアナログ時計。
時計愛好歴12年の僕は、すぐさま「IWC」の文字に釘付けとなりました☆
いいですよね~、
インターナショナル♪
・・・決して、IWCが国際捕鯨委員会の略ではないですからね。
でも個人的に「ドイツ」で思いつく高級時計と言えば、"
A. Lange & Sohne" や "
Glashutte Original" ですので、そちらの方がドイツ車にはふさわしいかなって。
CL63の詳しいインプレッションは、ムッシュさんに委ねるとして、僕は率直な感想を少しだけ・・・。
・アメ車やバイク(特にハーレー)のような重低音で、ボボボボって感じの排気音が僕にはちょっと。
残念ながらバイクには全く興味が無いので、クルマからバイクの様な音がするのが正直嫌。違和感がある。
・リアデザインは、先代マジェスタの寒冷地仕様+モデリスタ架装バージョンみたい。
・コーナリング時、横Gによる乗員ストレスを緩和するため、シートのサイドがステアリングを切った瞬間に盛り上がり、脇腹あたりをサポートしてくれます。不慣れなせいか僕は逆に落ち着けないというか、余計にストレスがかかりました爆
・アイドリングストップが付いているため、止まるとエンジンがストップ。何だかなぁ~って思ってしまいました。
環境を意識することはよく分かりますが、AMGにそれが付くのは何だか拍子抜けで、ガッカリでした。
・高速クルーザーに乗っているような感じ。
・車内がとても広く、ラグジーさは最高!超高級ソファーのような乗り心地。
・ステアリングの径は太く、しなやかな本革×アルカンターラのコンビで、中々良い感じ。
・メーター視認性は良かった。
・部分部分にカーボンが使われており、ラグジーさの中にもスポーティーな一面が見られた。
・長距離移動には持ってこいでした。やっぱり誰かに運転させて、僕は助手席でスヤスヤ眠るのが一番だと思いました。
では次。お目当てのC63です!
あの控えめなボディーに、6.3という大排気量を搭載するという、何とも興味深いクルマです。
特にスタイリング。僕が欲しいのは断然セダンです!
それまでのものとはガラリと様相を変え、精悍な顔つきに仕上がっていると思います。
もっとフェンダーがワイドになると、更に良いんですけどねぇー笑
・・・写真は取り忘れました(^^;
で、C63に乗せて頂いた感想ですが、
まず、試乗車にステーションワゴンしかなかったのが残念でした。
失礼ながら、それだけで冷めてしまい、もう帰ろうかと思いました爆
・やっぱりCだけあって、ちょっと室内が狭く感じました。助手席との距離も凄く近い。当たり前だけどCLとは比較にならない。
・シートのホールディングは僕には合わない形状で、バケットでもないのに何だか窮屈に感じた。
・ステアリングは、CL63と共通。
・車両価格が約1100万ならCL63の半分以下ですし、お買い得感はありますね。
・エンジンはCL63のものとは別物のNAエンジンで、期待度が高かっただけにちょっと拍子抜けでした爆。
決して悪くはないんですが、ちょっと僕好みではありませんでした。
そして最後に試乗させて頂いたのが、SLS AMG。
はい、そうです!
かつてのあの名車、300SLの復刻版ですね。
(正直僕は300SLが好き。だってデザインが最高だもん。)
僕はガルウイングタイプのクルマに乗るのは今回が初めてで、乗り降りはやはりちょっとしたコツが必要でした。
車内はこんな感じ。
CLとは全く異なるメーターデザインです。
やっぱりこっちの方がレーシーで僕は好きだな。何だかF様を思い起こすような・・・。
確か2600万?だったと思いますが、感じたままに述べます。酷評だと叱られるかもしれないんですが。
・店舗から出て走り出した途端、これはスゲーって思わず叫んじゃいました。
・初速から低速時、特に30-60kmで何やら変な音が・・・。
シューシューって、終始その音が耳に伝わるんです。
これがとても耳障りでした。踏み込んで音が変わっても、この音が消える事無く発生していました。
・とてもロングノーズであり、車幅も広く、感覚がやや難しかった。特に路地で。
・T字路にさしかかり、左折のため右側を目視しようとしたところ、右側Aピラーが太いため邪魔で、見辛かった。
所長さん曰く、一旦ピラーの作りが細くなったものの、最近になってまた太くなってきたとのことでした。
(試乗車は左ハンドル)
・直線で加速出来る場所があり、踏み込んで見るとさすがに凄いパワー。グイグイ引っ張ります。
加速時はまるでポルシェのようなサウンドを奏でてくれました。
・シフトダウン時、パンパーンという音に包まれ、これがAMGの真骨頂なのかと思い知った。
・アイポジションは、ロータスよりは高めでしたが、ポルシェとは同じくらいかな。
・ブレーキ性能は言うまでもなく凄い。
・2600万という価格はどうなんだろう?
もし2600万が自由に使える身で、あのシューシューという音さえなければ、僕は買ってもいいかな。
てな訳で、長文になってしまいましたが、試乗の感想でした。
オーナーの皆様に対し失礼な点もあったと思いますが、僕個人の意見ですので、どうぞお許し下さい。
お誘い頂いたムッシュさん、ヤナセの所長さん、営業さん、素晴らしい経験をありがとうございました。
いつか価格がこなれたら、考えますね。
2600円なら、いつでも買えるんだけどなぁ~~。