目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
今回の車検で、ハブ(正確にはハブベアリング部)を3個交換してもらいました。
経年劣化で、どのハブも外れにくかったそうです。
とりわけ左リアのハブは強烈に固着(社長曰く”鬼固着”)していたそうで、ABSセンサーを断腸の思いで犠牲にせざるを得なかったそうです。
お陰様で、ハブ交換後は鈍感な私でも滑らかな乗り心地と、軽くなったようなアクセルレスポンスを体感しております。
しかし、メータ内の”ABS”と”トラクションコントロールOFF”の警告灯が常時点灯してまして、やっぱり精神的に落ち着かないものがありました。
トラクションコントロール(以降”トラコン”)とABSが作動しなくても、まったく問題ないです(1/14の大雪の日も、無問題でした)が、やっぱり元の状態にしたいので、ABSセンサーの応急処置をすることにしました。
2
ABSセンサーの刺さっているハブの場所は、タイヤを外せば見えるので、省略します。
ハブから伸びているコードがABSセンサーのケーブルです。
これが、エンジンルーム内に伸びていますので、辿って行きます。
3
丸囲みしていませんが、画像中央のグレーのコネクタがABSセンサーを中継しているコネクタです。
以外に外れにくいので、コネクタを外すのに時間がかかりました。
根気良く外さないと、熱劣化しているので割れます。
4
エンジンルーム内とホイールハウス内の仕切りに、ゴムのパッキンが噛ましてあります。
その他は3ヶ所ボルト止めされており、水が掛かる場所なので錆が来ています。
錆の為、外す時に無理をするとボルトが折れます。
私は、センサーに一番近い所をねじ切ってしまいました。
根気が続かなかったのか、556が足らなかったのか・・・・。
痛恨の一撃で”ヌル”って感じでねじ切れました。
外した後の画像ですが、センサーとケーブルはくっついているように見えます。
本当は、切れているんですよ!
5
ほら!
ケーブルとセンサーは、ケーブルの表皮で辛うじて繋がっていただけなので、潔く切ります。
センサーの検知部分は、ゴムに埋められているのでそう簡単に壊れないでしょうが、力のかかりやすいケーブルは簡単に断線します。
特に今回のようなハブ交換時、センサーとハブが強烈に固着している場合、センサーを外す時に力をかける所が無く結局はケーブルに力がかかってしまいます。
6
センサー単体です。
センサーが壊れた場合、これ単体の分解修理は無理です。
センサーASSIを交換することになります・・・ふつうは。
お値段は、2諭吉オーバーらしいです。
7
今回は「治ったらいいなぁ・・・・」程度の気持ちで修理です。
こんな”センサーの根元から切れているケーブル”の修理は、無理です。
と、この時確信しました。
今回の救いは、センサーのケーブル取り出し口がゴムで埋め尽くされていたことです。
カッターで、ケーブル取り出し口が1.5mm位出るまでホジリました。
これも根気よくです。
ケーブル取り出し口は、チョー仲良く並んでいるので、これをはんだ付けするのはきっと無理です。
8
afterの画像ですみません。
必死だったんです・・・はんだ付けに。
だって、はんだ付けはずぶの素人なんですもの・・・私。
はんだ得意技は”芋半田”。
熱が周囲の部分に影響を出すのが怖くて、加熱が甘いのでこうなるようですが・・・解っていても、いつも芋半田。
戻ります。
ケーブルの断線口は、ゴムのカバーとなんやらかんやらでガンジガラメな為、中継のケーブルを接続します。
これは、PCの電源部のケーブルを使いました。
(こんなんじゃ、走行中に何かが引っかかると簡単に切れる事間違いないです)
で、なるべく短く中継します。
センサーの所のはんだ部は、ホットボンドで埋め尽くします。
水と力が多少かかっても、影響されないように。
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