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わけあって本日試乗してきました。
ハイラインでした。

以前試乗したハッチバックのハイラインとほぼ同スペックの 1.4 リッター 140ps ですが気筒休止システム非搭載。
でも超絶ラゲッジスペース付き。
スペックや価格的にはスバルのレヴォーグあたりといい勝負になりそうですね。
あっちもダウンサイジングターボですし。

革シートだったんですけど、これが珠玉の出来。
デミオのへっぽこシートから乗り換えたせいもあるんでしょうけど、僕は VW でこれ以上の革シートに出会ったことがないというくらいイイです。
硬め、でも疲れない。微調整しなくても背筋がビシッと伸び、腰もサポートされて腰痛知らず。ホールド性も必要十分。
R, GTI のトップスポーツ・レザーシートの出来と較べてみたいなぁ。

時間の縛りがあって３０分だけでしたが、ちょっと欲しくなっちゃうくらい良い車でした。
こりゃ売れますよ。

車の出来もそうなんですが、今回はゴルフ７の新型ナビ Discover Pro の出来栄えを確認することも目的としていましたのでそっちのレビューも。


デザインは素晴らしいが性能や安定性に問題があり酷評を受けた RNS510 の後継機。
単なるタッチパネルではなく、スワイプやピンチなど、スマホ的な UI を取り入れた意欲作です。
新物だけに操作感、アイコン配置、フォントの出来などこなれてないところも目立ちますが、地図の精度や表示される情報量といったナビの基本機能については及第点だと思います。
そのへんは追い追い改善できる部分でもあるので今後のアップデートに期待したいところです。
操作レスポンスは良好でしたし、色んなボタンを押してみたり画面をガンガンスクロールしてみたり、ピンチやスワイプしまくってみたり、ちょっと意地悪な操作を繰り返した程度ではバグったりする気配はありませんでした。
Discover Pro の売りはナビの基本機能はもちろんのこと、車両統合ディスプレイや AV センターとしての機能、純正ならではのインテリアに溶け込むスタイリング、そして戦略的な低価格といったところも総合評価に加わると思いますが、そこまで考えたらバリュー・フォー・マネー度は高く、あえて高いお金を出して市販ナビを（無理やり）フィッティングさせるという選択は考えにくのではないかと。

総論として、満点は与えられなくても、18万円を支払う対価として十分納得できる仕上がりと思います。

最後に、アレが気になって仕方ないっていう一部の方へ結果だけ↓カニに負けてるのはキニシナイ！

スキル上げてこんなことできるようになった記念うp

ポジション：●●○－－－○●●
ブレーキ時：●○●－－－●○●
リアフォグ：○○●－－－●○○

（ノーマル）
ポジション：●●●－－－●●●
ブレーキ時：●○○－－－○○●
リアフォグ：○○○－－－●○○


昼間撮ったので地味すぎてアピール度低いですが、夜はかなりカッコいい。
特にポジションの佇まいが。マジで！（笑）

※制動灯と後部霧灯のアレがナニなので競技専用です。

誰のクルマかはお察しください。僕がシロッコで初物といえばあの方です。

こちらの Yahoo! ニュースによると VW の DSG に不具合で１万６千台がリコールになったそうです。全世界ではなんと 160 万台。

車種リストをみると昨年のリコールに引き続き乾式 7DSG 車ですが、今回は 2012〜2013 年の新し目の車両が対象のようです。該当車種の方はディーラー営業に早めに連絡しておいたほうが良いと思います。

【追記】
より詳しい車台番号リストが載っている国土交通省のリコール届出表です。
おおむね特定時期の 7DSG 搭載車という解釈で良さそうなんですが、よくよく見てみるとゴルフは 1.2 TL (1KCBZ) と 1.4 HL (1KCTH) は入っているけど、1.4 CL (1KCAX) は入ってないんです。でも同じ CAX エンジンのパサート (3CCAX) は対象になっているんですよね。不自然なのでリスト抜けっぽい気もするけど、どうなんでしょう。
ちなみにゴルフ７の TL/CL (AUCJZ), HL (AUCPT) もリコール対象のようです。

中央分離帯に乗り上げて立ち往生してる車ってどきどき見かけますよね。

「いやいやいや（笑）」
「どうしてこうなった？」
「ありえなくない？」

遭遇する都度、僕はそんな感想を抱きつつ半笑いで現場を通過していたのですが、
あの日の２時間に現場を通過した１００台のくらいの車内でも、きっとそんな失笑が起こっていたのだろうな。

＊　＊　＊

連休前の金曜日、電源の取れるロードサイドのマクドナルドで２時間くらい仕事をした帰り、疲れていたこともあり注意力散漫だったのだろう、一仕事を終えて油断した刹那に事は起きたのであります。
いつも交通量の多い片側２車線の道路がその日はオールクリア。帰宅方向の右にハンドルを切って発進した直後に突き上げるような衝撃。
「あ、やっちまった！」と気づいた時には４輪が浮いた亀の子状態で前にも後ろにも動けず万事休すという状態でした。

写真だと生々しいので、追憶イラスト風に加工してお送りいたします（爆）













現場は割と自宅のそば、っていうかこないだパンク修理でたくまろさんに急行していただいた SAB の真ん前なんですけど（爆）

コンクリート製の中央分離帯が完全に視界に入ってませんでした。老化も甚だしい。
うっかりアクセルとブレーキを踏み間違える日もそう遠くないのかもしれません・・・(T_T)
笑ってる皆さん、明日は我が身ですよ～！

事後の経過ですが、エンジンを停止してハザードを点灯、歩道に避難したところで偶然パトカーが通りかかり、即座に交通整理を始めてくれました。
その後保険会社に連絡しレッカーを手配してもらい、あとはパトカーの後部座席で到着を待ったという顛末でございます。

深夜でしたが自走可能だったので自宅に戻り、翌日修理工場に入庫しました。また１ヶ月位は代車生活です。
去年の失敗に懲りて今回の保険更新でレンタカー特約をつけたのでとりあえず費用負担は最小限で済みそうですが、今回も完全に自分のミスで怪我をさせてしまったのでゴルフくんが不憫でなりません。本当に申し訳ない・・・

あ、最初に書くべきでしたが、身体のほうはなんともありませんのでご心配なく。

＊豆知識＊
「４輪が浮いた車を路上に下ろす」クレーン作業については自動車保険の無料ロードサービスの適用外で、全額自己負担になります。（今回は 25,000 円）
おそらく崖下に落ちた場合なども同様です。