プレリュードをカロッツェリアのデッキとスピーカーでサウンドアップ♪その3
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
運転席側ツイーターの設置状況です。
80年代90年代のクルマには、セパレートツイーターは稀だったとお伝えしました。このクルマもツイーターレスですので、設置場所を新たに設けなくてはなりません。
そうなると穏やかにダッシュボード上か、高さが稼げるAピラーの二択になってきます。いずれにしても純正の状態から変化しますので、付けてます感はでてしまうんですが、前方視界に入りにくいのはAピラーの影(手前)に隠れてしまう後者のほうです。
今回は、写真のようにピラー設置方法でいきました。
ツイーターの向きはドライバーに向けたいとのご意向でしたので、真後ろよりも、少し内側かつ上方に向けてあります。
2
こちらは助手席側の設置状況です。
前述の通り、ドライバーに向けて取り付ける方針ですので、左右対称にはなっていません。ツイーターの眼差し?がドライバーの方を向いてるのがわかると思います。
こういう角度を見出すために、台座との位置関係を180度反転させて固定しています。
ツイーターの向きについては、これは完全に好みで正解のない世界ですが、自分に向けたいとお考えになる方は少なくありません。
ただ、こういった設置の場合は助手席を無視した仕様になってしまうので、特段のご指定が無い限り、左右対称をデフォルトとしてご案内しております。
3
今回取り付けたヘッドユニットDEH-P01への外部入力用USBケーブルです。
デッキ下に取り付けた1DIN型ポケットの奥から引き出してきました。
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最後はドライビングユーティリティーとして不可欠のドラレコです。
相手のある事故での過失割合を決める際の論拠を確保する手段として、本格的な普及期に入ってきた感があります。
考え方によっては、節度ある運転を心がけれてれば大丈夫。とか、相手のカメラにも事実が収められているだろうし、と、先送りする理由はいくつでもあるのですが、先日、冤罪を回避するためのツールとしての重要性を示唆する記事を目にし、少し戦慄を覚えました。
記事はコチラなのですが、いわゆる「当たり屋」対策です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e194e2a32ed7761d5241acd763116eeffc84ed09
動画を見る限り、「どっこらしょ」とばかりに、誰がとう見ても当たりに来ているのですが、「映像がない場合には、交通弱者を保護するという思想が根本にあるので。歩行者側の過失は少なく見積もられて、おそらく自動車側がぶつかったと判断される。」(交通事故鑑定人談)そうです。リンク先の動画が伝える実態と考え合わせると、この文明は高度化しているのか、逆に幼稚化しているのか、ほんとにバカバカしくて付き合っていられない感じがしますが、こんな規範で判断されるのであれば、それはそれで悔しすぎます。それなりに準備を整える必要性はありますね。
これから景気の悪化や移民の流入等を原因とする治安の悪化を予想する向きは少なくないようですし、新興脅威である「言いがかり系」に対する、最低限の備えはしといたほうが良さそうですね。明日から24時間アクションカメラを頭(の前後)につけて生活しようと思います。
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今回はホンダの名車プレリュードのサウンドアップ事例をご紹介しました。
ヒストリックカーの楽しみ方は、ガチガチに純正状態を維持するスタイルと、適度に時代の空気を入れるスタイルに二分されると思います。
一昔前、「エンスー」なんて呼び方が新鮮だったころは、圧倒的に前者が主流だったように思いますが、今はもっと洗練されたんでしょうか、オリジナルのエッセンス・テイストを最大限に尊重しながらも、時代に応じた使い勝手や、安全面を十分な水準にまで高める手の入れ方が主流になってきたように思います。
このクルマの場合、センターコンソールにはきれいな2DINスペースがあります。1DINのカセットデッキ+ポケットが標準形だったようですが、オプションでCDプレイヤー(+CDチェンジャー)も選べたようです。
やっぱりナビがないと。とお考えの場合は、お好きなデザインの2DINナビを入れられますし、今回の事例のようにデッキの雰囲気が残したければ、DEH-970なり、DEH-970なりの1DINデッキとポケットという選択ができます。
むしろ、きちんとやりたいなら、手をかけるべきはスピーカー周りですね。
本文で詳述しましたように、フロントスピーカーは3本ネジ止めで、窮屈なカップ入りと独特な造りをしています。当然ながらポン付け交換はできませんので、加工が前提になるわけですが、「オリジナルスピーカーバッフル制作」のカット内の(1)でご説明した工法、あるいはそれに準じて、ドアトリムになんとかしてスピーカーを取り付けるところで完成にしてしまうケースは少なくないようです。(鳴るには鳴りますので)
内装にスピーカーを取り付ける(ぶらさげる)取り付け方は今も存在しますので、それ自体は尊重しますが、このクルマのように、もうひと手間で頑強なインナーパネルに締結できるような条件であれば、そこはキチッとやっておきたいところです。
ツイーターの追加は、確実に見た目が変わるポイントですので、お考え次第ですね。
ホンダ車は若々しさ・明るさが信条だと思いますので、ガチガチのオリジナル原理主義にこだわらず、時代に合わせて形を変える柔軟性を許容できる空気があると思います。
そう仮定したとして、常識的で平和な雰囲気を重視するならオンダッシュでいいでしょうし、機能性を優先させて、すこしエッジを立てた雰囲気を出すならピラー取り付けもありです。また、後者をインテリアに溶け込ませたい場合は、深めに埋め込んでレザー張りで仕上げるのもありでしょう。
また、音質も求めたいけど、オリジナル外観を維持する楽しみを優先したいとなれば、ドアスピーカーをコアキシャル(同軸)スピーカーにするという手もあります。
オーナーさまのご希望とご予算に応じて、柔軟にプランさせていただきます。
どうぞお気軽にお問い合わせください♪♪
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