目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
各種学習の要領を記載しておきます。
OBD2対応のほとんどの車種が同要領だと思います。
大体ですが2000年式くらいからですかね。
センサやECMコネクタを外した時は実施せよ、とのことで、
自分にはあんまり関係ないなーと思われるかもしれませんが、
経験上、
BATT外してもやり直しになる
っと思いますので、意外と身近な話かもしれませんです。
2
まずはAPS学習です。
1. アクセルペダルが全閉位置であることを確認する。
2. キースイッチをON にして、2 秒間以上待つ。
3. キースイッチをOFF にして、10 秒間以上待つ。
4. ステップ2 と3 を3 回繰り返す。
3
次にTPS学習ですが、
これはAPS学習を実施していればおのずと終わっています。
1. アクセルペダルが全閉位置であることを確認する。
2. キースイッチをON にする。
3. キースイッチをOFF にして、10 秒間以上待つ。
この間にスロットルが自動的に動くかどうか、作動音を聴いて確認する。
4
アイドル吸入空気量学習、急速TAS学習です。
以下の点に注意です。
以下の条件のいずれかが少しでも外れると、学習を中止する。
• バッテリ電圧:12.9V 以上(アイドリング時)
• 水温:70 - 95°C
• 吸気温:60°C 以下
• パーク/ ニュートラルポジションスイッチ:ON
• 電気負荷スイッチ:OFF
(エアコン、ヘッドランプ、リヤデフォッガ)
• ステアリングホイール:ニュートラル(直進状態)
• 車速:0km/h
• トランスミッション:A/T またはCVT フルード60°C 以上(エンジン暖機後、約10 分間走行する。)
5
アイドル吸入空気量学習モードへの入れ方です。
参考: • 時計を使って時間を正確にカウントすること。
• アクセルペダルポジションセンサの回路が故障している場合は、診断モードを切り換えることができない。
1. 「アクセルペダル全閉位置学習」 を実施する。
2. 「スロットル全閉位置学習」 を実施する。
3. エンジンを始動して、冷却水温が適温になるまで暖機する。
4. 「作業前の準備」に挙げている全項目を満たしていることを確認する。
5. キースイッチをOFF にして、10 秒間以上待つ。
6. アクセルペダルが全閉位置であることを確認し、キースイッチをON にして3 秒間待つ。
7. アクセルペダル全開、全閉を、5 秒以内に素早く5 回くり返す。
8. 7 秒間待ってからアクセルペダルを完全に踏み込み、MIL が点滅を止めて点灯するまで約20 秒間その状態を保持
する。
9. MIL が点灯してから3 秒以内に、アクセルペダルを全閉する。
10. エンジンを始動して、アイドル回転させる。
11. 約20 秒間待つ。
12. エンジンを2、3 回空吹かしさせて、アイドル回転数と点火時期が基準値内にあることを確認する。
6
ここからは個人的な覚書。
・そもそも冷間時だと自己診断モードにすら入らない
・アクセルペタペタ5回後の7秒waitは、
図的には最後にアクセルを離してから7秒後に見えるが、
IgnONから15秒後にアクセル全開でOKっぽい
・時間が重要とかって書いてあるけど
慣れるとストップウォッチなくても感覚でイケる。
どの程度かわからないけれど、意外とアヴァウトそう。
7
上記学習をやらないとどうなるか。
感覚的な部分もありますが
・アイドリング高め
・燃費の低下
・ノッキングの発生
・ゼロ発進がスムースでない
簡単なので、気になったらやるって感じでもよいかと思います。
[PR]Yahoo!ショッピング
関連整備ピックアップ
関連リンク