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オールージュのブログ一覧

2023年09月13日 イイね!

巨匠たちの絵画を使い倒す

巨匠たちの絵画を使い倒す左の靴下はオーストリアの巨匠
クリムトの接吻 です。
いちおう靴と色を合わせた 黄色・黒コーデ。
そんなわけで今日は、芸術の秋に相応しく
巨匠たちの絵画ネタです。

ってなわけで車無視ブログにお付き合いください。


美術館に行くと売店に、絵葉書、クリアファイル、画集、マウスパッドなど

本人 および財団の許可を通した、ちゃんとしたグッズを売ってますが

今日はデフォルメしすぎてオリジナルとは程遠い絵画グッズのご紹介です。


先ずは このボールペン。



一見 木目に見えますが、アクリル素材に黄色や黒を流し込んだものです。

これじゃ元ネタは、さっぱり分かりませんね。
ただのマーブル模様にしか見えません。

元ネタは、オランダの巨匠、ゴッホが描いた 夜のカフェテラス です。



発売元はあの ヴィスコンティだから、ちゃんと販売許可は通してると思いますが
これを見て あら、これは 夜のカフェだ と思う人はおそらくほぼ皆無では。

個人的にゴッホは好きな画家で、特に好きな時期は
ゴーギャンとの共同生活が破綻し、精神が崩壊してからの時代。

死期が近いのを悟ったのか、作風は一気に重たくなり
私がいちばん好きなゴッホの作品。  いちばんと言ってるけど2枚じゃん。



荒れ模様の空の麦畑(上) と カラスの群れ飛ぶ麦畑(下)

これを描いた数週間後、ゴッホは絶命。
(これは最後の作品ではありません。最後の作品は 木の根と幹 だそうです)

ヴィスコンティ(このペンを販売してる会社ね)はゴッホの作品を
シリーズ化して12~13本 発売してます。

が、が、デフォルメ感が強すぎて、興味ない人には説明しないと
これがゴッホへのオマージュしたペンだとは理解されません。

因みに、カラスの麦畑 と 星月夜 はそんなに変わらず
おそらくヴィスコンティ社員以外の普通の人には判別不能な出来栄え。

そんなわけでゴッホが好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで
たまらない人には お勧めです。

肝心のペン自体の出来栄えは、替えインクは互換性があるG-2規格で
ボディは光を綺麗に反射するように18面にカットした凝った造りで、
問題無しのいいペンです。 


で、もうひとつは、ゴッホと並ぶオランダの超巨匠、
早くして死去(43歳)した夭折の画家 フェルメール です。

過去にカレンダーなどで、私のネタに時々扱わせていただいた

アーブル美術館が描いた フェルメール の 真珠の耳飾りの少女 の 贋作。



ん~、誰が見てもフェルメール。 なのか?

アーブル美術館は、子供2人と その母親の3人ユニット。
描くのは小中学生の子供2人、母親はアドバイスだけ。

子供目線で名画を模写したもので、アーブル美術館 大贋作店で発売された
ガチャポンは超高値で転売されてます。

私が所有するのは、約40cm四方のエコバッグ、普通の適正価格です。
多少ですが保冷効果があり、上部開閉口はチャックで閉まるので
豪快にすっ転んでも中の物が飛散する心配は無く、使えるバッグです。

いちおう元ネタの、巨匠が描いた本物の絵画は こちら。



ゴッホのボールペンより、分かりやすいっちゃ~分かりやすい。

これならスーパーやコンビニでも、楽しくお買い物ができます。
        (ような気がする)



以上、ネット販売で普通に買えますが

ちゃんとした美術館ではおそらく販売されてない(未確認)

デフォルメ強すぎなミュージアムグッズのご紹介でした。


プチぶっこみネタ ・ 最後の写真の靴下は、ムンクの叫び です。
Posted at 2023/09/13 15:00:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 本・ステーショナリー | 日記
2023年06月15日 イイね!

