エアコン修理　ブロアファン修理、その他準備編

エアコン部品の修理が完了するまでの間、ブロアファンの清掃、点検修理をおこないました。
ブロアファン本体丸ごと外そうとしましたが、あちこち干渉して外せそうになかったのでファン・モーターのみを外しました。

本体の方は下に潜って出来る限り清掃しました。そこまで汚れは酷くなかったです。モーター速度をコントロールしているレジスタを破損させないよう注意が必要です。

エバポレーターを取り付けたら恐らくブロアファンは外せなくなるので、モーターの分解点検しました。案の定汚れが酷く、ブラシもかなり擦り減っていました。

ネットで現状のブラシより大きいサイズで配線の出る向きが同じような物を探して購入し、形が合うように削ります。

サクサク削れてしまうので力を入れすぎず小まめに測定しながら作業します。

縦、横が合ったら仮組して全長を決めて切断します。
その後、各角の面取り、切断面は軽くRをつけて整えて、最後に本体配線と半田付けします。

その後、回転軸にグリス、接点部に接点グリスを塗ってモーターやファンを組み立てます。

本体に取り付けたら低速から試運転を開始し全開まで回して異音や異臭がないことを確認しました。ちなみに最初、アース線の接続箇所を間違えて回転しなくて焦りました。

その他、テンションプーリーのベアリングを打ち替え、改造してあったサーミスターの配線を元に戻したり、新品ベルトを準備、空いたエンジンルーム 内の清掃を行いました。

次回、組み立て編です。


余談ですが一旦走れる状態にも戻していたのでエアコンレスの状態で軽くドライブしてきましたが、明らかにノーズが軽くニヤけてしまいました。直せないならもうコレはコレで有りかと思ってしまいました(笑)