-プチ高級化その⑰- キーレスエントリー(集中ドアロック?)をつけよう!:前編
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殆どの初期型k11マーチにはキーレスエントリーというものがついていません。無論うちのビュートにもそんな近未来の機能は備わっていない訳ですが、友達を乗せてドライブに出かけた時に、車を止めた後、先にみんなに降りてもらってから自分が全部のドアのロックを手動でカチカチやって閉め、さらに自分が降りて運転席ドアの鍵を閉める...というのは何度やっても切ないです。
高級車でなくとも、最近では車の必須条件の一つになりつつあるキーレスエントリー。今日は参考になるHPもあまり無い中で、ぶっつけでキーレスの取り付けをやってみたいと思います。えぇ、人にやってもらうと3万円以上かかりますのでセルフですとも( ゚Д゚)
さて、先ずは集中ドアロックのキットを買ってきましょう。今回選んだのは『ジャックナイフ4ドアキーレスエントリー集中ドアロックキット』として5000\ちょいでYオクに流れているものです。日本のちゃんとしたメーカーの製品を選びたかったのですが、ググっても大体が1万円近くして予算オーバーです(ちなみに今回の予算は全体で8000\)。
これはパッケージに英語がいっぱい書いてある海外の製品です。けれども、今ならアンサーバック用のホーンとブランクキーも無料でついてくる上に、日本語の説明書もちゃんと出品者様が作ってくれているということ、さらに出品者様のアフターサービスの評価が鬼のように良かったために購入を決断しました。
内容物は、リモコンとキーレス本体、配線済みのハーネスセット、ドアロックモーターにホーン、ステーとビスとロッド、それから取説です。
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さて、運転席からいきましょう。内張りを視覚効果で室内広々その②に従って剥がしていきます。更に今回はドアの最深部をいじるので、ブチルテープと一緒にビニールも剥がしてしまいます。
モーターを取り付ける位置を考えます。以前みんカラを巡回していた時に、ばろんさんが同じくキーレスの取り付けをうpしてらっしゃるのを発見し、色々自分なりにも写真で研究してみたのですが、うちに届いたモーターはかなり大きく、狭いドアの中のスペースにはよくよく考えないとつきそうにありません。
モーターは凄いパワーで先端部が前後するもので、これにロッドをつけて、ドアにもともとついているドアロックのバーと結合させてやることで、モーターの動きに従ってロックが連動する、というシステムになっています。
写真青字のところ、つまりバーの後ろのドアオープナーの右っ側に設置するとすると、モーターが邪魔して窓を下ろせなくなります。
写真黄字のところ、つまりドアの右端に設置するとすると、後ろにあるなんか変な金具に当たってしまい、上手くいきません。
これはばろんさんのように、下の方に設置するしか無さそうです。
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さっき邪魔だったアームレストを固定するビス穴がついているステーを外して中を見やすくしました。
上のほうにあるピンクのプラスチックが二つついている金具がロックのバーの力の方向を90度変えて、右下のバーの上下の運動でロックが開閉するようにしているわけですね。
モーターは御覧の通り、下の方に収納することにしました。ビスが3つついている金色の金具が既存のバーとモーターにつけたロッドを固定する役割を果たします。この金具は4つ付属しているのですが、一つに不具合があって今新しいのを送ってもらっているところです。作業が複雑であること以外にも、こいつが届かない限り最後のドアが完成しないという理由があって、今回は前後編に分かれている訳です☆雨が上がったら後編ですね♪
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お次はモーターをドアに固定します。付属のステーはモーターがこの位置にくると使う必要はありません。単純に鉄板の向こうのモーターのビス穴のありそうなところを心眼で見つけ出し、ドリルで4mmの穴を開けていくだけです。
ドリルですが、作業にかかる前にコーナンに借りに行こうとしていたところ、事情を知った親父が快く貸してくれました。さすが電気屋、何でも持ってますw
先ほど金具を突き抜けて伸びていたロッドはディスクグラインダーで適当な長さに切断しました。初めに用意されたセットでは何事も思うようにいかないものですね。
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モーター取り付け完了です。微妙に斜めってますが、この程度であればモーターの超絶パワーでロッドは動いてくれます。
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内側から撮ってみました。おぉ、分かりやすく写ってますね☆ロッドとモーターの先端は非常に単純に、通すだけという構造で接続されています。あとモーターの稼動部のゴムが壁に当たってますが...ドンマイで。破けるかもしれませんが自覚症状が出るのは相当先でしょうし、モーター一個600円くらい安いものです。
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では配線です!一番最初にやることはバッテリーの-端子を外すこと!
モーターの配線とキーレスのメインモジュールからの配線はモーターの近くでギボシするようにできていますので、まずは本体からの配線をドアの中に入れてあげなければいけません。しかし...
ダッシュボードの横からドアにオーディオ配線とかを送っている既存の穴を通すのがひっっっじょうに面倒くさそうだったので、当分は足元からドアの内張りの後ろっ側へ隠さないで入れておくことにしました。これはいずれダッシュボードを外したときにちゃんと作業してあげることにします。どうせ足元の配線隠しのパネルをつけてしまえば分かりませんし(σ ̄ー ̄)σニヤリ
余談です。取説に『ドアロックモーターがロッドを引けばアンロックになるように設定してあるので、挙動が逆になる時はアース以外の配線をあべこべにつなぎやがれ』という旨の記述があったので、以上の作業を見て分かるように、自分はロッドを引くとロックが閉まるようにモーターを設置したものですから、当然説明書の記載通り配線の色を逆にして繋げました。
ところが!試運転してみた際に閉めるボタンを押すとロックが開いてしまうではありませんか!なんともはや...配線を繋ぎなおすのに15分かかりましたwということで、同じ目に会われた方、お待ちしております笑
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さて、助手席側のドアも同じように作業したらメインモジュールを取り付けましょう。
自分はヒューズボックスの横のこの位置に両面テープで取り付けました。ハンドル下の空間でも良かったのですが、配線がモロ見えでかっこわるいことと、後ろにあるキー差込の警報ブザーが邪魔をしそうだったのでこっちに取り付けました。
電源は一番近いヒューズ電源です。常時のどれでもいいので、15Aのヒューズがついているフォグからエーモンのヒューズ電源取り出しキットで拝借しました。
このキーレスセット、でかい車にも対応させるために、配線が長めにとってあってマーチではすんごい邪魔です。写真で見えている灰色のテープで結束してある配線は全て今回は使いません。アクセル踏むときこれ足に当たって気持ち悪いんだよなぁ...切ろっと。
あぁ!もう8枚目!次回はリア側の作業とアンサーバックの配線をうpしようと思います!
忘れないための改造費用
...も、次回まとめて!
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