岸和田だんじり祭②
投稿日 : 2010年09月25日
1
昼休みの堺町のだんじり。
約4トンのだんじりを300~500人程度で曳きます。
方向転換は正面の2本の前梃子で前輪を制御して、後梃子に付いている綱(どんす)を外側に引っ張って旋回させます。
前方にいる曳き手と前梃子・後梃子の呼吸が合わないと上手くやり回すことができません。
呼吸が合わない時が、よく映像で見るクラッシュ場面や横倒し場面に繋がります。実際にはそれ程見たことはありません。
特定のポイントに陣取って、各町のやり回しを比較すると面白いですね。
2
この見事な彫物をご覧下さい。
欅の木目を活かした美しい仕上げ。
堺町は正面の土呂幕(どろまく)や背面の見送りに楠木公父子の別れ、大阪夏の陣の様子が彫られています。
大工と彫物師の精緻を極めた技の数々を見ることができます。
3
堺町の午後の曳行開始。
組長が気合いを入れています。
この猛暑の中、5時まで曳き続けます。
我々は堺町会館前の最前列に陣取り、S字カーブのやり回し見物。
映像はブログの方でご覧下さい。
4台のだんじりの通過を見学。
4
下野町のやり回し。
前梃子の仕事ぶりや、屋根の上の大工方が後方の後梃子に合図を送って外側に引っ張るタイミングを伝えている様子がよく分かります。
チームプレイが鍵ですね。
手前に下野町の人がいるのは、後梃子が勢い余って外に飛び出してしまうのを受け止める役割です。
5
紀州街道のもう一つのS字カーブ。
ここも見物ポイントですね。
電柱は衝突しても大丈夫なように巻かれています。
この先のお店にだんじりが突っ込むシーンを見たことがある人もいるでしょう。
6
2日間で55万人の観光客が訪れたらしい。
午後2時を過ぎると、カンカン場周辺は人が溢れて身動きが取れなくなりました。通り一本渡るのに一苦労。イライラした人々が口喧嘩を始めました。
暑さも尋常では無く、熱中症で60人以上が運ばれたらしいです。
何故か消防車も疾走。火事発生か。
7
人混みに疲れて、またしても出店巡り。
この「ひよこつり」に息子は魅かれる。
釣り針の先にうどんが付いており、ひよこを釣り上げて無事キャッチしたらもらえるのですが、3回やっても上手くいきませんでした。
来年またリベンジすると言ってます。
ヨシヨシ。。。
4時過ぎ、岸和田を後にして難波に戻りました。
来年も必ず戻ってきます。今度は1泊2日でね。
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