2009年06月25日
解析業務への道(つづき)
なんだかんだ、
活動目的やら方針やらでゴタゴタしたけど、
ようやく前に進んで行けそうだ。
未だに端末とソフトとライセンスが揃わないから
具体的に何も進んでないけど…
NXでの解析業務、それもソリッド要素での解析を確立しなくてはならん。
それまではCATIAの解析で何処までやれるか見ながら進めなくては…
世間では設計者解析と呼ばれるように、設計段階で簡易的に強度を見るのが当たり前のようになってる。
ソフト側も簡単な条件設定で応力がみれるように対応しだしているね。
CATIAに触れる機会が多いので、
3年くらい前にも応力計算させて部品の強度を確認してたけど、ものすごく簡単に、よく見掛ける色のついたメッシュ上の画面が出せたよ。
今思うと、これミーゼス応力って言うんだね。
いろんな方向と大きさで複雑に加わる応力を一つの単位で表して、評価しやすくした画期的な表現なんだって。
変換式みると、けっこう綺麗な式みたい(笑)
確かに綺麗だったよ(笑)
こんな昔からCADで簡単に解析が出来るのに、
何でなかなか浸透しないのかって思うよね。
まぁ今では広まってきているみたいだけど。
ソフト自体の解析精度もあるけど、
むしろ解析結果の見方が、
設計者じゃ分かりきってないのが一番みたい。
まぁ解析担当者ですら、
会社として歴史が浅い場合は判断しきれないのも事実。
当の私も分からんです…
ポイントは、荷重を掛けた時の、部品を細かく区切ったメッシュ(とりあえずこう呼ばせてくださいな)を注目したときに、正しい方向に変形しているかどうか。
これが間違っていると、
応力値がどうこう言う前に正しい評価が出来ないらしい。
だけど、正しい変形かどうかなんてどうしたら分かるのか??
そこ普通に突っ込み入れたくなるよね。
大学で材料力学を学んだけど、だいぶ記憶も…年だね…
構造の疲労や破壊を予測するプロは、その対象の力線を読む。っていうけど、慣れないと実務レベルとして使えないよね。
俗に言うベテランの勘とはこの事か。
話を戻すと、
設計者で出来る解析を設計者にと言うと、そんな工数ない!という。
そんな設計者には、あなたは一体何を設計してるんだい?って言いたくなるけど、我慢我慢。
解析専任者がやるべき領域と目的、工数から、その有効性を提示しなくては。
あとは具体的にソフトの使い方を覚えなくては!
早く端末とソフト準備されないかな…。
ところで、というかそもそも、どんな営業したら、目的も必要性も理解されないまま受注出来るんだ??
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Posted at
2009/06/25 20:16:24
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