2月10日の渾身の走行会も車両不調で走行断念。
2月20日にジャッキアップしてバラシ開始。
3月6日にOH各種、修理完了♪
3月9日の夜にウマから降ろして着地。
新品のリアブレーキパッド到着待ちだったが、
とりあえず降ろした。
3月11日、悪魔の大地震。
3月23日、ようやく始動♪
地震の前に車を降ろしておいて本当にラッキーだった。
そのままだったら間違いなく落ちて大被害になるところでした。
ただ不幸な事に計量化の為、ガソリンは常時15~20Lしか入っていない。。。
そして街のスタンドはずっと閉まったまま。
少し離れた隣町に行くと1キロの列。 私の車は超車高短の為に
行き慣れないスタンドや道はとっても危険(笑)
アイドリングしているだけでもったいないので給油は断念。
で、行きつけのスタンドにガソリンが入荷したと聞いて行ってみたら
凄い列(汗) なので諦めて兄ちゃんに携行缶を渡しておきました。
”皆の給油が終わってそれでも残っていたら入れておいて!俺はいつでもいいので”と。
そして数日経った昨日、兄ちゃんから連絡がありハイオク20Lがようやく手に入りました。
代わって我が液状化シティですが、ここ数日は今頃かよ!とも思うほど市内の液状化の
惨状がテレビでも頻繁に流され、数多くの知人が心配して連絡下さいました。
私が撮影した”傾いた交番”がニュースの度に放送されましたが、警官は毎日左の窓から
出入りしています(笑)
さて、車両にはおおよそ15L程度。そして携行缶に20L。これでようやくシェイクダウン(外出)
できます♪まずは市外まで出る道をチャリでチェックします。
もうあちこち割れや隆起で危ない危ない。
通れる道を確認してようやく一カ月ぶりにエンジンをかけて走れるようになりました。。。
今回のおおまかな修理内容
・クラッチカバー交換(ミッション脱着)
・ブレーキキャリパー完全OH(各部WPC+DLC施工)
・ブレーキパッド前後新品(フロントローター研磨)
・純正オイルクーラーレスキット装着
・排気温度センサー/ミッション温度センサー装着
乗り方を忘れるぐらい久しぶりです(笑)
暖気後に町を抜け、すぐに首都高に乗りました。
各部チェックや慣らしを兼ねて約60Km先の
SKRを目指す事にしました。
約60Km、高速を80Km~100Kmの一定速度で走り、帰り道は逆に下道で都心を突っ切って
どっぷり渋滞にハマり、おかげで良いクラッチの慣らしとなりました。
先に備忘録として各インプレを書きます。
・クラッチカバー交換(ミッション脱着)
→レリーズベアリングガイド(天狗の鼻)にWPC+DLC加工したその効果にぶったまげました!
もう感動としか言えないほどクラッチ操作がスムーズです。とにかくクラッチカバーの
ダイヤフラムのテンションを左足で感じれる程滑らかです。
これはもう絶対にお勧めです!
クラッチシステムの種類を問わず、クラッチレリーズへのWPCチューニングは
皆にお勧めしたいです。ここまで明らかに体感で効果が出るのは本当に珍しいと思います。
この天狗の鼻の効果とは関係有りませんが、やはりカバーが新品になったおかげで
ギアの入りと言うか、切れが最高になりましたl。
前回の走行からの帰り道ではクラッチの切れが悪かったのでミッションを心配しましたが、
シフトチェンジが最高に気持ちいい♪スコスコです。
クラッチ、完全復活です!(^O^)/
・ブレーキキャリパー完全OH(各部WPC+DLC施工)
→既に何年も走行し、末期状態で引き摺っている状態からの完全OHなのでそりゃー
気持ちいいですよ(笑)
ブレーキはまだ慣らし中なので完全に当たっていないので”効き”のインプレは出来ませんが、
OHやローター研磨、そしてWPC処理のおかげか
直進時の車体が軽い!
すっごく軽く感じます。
ブレーキを踏んで離した直後の抵抗の少なさは顕著です。
コリャー楽勝で筑波の裏ストレートで2Km?は最高速が伸びるのは確実です!
馬力を上げられないのであれば地道にメンテ&抵抗を減らす事に努めるしか有りませんね(笑)
余談ですが、
エスのブレーキはエアが中々抜けないと聞きますが、
そんな事は有りませんよ。
私も今回前後キャリパー全バラでABS内のフルードまで抜けましたが、初回の組み付け・
エア抜きだけでタッチは90%と言ったところでしょうか。
もちろん、まだ若干細かいエアがあるのでどこかで一度軽くエア抜きを行いますが普通です。
もしエアが抜けにくい方がいましたらホースをキャリパーに止めているバンジョーボルトを
疑ってみて下さい。
ここが秘密のポイントです♪
・純正オイルクーラーレスキット装着
→水温と油温を注視していましたが、やはり若干油温が初期に上昇するのが遅くなったと
思われます。
でも、はっきり言って何の問題も有りませんね。データを取るまでも無いレベルです。
主目的はサーキット走行における油温と水温低下。街乗りに何らかの支障が出るか?の
チェックですが、帰路での大渋滞でメリットが発見出来ました。
油温が安定していて水温の上昇と下降が早い!
