服脱いで待ってたよ・・・

先日、クラッチレリーズが故障したロド。
修理用の部品をモノタロウで入手することができたので早速DIYで修理してみようと思います。
午前のニンジャのユーザー車検から帰ったら強風でロドのカバーが外れていました。
なんだか早く直してくれと言ってるみたいです。

故障したクラッチレリーズは運転席側、タイヤハウスの奥にあります。修理のためジャッキアップしてフロントタイヤを外します。

まずはフルードを全て抜きます。
シリンジとホースをブリーダボルトに付けて緩めるとフルードが出てきます。
リザーバタンクのフタを開けるとより抜けやすくなります。

笑っちゃうくらい、エア噛み噛みでした。おそらく破損したOリングの隙間から侵入したのでしょう。

フルードが抜けたら、配管のフレアナットとレリーズシリンダ本体を固定しているボルトを外します。2本ある固定ボルトのうち下側がなかなか外れなくて手間取りました。
シリンダを外して分解すると錆びだらけのプッシュロッドが現れました。ピストンを抜こうとするのですが錆で固着していてなかなか抜けません。しかたなく配管のねじ穴からエアを吹き込んではずしました。

シリンダとプッシュロッドの錆をワイヤブラシで擦り取り、さらにシリンダは内壁の錆を取ってから磨いてなだらかにし、外側も錆を落としてから塗装しておきました。（もちろんおつる得意のミスターカラーで）ここにグリスアップした新品のピストンを組み付けます。

レリーズ周りの整備が出来たら、また元通りに組み上げ、新しいフルードを注入します。
今回は一般的な「上から注入、下からエア抜き」ではなく下から注入の方法で作業しました。この方法ならエア抜きはしなくていいのですがフルードを注入する際にホースが圧力で抜けないようホースクリップや針金等でしっかり固定する必要があります。

【閲覧注意】

シリンダやリザーバタンクの内部はイカスミみたいなフルードまで溜まり、なかなか強烈な状態でした。変な臭いまでするほどです。
ところで、みん友の姫露地さんからメッシュホースをいただいたのですが僕の技術では上手く外すことができず
この交換は今後の課題となりました。
姫露地さん、せっかくくれたのにごめんなさい・・・ｍ（－＿－）m

そんな感じでなんとかロド復活です。
クラッチレリーズのトラブルは、
NA乗りのみなさんはもう経験済み
ではないでしょうか。

実はこの作業と並行して、ニンジャのオイル交換もしました。
今日はよく働いたなぁ。
なんだか仕事してる日より疲れたよ（－。－；