腰下をオーバーホールする・・②

ピストンを洗浄してみた。

ステラピストンはサイドにモリブデンコートが加工してあるが、洗浄するとキレイに落ちる。
何でも恒久的に維持するというより、初期なじみを良くする為だとか。。

ピストン眺めてると、また邪な考えが頭をよぎる。。
WPC加工したらエンジンが更に軽く回るんやろなぁ。。

このまま組んでも何かつまらない。
しかし、車検・開幕戦とスケジュール的に相当きつい。（悩

どーする家康。

散々悩んでWPC加工に出した。（苦

もちろん、重量合わせしてます。

放置ブロックはシリンダー内にウッスラ錆が出てたのでレガシィのオーバーホールで買ってたホーニングツールを引っ張りだした。

1番

2番

3番

4番

WPC加工で空いた時間にブロック塗装。

違う色に塗ろうと思ったが、何故か在庫してた。
塗り終わってよく見ると若干色が違う。（謎
オレンジメタリック色がオレンジソリッド色に間違えて買ってたらしい。

いや、かえってこの色のほーが明るくて良くねぇ？
今後はこの色にしよう。。（笑

ホーニング仕上がりは、こんな感じ。

回転スピードと上下スピードの塩梅が難しい。
滅多にしない作業なんで最後のほーで上手くなる。

インプ用に買った、ストレートエッジで歪み測定。

問題なし。

ヘッドも問題なし。

クランクはメタル部分がキチャナイので・・

ピカールで磨いてみた。

やっと帰ってきたピストン。

手触りスルスル。

サイドはこんな感じ。

何故かピストン裏側も加工してた。（謎
強度を増すという意味かなぁ。

重量合わせで裏側削ったんで良かったよ。

WPC加工に出す前に施してた重量合わせ。

WPC加工で重量の変化は無いと聞いてたが実際どーなのか？

1番 424.01g

2番 424.02g

3番 424.01g

4番 424.01g

見事、0.01g以内に収めた。
前回のステラエンジンも0.1g以内に収めてて、それでも充分なんだけど今回はその1/10。

これはメーカー製造では絶対無理な数値。

しかし、重量合わせとか意味があるのかと言われれば判らない。
でも、大昔から先人達がこだわってきたチューニング手法なので否定する気もありません。

ピストンのピストンリング・ピストンピンを組み上げ、WPC無加工と比較。

この灰色がイイ感じ。（笑