ムラ染めコードバン

服や靴、文房具、食器などで、気に入ったデザインで色違いがあると
差し迫った必要性は無いけど、つい買ってしまうことってありますよね。



今日はそんなお話しです。  (また 車無視かいっ)

昨年10月、革の質感に一目惚れして買った レザーバインダー。
プロッターの6穴ミニサイズ、革はプエブロ。

 ☟ ☟ ☟ これは購入時の状態 ☟ ☟ ☟



約8か月使用し、白っぽい毛羽立ちも落ち着き、
やっと少し、艶っぽくなってきました。



が・・・、艶は出てきたけど、革特有の模様はナッシング。

たとえば、こんな感じの模様とか・・・。
これは約10年使用で出た トラ模様です。




まぁ淡い色の革なら出るだろうけど、真っ黒だから出ても見えないか~。

ただ、淡い色の革だと染みや汚れが目立つんですよね~。

そんなことを思いながらプロッターのH P を眺めてると、
いいのを見つけちまいました。

ムラ染めコードバン!  



ワイン、グリーン、ブルーの3色があり、ワインをチョイッス。
ほのかにシャトーマルゴーの香りは・・・・しません。

サイズはいつもの6穴ミニサイズ、ほぼ文庫本サイズです。




開くとこんな感じ。
最初から模様が入ってます。  こりゃ楽だ。 はぁ?



中はこんな感じ。 上がコードバン、下がプエブロ。
さすがに中までムラ染めは、予算的に無理なようでした。



裁断面(コバ)も未処理とは、ずいぶん手抜き ワイルドですこと。



今回は必要最低限のモノだけ装着して



出来ました。 安心の2冊体制。(安心って、なんだよ)



これをどう使い分けるかは、これからゆっくり考えます。

最初から ムラ染めコードバンを買ったらよかったのでは?
         という冷静な突っ込みは、ご遠慮ください。

Posted at 2023/06/15 17:00:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | 本・ステーショナリー | 日記
2023年02月10日 イイね!

ペンケースを買って震災のトルコに経済貢献

約40年、事務系の仕事をやってたけど、書く文字が汚いオールージュです。

文字が汚くてもペンが美しければプラマイゼロと思い、
気に入ったペンを見つけたら買ってました。 (もちろん買える範囲内でです)

そこで昨年あたりから思ってるのが、ペンケース。

現在使用してるのは、こんな感じのペンケースです。



現職中から使用しており、愛着もありますが、入る量は6~7本くらい。

それより気になるのは、ペンどうしがガチャガチャとぶつかります。



現在所有してる勝負ペン(なんだ それ?)は10本少々。
性格的に、まだ増える可能性もある。(物欲ガード ゼロです)

そんなわけで昨年末あたりから、ペンケースを探してました。

先月まで、グルグルと巻く1枚革のロールタイプが最有力でしたが
2月初旬によく見た、恵方巻きに似てると感じ、却下。

超高級皮革製品を扱う GANZO は、カッコいいけど予算的に・・・。

評判が良い 栃木レザー は質感文句なしで、価格も良心的。

そんなときに見つけたのが、ガレンレザー(会社名) という商品。




10本収納できるのもあります。  10本収納は、ありそうで無いんです。

YouTube を見ると2~3年前から出ており、使い勝手も良さそう。

ひっかかるのは、メイドイン トルコ!

現在のソープは大昔、風俗系特殊浴場を、何故か日本ではトルコ風呂と言って
割引率が高い早朝トルコのお世話になったこともある。  えっ?

