■ラジオのノイズ対策
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
2014年11月にGTウイングを装着したタイミングでルーフアンテナを撤去しました。
ただ、撤去しただけではラジオが受信出来なくなるため、アンテナベースごとダッシュボードのエアバッグ跡地に移設しました。
この状態で〝昼間〟に関しては問題なくFM電波を受信しておりました。
ちなみにAMはサッパリで昼夜問わず受信できません。
〝夜間〟は残念ながらラジオを聴くことができません。
原因はすれ違い前照灯に使用している海外製のLEDバルブからノイズを発しているからです。
定番のトラブルですね。
エアバッグ跡地にインストールするため、社外のショートアンテナを装着しておりますが、コイツも悪影響を及ぼしているかもしれませんね。
軽い気持ちで対策を始めましたが、完全に沼にハマりました。
その様子を書き綴ります。
2
ラジオのノイズ対策についてネットで調べたところ、ノイズ発生源とラジオ(デッキ)の距離を遠ざけるのが効果的という情報を得たのでアンテナを既存の位置からお引越しすることに。
ガラスフィルムアンテナへの交換も候補に上がりましたが、
★ダッシュボード→フロントガラスへのアンテナ移設では十分な効果を見込めない可能性がある
★純正アンテナベースにはブースターが内蔵されており、これを外してしまうと更なる受信感度低下を招いてしまう恐れがある
等の理由で純正アンテナベースは残す事にしました。
『アンテナをルーフに戻せば?』
『LEDバルブ外せば?』
そんな突っ込みは入れないでくださいね。
室内アンテナ化&LEDヘッドライトバルブで快適にラジオを聴けるようにする事が今回の目的ですので。。
(バルブは消耗品のため、壊れたらノイズ対策品を探します)
3
アルテッツァのアンテナベース底面です。
M6のスタッドボルト2本をルーフパネルに固定する仕組みとなっており、このスタッドボルトがボディアースの役割りも担っているようです。
★デッキとの位置関係
★なるべくルーフに近い場所
★加工無しでしっかりとボディアースが取れる既存ネジ穴
この辺りを念頭に引越し先を絞り込みました。
アングルステーの塗装を削り落としアース不良対策(導通)もバッチリです。
さて、選んだ場所は・・・
4
後部座席アシストグリップ跡地です!
そびえ立つアンテナ
いきり勃つイチモツ
結果、都心を走行中の受信感度は飛躍的に向上しました。
ヘッドライト点灯中もFMが聴けます。
これで解決かと気分上々で運転していました。
しかし、練馬区を過ぎた辺りから徐々に雑音が乗るようになり、埼玉県和光市に入る頃には『ザーッ』という音で何も聞こえなくなりました。
まるでオーナー同様、埼玉県民になる事を拒んでいるかのようです。
もう諦めろ!キミも私も埼玉県民なのだから・・・
5
再びネットを徘徊していると積層セラミックコンデンサーなるものを発見。
ノイズ除去に効果を発揮するようです。
数日後、秋葉原へ買いに行きました。
コイツをヘッドライトバルブのカプラーへ挿入します。
(無極性ですので±は関係ありません)
さて、ラジオ&ライト点灯
→効果はイマイチで殆ど変わらずでした。
んー。セラミックコンデンサー自体は安かったので、あまり落ち込まないようにしましょう。
6
気を取り直してアンテナを交換してみることに。
QNC21 bB 純正アンテナベースをポチりました。
税込980円!別途送料900円!!
余談ですがアルテッツァの純正アンテナベースは新品だと、とんでもない値段しますよね。
設置方法の自由度が高そうという理由から可倒式アンテナを選択しました。
このチョンマゲに期待しましょう。
そして、チョンマゲの設置場所は・・・
7
後部座席シートベルト跡地です。
(跡地ばかりですいません)
ルーフ際よりもガラス際に設置した方が受信感度も上がるかと思いまして。。
もはやココの真上が純正のアンテナベース取り付け位置だというオチですわ(笑)
リアシートとトランクの隔壁にちょうど良さげな穴が空いておりましたのでリーマと棒ヤスリで穴を2〜3mm拡張し、チョンマゲベースをナット留めしました。
ちなみに、チョンマゲベースのネジピッチがM12×P0.75とかいう変態サイズでした。
8
では、ラジオを試聴しましょう。
結果、音量が爆上がりしました。
LEDバルブ点灯時も受信感度は僅かに低下するレベルです。
今までノイズは『ザーッ』の雑音のみでしたが、オルタノイズの『ヒューン』が聴き取れるようになりました。
全く受信しなかったAM放送も2局(TBSラジオ954kHz、文化放送1134kHz)入るようになりました。
TBSラジオは戸田市に電波塔があるからかしら?
移設場所を変えたくらいで、ここまで受信感度が上がるとは考え難いです。
ひょっとすると、アルテッツァ純正アンテナベースは既に壊れていたのかもしれませんね。
作業工程は割愛しておりますが、アンテナコードは一度完全に取り外して配線の取り回しも変更しております。
画像のように、アンテナコードを取り外すにはダッシュボード脱着が必須です。
整備書通りに進めると72項目の脱着作業が発生します(笑)
これにて、ラジオのノイズ対策は終了。
と言いたいところですが、AMの受信感度も改善していきたいという欲が湧いてしまいました(笑)
時間が出来た時にボチボチやっていこうかと思います。
全く参考にならないネタですが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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