マツダ T1100 上岡仕様
投稿日 : 2017年10月17日
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マツダT1100は北海道で廃車体ちょこっと見ただけで、細部までは見たことはありませんでした。
生産時期が短く希少で古いですからね。
荷台とキャビンがないのでメカニズムがよくわかりますね。
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デフ周り
オイルダンパーはリンク式
これは自分が乗っていたTと同じ
初期型の特徴ですね。
後期型になると普通の円筒形のショックアブソーバになります。
ここで気になったのがデフと接合部
ラバージョイントになっています。
T1500/T2000の時代はここにセンターブレーキが装備されます。
ミッション側はゴムカップリングジョイントここは同じですね。
しかし、このラバージョイント、ゴムカップリングジョイントに比べて華奢で弱そうですね。
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T1100のサイドブレーキはというと
普通に後輪のドラムブレーキに内蔵されているようですね。
板バネの取付根本にサイドブレーキ駆動のレバーがありました。
ここから反対側のドラムにも駆動されます。
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サイドブレーキが内蔵されているドラムブレーキ
とうことは普通のリーディングトレーリングですね。
調べたらT1100時代はこのブレーキ方式でT1500/T2000の時代になると複動ツーリンディグになります。
単純にとはいかないでも2倍近くに制動力が増えますから、これでは過積載した時、制動力が厳しそうですね。
というかT1500/T2000の時代にセンターブレーキになるのは、ドラム内に駐車用ブレーキの構造が入らなくなるためですね。
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リアホイール
1t積みなので3/4浮動です。
センターにハブベアリング用のグリスニップルが付いていますね。
これは純正じゃないのであとから取り付けたのでしょう。
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エンジンルームを上から見た写真
キャビンがなくフレームだけだと車幅は結構細くなりますね。
だからキャビンを取り外したのでしょうか。
ここでなんかおかしいことに気が付きました。
フレームの形がおかしい
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ん~どう見ても前部と後部を無理やり繋げたような接合部
ただ仕上げはキレイで、ここはメーカでやったような気がします。
いくらなんでも地元の車屋でフレームを繋げるかな?
技術的ハードルが高くなるのでそこまでやる必要があるかな~
プロペラシャフトとかサイドブレーキなど他の部分は無理やり接合している感じはないので
T1100のフレームはこんなんなのでしょう。
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ただここでまた悩みの種が
当時のT1100のカタログにある透視図をみると
フレームは真っ直ぐで途中で接合部が見当たらないんですよ。
サイドブレーキの駆動部も見当たらない
じゃあやっぱり、地元の車屋が繋いだのか?
とにかく他で確かめようにも
T1100がね~ないんですよね。
なのでフレームの構造については保留だね。
他のT1100について情報を知っている人はよければ教えてください。
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