トルコが嫌いとか、悪いとかは一切思ってません。

ただ、トルコ製品への知識が無いのです。 まぁ私が無知なだけなのですが。

そんなこんなで買おうか悩んでたとき、
トルコ、シリアで大地震(現地時間2月6日 午前4時すぎ)が発生。

それじゃ、ごく僅かですが、被災したトルコへの経済貢献になればと思い
ガレンレザーを買いました。
 (買えるうちに買っとけという、やらしい気持ちも多少・・・、)

本体以外には無駄に労力を注がない、簡素な包装箱がトルコらしく、いい感じです。




ちなみに、見た目優先のイタリア製だと、ペン1本の包装箱でも



笑えるくらい豪華絢爛です。

現物は、C D より少し大きいくらい。



使用されてる革は クレイジーホース という革で、馬革?と思いきや
牛革らしく、馬の鞍などに使用されるので、そう命名されたそうです。

3面がラウンドジッパーで、開くとこんな感じ。



しわの跡?や色の濃淡がけっこうあり、よく見ると引っ搔き傷っぽいのもあり
輝くようなリスシオ革やルガトー革が好きな人には、無理っぽいです。

買った時点でもうビンテージ感がある、と思えるお気楽思考の人向けです。



内側は こんな感じ。
ペン10本を固定した状態で収納でき、フェルト素材のフラップがあるので
閉じてもペンがぶつからない。  いや~完璧、トルコやるじゃん!



ペンをいれたら、こんな感じ。



長さ15cmくらいまでなら、問題なく入ります。
太軸ペンも入るけど、太軸ばかりだと、やめたほうがよさそうです。

気になるというか、壊れるとしたら、おそらくここのゴム部分。
素材的に経年劣化が早そう。



できればペンを止めるゴム部分、フェルト素材の下地やフラップが
革製なら最高ですが、原材料、加工費を考えると、この価格じゃ絶対無理。

お手頃サイズと良心的価格、そしてビンテージ感、いいお買い物をしました。



ペンと予算が溜まったら、今度はガレンレザーの色違いを買って
地震で被災したトルコに経済貢献します。


と、カッコいいこと言ってるけど、被災地はトルコ南部、
ガレンレザーの会社はトルコ北部のイスタンブール。
けっこう離れてます。  800kmくらいかな。

おまえ(私のことね)のやってる経済貢献って、東北地方で震災があったのに
遠く離れた関西でタコ焼き買ってるような無意味なものでは?

という冷静ごもっともなご意見は、ご容赦ください。
Posted at 2023/02/10 18:31:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | 本・ステーショナリー | 日記
2022年12月09日 イイね!

1 : 1.6180399・・・・・

1 : 1.6180399・・・・・タイトルの延々と続く数字(比率)は
潜在的に美しいと感じてしまう 黄金比 だそうです。

ざっくり表すと 1:1.6  5:8

タバコのパッケージや名刺、クレジットカードなどの
縦横の比率もだいたい黄金比と合致するらしいです。

で、今日はその黄金比をもとにデザインされたボールペン
ヴィスコンティのディヴィーナのお話です。




ディヴィーナとの出会いは、今から約3年前でした。

イタリアの文具メーカーには、老舗だと アウロラ、デルタ、モンテ グラッパ
新しいのでは マイオーラ、レオナルド、などなどがあります。

ヴィスコンティは1988年、フィレンツェに創業。
 
      運命の出会い 1
フィレンツェと言えば、私が勝手に敬愛する ハンニバル レクター氏が
ボルチモア病院を脱獄後、潜伏してた街。 これだけで私のツボです。
 
      運命の出会い 2
そして社名が ヴィスコンティ! 
ヴィスコンティと言えば アルファロメオのエンブレムの右半分。



      運命の出会い 3
折りしも当時(3年前)は退職金が出て、プチ バブル気分 (^^♪
運命の出会いが3つも重なり、これはもう買うしかありません。

(私の人生に、運命の出会いは何故か日常茶飯事、多々あります)

(その後、コロナ流行、ロシアのウクライナ侵攻、超円安などで、突っ込んだ
 投資信託が大幅下落するとは知る由もありませんでした。は~(ため息))

