2014年03月13日
脱・煙
先週、1ヶ月間の禁煙活動に終止符をうった。
結果は『イイね』に挙げた通り、禁煙成功というか離煙できた。
ここ半年ぐらいだろうか。煙草を吸っていると気管支というか肺の付け根というか、胸がガサガサしたような荒れた感じがしていて、喫煙行為がしんどいと感じるときがあった。
4月からは消費税増税とともに煙草の値上げ。ほぼ税金の塊のような煙草に火をつけて燃やし、最後は灰にしているのである。
何も体に害のあるものをお金を灰にしてまで続けることはないかな、と思いつき、人生二度目の禁煙生活を始めた。
一度目の禁煙は10年以上前のこと。
その頃は地元では有名な企業の受付嬢をしていたので、煙草臭い受付嬢なんていただけないな。。。と思い禁煙。
有名な禁煙本『禁煙セラピー』を読んで見事禁煙成功!その後、復煙しているので、実際は禁煙失敗となる。
心理的方法の禁煙セラピーは単純な私には効果絶大www
本を読んでいる間は煙草を吸ってよいというのが基本であったが、本を読みきった2、3日であっさりと禁煙ができた。
その後は妊娠、出産、母乳育児なんかもやっちゃったりなんかして、禁煙しておいてよかったと思える日々を過ごしていた。子供が1歳半になり、家計を支えるために社会復帰し、今の会社に就職して1年後、にはあっさり復煙wwwww
かれこれ5年ほど復煙生活を堪能し、今回の禁煙チャレンジになったのである。
さすがに禁煙も2度目となると、『禁煙セラピー』の内容では全くもって効果ナシ。
本を読み終えるまで煙草を吸ってよいという基本に則り、というかそこに胡坐をかき、片手には本を、もう片手には煙草。
『そうそう、そうなんだよね~』と、本の内容(煙草の無益さ)には死ぬほど共感できているくせに、内容を理解しすぎているせいで、一向に煙草を断ち切ることがでなかった。
数年前に禁煙に成功した私のダンナは『離煙パイプ』という物理的方法で禁煙をしていたのを思い出した。
ダンナに聞くと、そのときのパイプは綺麗に洗って残してあるというので、早速ひっぱりだしてきてもらって私も1ヶ月間の禁煙活動にチャレンジしたのである。
1日目から31日目まで、毎日その日(何日目か数字が書いてある)のフィルターパイプを付けて喫煙するのである。
*当然ではあるが、数日前の装着パイプの過去を振り返り、懐かしむことは厳禁であるwww
長さ3、4センチはあるパイプなので、最初の違和感といったら笑えるほどである。
100Sのタバコより長いし、パイプの重さもあるので、指に挟んだときのバランスが悪いのなんのってwww
普段から運転中の喫煙はほとんどないが、このパイプのおかげで運転中の喫煙とはおさらばw
初日は味や吸い込む煙の量は特に何も感じなかったが、20日あたりから、パイプの横に開けられている煙を軽減するためのピアス程度の穴が大きくなって空気が漏れているのがはっきりと分かるようになっていった。
20日を過ぎると、思い切り吸い込んでも煙があまり入ってこない。煙草を挟む指で空気漏れの穴を塞げば煙は入るが、さすがに20日かけてジリジリと減らしたニコチンとタールがかなりキツイと感じるようになっているので、半分以上の煙は口で吹かす程度にしか吸い込めなくなっていた。
毎日使ったパイプを洗っていたのだが、日に日にその臭いがとんでもない悪臭だと思うようになり、洗った後の自分の指先が黄色く染まっているのも、多少なり嫌悪感を覚えていった。
こりゃイケるかも?
と思った最後の10日間は2月の月末から、怒涛の3月年度末突入で仕事の忙しさもハンパない状態。
仕事中に煙草を吸うヒマがなかったことも手伝って、最終的に禁煙という栄光のゴールに到達したのである。
家で起きている間に吸える本数はだいたい5本程度で、これはずっと変化はなかったし、無理に減らそうとか我慢しようとかいう意識はなかったです。
前に禁煙したときもそうだったが、周りから禁煙してエライねとか、健康志向になったねとか、言われると「う~む。。。」と思った。今回もそうである。
節約できるね、と言われたほうが頷く角度は深いかもしれないけどwww
禁煙できたからといって、今吸ってる人に禁煙を強要することはないし、はなから吸ってない人に煙草なんて止めて当然!的な、これでクリーンな人間の仲間に入っていいよ、みたいな連帯感を感じたくもない。
だって、肺も歯の裏側もヤニで真っ黒だものwwwww
そんな清潔好きな人間の輪にはいられないwww
私の場合、煙草を好きで吸ってて、なんとなく相性が合わなくなったから止めただけのこと。
煙草を美味い不味いと感じる瞬間や、銘柄の味や香りの違いとか、ほんの少し前に自分が愛煙家だった事実を否定したりごまかすつもりはない。
ゴールデンバットの両切り煙草が上手く吸えなくて口の中に葉っぱが入ってくるけど、あの煙草は美味かったし、ショートホープ・ライトのスライドする箱の裏に弓矢を引く公家だかお侍さんだかのイラストがあって、箱によってその弓矢の角度が違うとかいう小ネタがあったり。
ショートホープも香ばしくて美味かったな~。ピースは香りが苦手で吸えなかったけど。
若い頃は好きな男の子の吸ってる煙草に合わせたりしたこともあったww
『女のくせに煙草なんか吸いやがって』と1ミリ煙草を吸うおっさんよりも、遥かに濃厚なセブンスターをおっさんらしく煙草を吸い、『本当に美味そうに煙草吸いやがるな』と妙なほめ言葉をいただいたこともあった。
それだけ私にとって煙草が格好のための小道具ではなく、嗜好品として馴染んでいたということである。
ここしばらくは100円ライターだったけど、独身時代はZippoでなく、マーヴェラスを愛用。
あのライター、どこいったんだろう?もう使うことはないからいいけどさw
もしかすると、あと何十年か経って、70か80歳ぐらいになって、
「ババァのくせに煙草吸って寿命縮めてんじゃないよ!」
って息子か孫に怒られてるかもしれないwww
けど、今は二度目の禁煙に成功したとしておいてくださいませ~♪
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Posted at
2014/03/13 13:07:04
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