はやぶさ回収隊に参加された学芸員の飯山さんの報告会を見るため大阪市立科学館へ行ってきました。
飯山さんは普段はプラネタリウム解説をしているそうなのですが、流星が専門らしく、はやぶさの帰還では再突入の光学観測を担当されたそうです。
報告会の前半は普通のプラネタリウムで大阪の夜の空の解説からはじまり、オーストラリアの空に移動。
南十字とかマゼラン星雲とか南天の空の解説を一通りした後、カプセル回収時に実際に撮影した写真を投影してくれました。
魚眼レンズで撮影した全天の写真を360度、空一杯に投影された姿はもう圧巻でした。
今時のプラネタリウムはこんな事ができるんですね。
本物以上の本物の星空に感動しました。
プラネタリウムは肉眼で見た星空を再現するものですが、写真は肉眼よりよく写るのです。
リアルを超えた星空に流星になった「はやぶさ」が写っているんです。
そこに望遠で撮影した「はやぶさ」の再突入シーンの動画が投影されました。
まるで自分もはやぶさの帰還を目撃しているような感覚になりました。
現場の音声もその時の興奮を伝えてきましたが、
他の観測スタッフと連携するためにあえて沢山しゃべったのだとか。
たいへん貴重な体験が出来ました。
(説明が下手で申し訳ない)
以下、当日の私の足取り
プラネタリウムの特別ということで、上映土日の2日間に各1回のみ300人限定。
前日の情報ではチケットはすぐに売り切れたらしいので、早めに出かけました。
科学館の窓口オープンの1時間前、8時半に着いたにもかかわらずすでに長蛇の列。
係りの人いわく微妙かもって事でしたがめげずに並びました。
となりに並んでたおばちゃんと話したりして時間を過ごす。
上京しているおばちゃんの息子さんは宇宙用のロボットアームを開発しているそうで、
内孫におじちゃんの仕事を教えたいんでチケット取りたいんだとか。
窓口にあるモニターに表示される残席数を気にしながら順番を待つ。
残り十数席になったあたりでチケットゲット出来ました。ギリギリでした。
目的の上映は16時なので、一般上映のプラネタリウムも見ておきました。
今回のテーマはブラックホール。なかなか面白かったです。
まだまだ時間があったんですが、他の上映は完売になってました。
「HAYABUSA RETURN TO THE EARTH」も当然SOLD OUT。
4月に見に来た時はガラガラだったのに・・・
上映期間延長になってるみたいなんで是非どうぞ。おもしろいですよ。
それじゃあと、I MAX 3Dの「ハッブル宇宙望遠鏡」を見に天保山に移動。
去年のスペースシャトルでの最後の改修ミッションを中心にした映像でこれがまた面白かったです。
改修と言ってもユニット交換なのかと思ってましたが、マザーボードみたいな基板を宇宙空間で抜き差しするとはちょっとビックリ。
それでもってまだ時間があったので、はやぶさのプラモデルを探しにうろつきましが、
結局どこも売り切れで入手出来ず。
そんな事している間にいい時間になったので科学館に戻りました。
Posted at 2010/06/28 03:15:42 | |
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宇宙 | 日記