で、そのとき一目惚れしてお買上げしたのが、これです。
    長さは標準 14cm   重さ 42g ちょっとヘビー級



ペンのボディは上部からペン先の口金まで 五角形。






五角形の頂点部にスターリングシルバーの素材を5本埋め込み
それを144度(頂点2つ分)らせん状に湾曲させて
気持ち控え目なマーブル模様を流し込むという、なかなか凝った造り。




イタリア = アッズーリのイメージで青色系が多いですが
ディヴィーナだけは、ちょっと異端なデザイン。




そこまで凝った造りなのに、所々チリがズレてるところはイタリアン ジョブ。



クリップはフィレンツェ、アルノ川に架かるベッキオ橋をイメージしたアーチ型。
使用法は、指先2本でクリップをぐぃっと引き上げるという
使い勝手より、デザイン優先。

違和感とまでは言わないけど、握った瞬間 ??? と思う五角形のゴツゴツ感。

普通ペンは25~30g、ディヴィーナは42g。
服の胸ポケットには挿したくない重さなど、マイナスポイントはありますが

おそらく人と被らない、デザインに全振りの ディヴィーナ、お勧めですよ。
Posted at 2022/12/09 21:32:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | 本・ステーショナリー | 日記
2022年11月20日 イイね!

デルタ後継モデル

デルタ後継モデル地元日本で開催、トヨタや日本人ドライバーの活躍、
ゴールデンタイムの地上波放送などもあり
世界ラリー選手権はけっこう盛り上がりました。

で、今日のお話、デルタは1990年前後、
無敵の強さを誇ったランチアデルタとは無関係な
ペンメーカー、デルタのお話です。


デルタは1980年代創業のペン、万年筆メーカーで、ちょっと派手目な色使いの
いかにも南イタリアっぽい作品を発表してました。

その中でも、今から約20年前、ドルチェヴィータ(甘い生活)と言う妖艶なネーミングと、
鮮やかなオレンジ色に心を奪われ、ここから私はペンの沼に嵌りました。

      ドルチェヴィータ ・ ミニ   110mm


ただ限定品や、伝統工芸品のような趣味性に振り切った商品が多く、
実用性には程遠い価格のため、デルタは2018年あえなく廃業。

が、同年、それも南イタリアのナポリ近郊というご近所に、デルタ創業者の家族によって
レオナルド オフィッチーナ イタリアーナという社名で復活しました。
(デルタの廃業なんだったんだ???  計画倒産???)

何はともあれ、復活してくれて、よかった。
相変らずの強気な価格設定ですが、気持ちお手軽価格の商品もあり、
ラインナップも多く、黒/オレンジの、まんまドルチェヴィータもあります。

で、選んだのが、黒/オレンジじゃなく、白/エメラルドグリーンのモデル。

      フェリーチェ    135mm


フェリーチェ、直訳すると 幸福。 普通の名前だけど耳に入る語感がいいからOK。

新旧、並べると、こんな感じです。



デルタ伝統の、クリップ先端の回転するローラーも引き継がれてます。
(ローラーにより服を傷めないためらしいけど、効果の程は謎です)




左から伊東屋・ロメオ3、アウロラ・カレイドスコーピオ、デルタ・ドルチェヴィータ、
レオナルド・フェリーチェの、色、模様の感じを比べてみると、



同じマーブル模様でも表現方法は、各社それぞれですね。

以上、36年の歴史を閉じたその年に、間髪おかず復活した謎のブランド、
デルタとレオナルド オフィッチーナのお話でした。


      おまけの1枚

我が町の隣の隣り町で、ときどき見かけます。 佇まいが闘う車ですね~。



   デルタ!  インテグラーレ?
Posted at 2022/11/20 20:45:20 | コメント(5) | トラックバック(0) | 本・ステーショナリー | 日記

プロフィール

プレステGT2でアルファに一目惚れし、2000年から156、147、147DUCATIと乗り継ぎ、現在ジュリエッタ4台目、アルファなら7台目。 アルファロメオ...
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