つまり上昇した油温と切り離されたおかげで単独となった水温は上昇と下降が早い。
渋滞で水温を見ていると90℃で電動ファンが動き出すと水温の降下が早いのです。
これって電動ファン駆動時のアイドルアップが減るので暖気後はむしろ燃費が良くなるんじゃ
ないかな?
いずれにしても外気温が13℃近辺の冬において20Kmに及ぶストップ&ゴーの渋滞でも
何の問題も無し。
装着レポートに書いたようにむしろメリットが多い。 私は気にいりました♪
・排気温度センサー/ミッション温度センサー装着
結局、暫定的に
タイヤ温度測定の為に購入した計器を直接使用する事にしました。
60φの排気温度メーターも持っていますが、いかんせん装着する場所が無い(笑)
装着するとなると残すはAピラーへの埋め込みしかないので長期戦になります。
なのでK型端子を使用して取り急ぎご覧のように貼り付けちゃいました。
大きいので視認性はいいし、表示レスポンスも抜群。もしかしたらこのままかも。。。
で、ようやく温度が見れるようになりました
初めて知っちゃった。ミッション温度と排気温度。
もちろん、
街乗りごときではデフもミッションも60℃~80℃近辺で見るまでもありません。
この確認の為に行きは高速に乗ったんです。
→ミッション温度
ちょうどデフ温度の横に表示されるのでデフと比較して読めるのでかなり便利。
高速を90Km近辺でずっと40Kmの距離を走ってその上昇過程を見ましたが、
結構温度は上がりますね。
アバウトで言うと、
10分経過で70℃、20分経過で約90℃。30分経過で97℃でした。
一方、デフはMAX95℃でデフクーラーが作動を開始し、常時85℃をキープ。
ミッションはデフより常に4℃ほど高く表示されていると言ったところでしょうか?
駆動系にとって心地よい温度帯が80℃~90℃なのですが、このゆっくりとした走行と
この程度の時間でここまで上がるとは思いませんでした。(だって冬ですよ!)
あとはサーキット走行で最大どこまで上がるかですね。。
かなり嫌な予感がします(笑)
でも、これまでクーラー無しで来て大して問題無いのでどんな温度を表示しようが
クーラーを装着するつもりはありません(今のところ)
デフに至っては走っているとガキガキパキパキ言いだして作動性が変わるので
絶対デフクーラーは必要だと考えます。だって平気で150℃以上になるんだもん。
異常な温度ですよ。だから壊れやすい訳です。
(機械式LSD装着の場合ですよ!)
逆に、ミッションはどんなに連続走行しても多少シブクなってもギアは入るので
大丈夫なんじゃないかな?? まぁ、経過観察して様子を見て見ます。
→排気温度
ファーストアイドルで310℃近辺
アイドリングが落ち着くと280℃
定速100Km。3,300回転で常時650℃近辺でした。
たしか、触媒が活性化する適温が500℃近辺からなのでこんなもんかな?
ちなみに燃費を狙ってA/F値は100Km巡航で16.0
燃料を絞ると燃費がよくなる反面、排気温度が上がると心配しておりましたが、
この温度なら全然問題無い事が分かりました。 もっと攻めちゃう!??
でも、街乗りはご愛嬌です。
主目的のサーキット走行時とNOS噴射時に何℃になっているのかを早く知りたい!
実は、ビデオカメラで始動から到着まで撮影を行ったのですが、走行中角度がズレて
しまい、途中から映ってなかったんです(泣) しかも焦点が合ってないので見えにくい。
今度改めて撮影しますね。
それにしても皆さん、自粛も大切ですが、前述の通り生産活動も大切です。
節電で暗い店舗の中で逆に明るい話題で盛り上げて生産活動にも勤しみましょうね!
さて、帰りは地獄の都心渋滞。
めちゃくちゃクラッチを踏みましたよ(笑)
往復110Kmの旅でしたが、久々のエスの運転は楽しかった♪
15Lしか入っていないので途中でガス欠を覚悟していたのですが、
なんとギリギリで帰宅できました。 残量はたぶん、3Lぐらいか?
携行缶に20L入れていたので心配はしませんでしたが、でもこの方式って
めちゃエコだと思いません? 必要な量しか入れない。
ウソです。街中や高速でガス欠したら迷惑をかけるので止めましょう(爆)
それにしてもこのハイオクの値段を見ると恐ろしいと言うか、怖いですね。
無駄に意味なく走りまわると罪悪感がタップリです(笑)