Kai power ダイレクトアーシングシステムの取付 後編(バッ直)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ヤフオクで購入したKai powerのダイレクトアーシングシステムを先日取り付けをしたところですが、思いの外手間取ってしまい、別途購入したフロントバッテリーからエンジンルームへのダイレクトリターンコードキットの接続ができず先送りになっていました。
本日は外気温が体温超えという身の危険を感じる程の猛暑日でしたが、日課である休日の10キロランニングをきっちり済ました後、汗だくついでに作業を敢行しました。
2
フロントのバッテリー部分から室内への配線引き込みは、写真の各種配線が通っているゴムキャップ部分から行いました。他の配線類と一緒に中を通してみようかと試みましたが、クリアランス的に難しそうだったので諦めました。止む無くはめ込み式のゴムキャップを一旦外した後ケーブルを車内に引き込んでから、ゴムキャップを無理やりはめ込んで元に戻しました。
今回は暑かったのではめ込んだだけでしたが、太さのあるケーブルの割には結構綺麗にはめ込む事ができました。
しかしながらケーブル分の隙間は当然できてしまっているので、防水性はダウンしてしまいます。
多少の雨ならば問題は無さそうですが、豪雨時等の雨水の浸水が心配なので後日ビニールテープ等で最低限の防水処理はしておこうかと思っています。
※アース関係の作業については、必ずバッテリーのマイナス端子を外してから作業を始める必要があります。今回は先にケーブルをエンジンルームまで通してから最後にマイナス端子に接続する方法を取っている為作業中はフットランプ等も付いたままとなっていますが、通電状態での電装系作業についてはお勧めできません。この手の作業はバッテリー端子を外さずに作業すると、万が一プラス配線にケーブルが触れてしまったらショートして電装部品の破損の恐れがあるので、特に注意が必要です。
3
フロントボンネットから引き込んだケーブルは、丁度フットレストの上あたりから顔を出すので、そのまま引っ張って車内に引き込みします。
4
引き込んだケーブルは、運転席側足元からサイドシル内装の内側を通して、運転席裏を経由して最後にエンジンルームまで引き込むため、まずはサイドシルの内装を外します。
サイドシルは基本プラクリップ及びシートベルトアンカーボルトだけの固定となっており、プラクリップは内張外しで簡単に外すことができます。しかしながらシートベルトアンカーボルトは、ラチェットがシートレールに干渉して入らず一瞬焦りました。幸いなことに別作業で購入してあったコンビネーションレンチを使う事で無事外す事ができました。
5
プラクリップとシートベルトアンカーボルトを外せば、後は嵌め込み式のプラクリップで固定されているだけなので、上方向に少し力を加えればサイドシル内装は簡単に外すことができます。
6
運転席足元の内装も外します。アクセル奥のプラスチックボルトを外せば、あとは嵌め込み式のプラスチッククリップ固定だけなので、ボンネットロック解除用のレバーを避けつつ手前(運転席側から見ると水平の左方向)に引っ張ると簡単に外れます。
ケーブル類は、クラッチやアクセル操作の際に万が一引っかかったりすると非常に危険なので、念のためフロア部分のカーペット内張の下を通すことにしました。フロアの内張は、クラッチやブレーキ部分奥のプラクリップを外すとペロンと端をめくる事ができるので、その裏を通して元に戻し、そのまま運転席足元〜サイドシル内〜運転席後ろ内装内側を経由する形にしてケーブル自体を完全に外から見えない様に設置しました。
7
ケーブルをサイドシル内側に通したら、運転席後ろの内装カーペット裏側に配線を一旦全て引き込みします。
運転席後ろのカーペット状の内装等の取り外しについては、別途室内防音作業時の整備手帳に手順等をアップしていますが、今回はガッツリ剥がす必要が無かったので省略します。
カーペットを少し捲ると、写真の位置にエンジンルームから配線が通っているゴムキャップがあるので、フロントボンネット部分と同様に一旦取り外した上でケーブルをエンジンルームに引き込みして、ゴムキャップを無理やりはめ込んで元に戻しました。
こちらも後日最低限の防水処理はしておこうと思います。
8
エンジンルームに無事ケーブルを引き込むことができたので、ターミナルにボルト固定をして、最後にバッテリーマイナス端子に接続すれば完成です。
諸先輩方のパーツレビューを拝見すると、ケーブルが長すぎて1メートル近く余ったとの情報も有ったので、余った部分は運転席後ろのカーペット部分内側に押し込む予定で作業を進めましたが、結果として私の装着方法の場合だとケーブルが余ったりする事は無く、むしろ結構ギリギリな状態(ある意味ジャスト)でした。
メーカーさんサイドでも、みんカラ等のユーザー情報を収集して改良を加えられているのかもしれません。
効果については燃費等も含めこれから要検証ですが、バッ直作業を終えて近所を試走した限りでは、正直なところはっきりと体感できる程の変化等は感じられませんでした。
ただ自身の愛車は距離が全然伸びておらずバッテリーが弱り気味だった事もあろうかと思われますが、始動時のエンジンのかかり具合については確実に早くなったと感じられました。
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