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気付いたら久々の更新ですね。。
製作までの経緯などはパネルのパーツレビューのほうをご覧いただければと思います。
では早速、パネルの設計部分から書いていこうと思います!
社外ステアにスイッチを後付する方法としては、ボスとステアの間にスイッチを取り付けたパネルを挟む方法とステア自体に穴をあけてスイッチを取り付ける方法があると思うのですが、COMAND 2はスポーク部分がウレタンのような物で肉盛りされているので後者では難しいと判断し、パネルを製作することにしました。
使用するスイッチのサイズ等を考慮しながらパネルのデザインを考えます。
今回使う2種類のスイッチの配置と向きを数パターン考え、CADで図面化して模型を作ってみます。
いつも使っているAR_CADというCADソフトですが、フリーで入手できるのに初心者にもとても使いやすいのでおすすめです。
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CADの図面を等倍で印刷したものを実際にステアリングに取り付けてみた所です。
運転中に邪魔にならないか、指が届くかなどを確認していきます。
何枚か試し、いちばん操作感が良かった開発コード"06"(笑)を採用しました。
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細かい修正を加え、寸法を入れて図面を完成させます。(寸法は素人知識ですが・・・)
今回のスイッチパネルはスイッチを取り付けるパネル本体とスイッチの配線をボス内部に引き込む隙間を作る半割りスペーサー2枚の計3つの部品で構成しました。
この図面の部品を自分で加工するのはさすがに無理なので金属加工業者に依頼します。
加工を依頼したのは、インターネット通販で対応してくれる「きりいた.com」というお店です。見積もりも専用フォームにCADの図面ファイルを添付して送信するだけで返信が来るのでとても利用しやすいです。
このようなお店を利用したのは初めてでしたが、見積もりも半日程で届いたのですぐに加工をお願いしちゃいました!
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こちらが届いた加工品です!!
図面で何度も見ていた物ですが、やはり実体化するとニヤニヤが止まりませんね(笑)
高額なレーザー加工機での加工との事で切断面もかなり綺麗で正直驚きましたね~。レーザー加工の精度は±0.5mmとHPには書いてありましたが、全く問題ない仕上がりです。
複雑な形の加工だったので金額が心配でしたが材料代込みで1万円かからないのでまた利用したくなってしまいます。
ここまででかなり満足していますがまだまだこれからが本番です。。
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順番は前後しますが、パネルをデザインするにあたって、まずは取り付けるスイッチの選定が必要でした。
パーツレビューにも少し書きましたが、形状は純正ステアリングに付いているAWCスイッチのような突起の大きいロッカータイプで夜間の使用を考えると場所が分かりやすいように照光式は最低条件でした。
ところが条件が多くてなかなか合う物が見つからず、
照光式を諦めようとしていた時に大手スイッチメーカーのNKKスイッチズから半オーダーメイド的な感じで良さそうな物がある事が判明!
スイッチの入手はメーカーダイレクトショップで購入できたのですぐに注文しちゃいました♪
今回注文したのは
・スイッチ本体 MLW-3028
・操作ツマミ AT-426-B
・ランプ AT-602-12V
・ベゼル AT-204-K・R・Y
の部品です。
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届いたばかりのパーツですが早速加工していきます。
このスイッチの仕様書ではなぜかツマミの形状によってランプかLEDかの選択が制限されていたので渋々ランプを注文しましたが実物を確認する限りLEDでも問題無さそうなのでランプの土台部分を利用してLEDを仕込んでいきました。
ランプには12Vが掛かるので抵抗を噛ませて5mmの砲弾型ブルーLEDを拡散キャップを被せてセットしました。
最初からLEDタイプを購入すれば良かったかなぁと思いましたが、よく考えたら発光色にブルーが無かったので結局加工が必要なんですよね。
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続いてツマミ部ですが、そのままスイッチに取り付けてLEDを点灯させてみると全体が光ってしまって想像していたのとちょっと違ったんです。
そこで光らせたくない部分にカーボンシートを内側から貼ってみました。
剥がれないように端はホットボンドで固定しておきます。
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加工したLEDランプをスイッチ本体に取り付けて、点灯確認!
画像左側が、先ほどツマミ部に貼り付けたカーボンシードの効果です。
発光のイメージは純正ステアリングのAWCスイッチの感じだったので
まさにそんな感じにできたのではないかなぁと思っています。
続きは②へどうぞ!
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