ボディー塗装の予行演習　その2

昨日、失敗したリフティング（関連URL参照）は、朝から磨いて、そぎ落としサフも離して塗布する長距離砲+極薄重ね塗りがうまくいって、リフティングしなかったので、ペーパで平滑仕上げを行いました。２トーンカラーなのとマスキングテープが邪魔だったので一度マスキングテープ剥がして、段差を落とします。メタリック部を塗装するときの事を考えて。

今回用意したのは、関西ペイントのウレタン塗料「レタンPG80」
2液性の塗料で、ご愛用品です。
今時、通販で購入できて、手に入りやすくカラー№を報せると調色もしてくれるので楽ですが、当然原色のみでの出荷になります。
定番のホルツとか99工房のスプレー缶も同じことですけど。
現車あわせしたい場合は、車両持込できる近所の板金屋さんにお願いするしかありませんが塗料だけお願いすると、かなり嫌な顔されるので・・・。

三菱のP85（ソリッドレッド）は隠ぺい度が悪く、「下塗り仕様」らしいので下塗り用塗料も購入しました。赤色だったので彩度が高い為、白のプラサフを使用し直で吹こうと思っていましたが、基本に忠実に下塗りします。ちょっと薄めにシンナーを多めに入れて、硬化剤と塗料を攪拌。

サフを吹く前にも使用しましたが、今はこんないいものが売ってるんですね。今まではシリコンリムーバをウエスに含ませて拭き取り、シリコンオフしていましたが、拭いたあとウエスの繊維が残ってしまうので、エアブローとか、バーナーを軽く当ててフレーム処理とかしていましたが、コレは不繊毛？なので、繊維が残りませんでした。

使うガンはイワタ製。最後に使ったのは・・・EP82でロールケージ組む為、メルシート剥がした後に内装を塗装したとき以来。かなりのご無沙汰。

先ずは捨て吹きから入り、時間を置いて下地が見えなくなるまで吹きました。

缶を開けて、「もともとの色って、こんなに鮮やかだったんだ～」って思っちゃいました。赤色の車は、赤のまま乗り続けるのって大変ですよね。
結構、ワックス掛けとか洗車をしてますけど、コレを見ると、ちょっとがっかり。確かに日の当たらないドアヒンジ部分とかは、こんな色ですし・・・
本色は、下塗りよりややシンナーの量を少なくして濃い目で調整し硬化剤を投入。

下塗りの時もそうですが、モール部とか、細部を先に吹いてから、平面を吹きます。タレが一番怖いので。この後に、ペーパーを当てて表面を慣らして、コンパウンド仕上げするので一応、3度吹きする予定です。現在2度吹き目。そこそこ艶も出て自分の車でもないのでそのままでもいいような気もしますが、ペーパー当てないと、映りこむ景色がうねうねして見えるので、リハビリも兼ねて。
でも、予行演習と言いながらも、あまりにもオリジナルの塗装面が劣化しているので、エボの塗装はかなり先送りになりそうです。
塗料は1㌔程購入済みで、現状使用したのは100㌘程。
塗料とシンナーを50：50で薄めて使いましたが半分くらい残りました。
フェンダー1枚なら3度塗りでも50㌘で足りそうです。
ちまちま赤色の箇所を部分塗装して、最終的に全塗装しようかと思案中・・・ちなみに塗装は我流なので、あまり参考にならないと思いますよ？

11/21追記
その後へ続く・・・