届いたカム検証

今回届いたカム仕様書には
作用角 : IN 307° EX 298°(0.1mmリフト)
リフト量 : IN 13mm EX 12.5mm
中心角 : IN 、EX共に 108°
TDCリフト量:IN 4.85mm EX 4.25mm
ベース円は共に 27.7mm 24.5mm 25.5mm
ベース円は記入されて無かったので実測

今までのカム
作用角:IN290° EX282°(0.1mmリフト)
リフト量: IN10.55 9.8mm
中心角:IN 、EX共に106°
TDCリフト量:IN 3.15mm EX:2.65mm
ベース円:IN24.5mm EX25.5mm
ベース円は記入されて無かったので実測


今回問題になるのがリフト量特にTDCリフト量ハピストンが一番上にある時にそれぞれ4.85mm4.25mmヴァルブが開いている事い成ります。
ピストンのヴァルブリセスが深く無いとヴァルブとピストンが仲良くいちゃいます。
結果エンジンが壊れてしまいます。

次にリフト量普通大きくても10mm位が普通なのですが13mmも有る物は私も初めてです。
リフト量13mm有ると言うことはヴァルブスプリングがセットされてる状態から13mm縮まなければならない訳でかなり巾の広いスプリングに変更する必要有りそう。


次にベース円だがベース円が小さいとカムとリフタの間のクリアランスが広くなってしまうのでシムで調整するのだが、今付いているシムが3.6mm前後なのでINで5.2mm前後EXで4.7mm前後のシムが必要だけど私のストックには最大4.7mmしかない。

おそらく専用のリフターが必要になりそう(-_-;)
結局このカム使うにはエンジンエンジン全バラしてピストン、ヴァルブスプリング、リフター変えないと使えそうに無いよう(>_<)
取り敢えずメーカーに確認しないとわからないが違うカムをオーダーし直した方が良いように思えてきた。