フロントスピーカー交換③ 【デッドニング編】
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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フロントドアのスピーカー交換と一緒にデッドニングも行いました。
材料と工具を紹介します。数量はフロントドア左右分です。
①積水化学 レアルシルト:デッドニングの定番品です。価格は高めですがカットし易い・ベタベタしない・粘着性が良いと施工性が良さそうです。1枚使用。
②積水化学 レアルシルト・アブソーブ:レアルシルトに吸音材を重ねた商品です。価格はさらに高めですが奮発してアウターパネルにLサイズ計3枚を貼りました。
③積水化学 レアルシルト・ディフュージョン:可聴域以外を減衰させる吸音拡散反射材でスピーカーの背面に貼ると良いそうです。1枚使用。
④エーモンAodea サウンドシーラント:アウターパネルのインパクトビームの隙間塞ぎに使います。チューブから絞り出して充填しますが使用量は少しです(^^;
⑤OLFA ロータリーカッターS型:レアルシルトの切断に使います。どうせならL型の方が、使いでが良かったと思います(;;
⑥エーモンAodea デッドニングローラー:レアルシルトの圧着用です。広く平らな面には良いですが、ドアの様な細かい面が多い場所には余り使えません。それと・・・・・ローラーのつなぎ目がすぐ壊れちゃいました(>_<)
⑦エーモンAodea デッドニング用ヘラ:レアルシルトの圧着用です。こっちの方が重宝しますね。
⑧エーモンAodea 制振ペイント:フロントドアパネル内側の制振剤として使用しました。複雑な面形状でもムラ無く塗れます。2/3本分位使用。
他に使った物もありますので各項で紹介します。
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①②インナードアパネルの額縁フレーム部の裏面にもレアルシルトを短冊状に貼りつけました。アウターパネルを外側から叩いた時の音がカンカンからゴンゴンに変わりました(笑
③インパクトビームとアウターパネルの隙間にはサウンドシーラントを注入します。元々付いてるゴム制振材の両脇には、水が抜ける様に隙間を残しておきます。サウンドシーラントは大きな歯磨きチューブの様な形状なのですが、絞り出してる途中で胴体部の継ぎ目が開いてしまい、充填剤が漏れ出して手がベトベトになってしまい、無茶苦茶苦労しました(;;
2回目からはビニールテープで胴体部をぐるぐる巻きにする事で漏れずに済みましたので始めから補強しておく事をおススメします。
④ウーファーの背面です。インパクトビームが邪魔ですが出来るだけ背面全体を覆う様にレアルシルトを貼り、同サイズに切ったディフュージョンを貼り付けます。背面吸音材は他にも色々ありますが、今回は細く切る事を想定して表面形状の細かいディフュージョンを使ってみました。効果のほどは?
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次はインナードアパネルです。
ここは後から追加・修正する事も考えて、フラット面にレアルシルトをポイントで貼るに留めました。先駆者の方々の事例を参考にさせて頂きましたm(_ _)m
ウーファーバッフル周りは形状が複雑でレアルシルトは貼り難そうなので、Beat-Sonicのダンピングマットフラットを使ってみました。(関連情報URL参照)ネットショップアローさんで購入しましたが、みん友割引もあるんで安く替えました(^^)v
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①②フロントドアにはサービスホールがほとんどありません。唯一の開口がコレです。始めから貼ってあるウレタンパッドをはがして、
③レアルシルトで周囲もろとも塞ぎました。開口が大きければ素材や補強方法を考える所ですが、今回は小さい穴なので余り気にしてません。
細かいですが、窓ガラスを取り外す際に外すキャップにも制振材を貼ります。
④キャップを取り外し、裏面の窪みに合わせてレアルシルトを切って貼りました。
⑤フロントドアトリム(内張り)を固定する為のドアトリムクリップを差し込む穴には、オーディオテクニカのその名もクリップダンパーを貼ってみました。
⑥内張りはクリップ9個で固定されてるだけなので、この部分に何らかの制振対策を施すのは効果的かな? と思いますが・・・
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ウーファー周りの制振です。こちらはNico Ponさんの整備手帳を全面的にパクらせて頂いてます。Nico Ponさん毎度お世話になってますm(_ _)m
http://minkara.carview.co.jp/userid/724891/car/617672/1507952/note.aspx
①純正ウーファーを取り外し、サイドウィンドウを全開にした状態です。窓ガラスと補強フレームが結構被ってますね。マグネットの大きな社外ウーファーだと干渉しちゃいそうです。
②ダンピングマットフラットを開口に合わせてドーナツ型に切り取ります。外側は巻き込んで貼りますので大きめに。ボルト穴の部分は予め穴開けしときました。
③内側を合わせて貼り付け、外側は切り込みを入れて折り込んでヘラで押さえながら、周囲に馴染ませて貼り込んで行きます。
炎天下の作業でしたが、ブチル系ゴムの部分がべたべたせず思いの外貼りやすかったです。粘着力が強いので周囲をアルミテープで補強しなくても大丈夫そうでしたのでそのままにしています。
④表面にバッフルボードをネジ止めして完成です。内側にブチル系ゴムが"ぶにゅー"っとはみ出してきますが、縁に沿って指で平らに押さえれば綺麗に仕上がりました。それと内側の補強フレームの表面にもちょこっとレアルシルト貼ってます。
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最後はフロントドアトリム(内張り)です。
こちらはシンプルに、内側全体に制振ペイントを塗付しています。
補強ビームで細かく分割されてたり、細い隙間とかもあるのですが、刷毛でまんべんなく塗る事が出来るので良いですね。塗料なので重量が重くならないのも良いと思います。
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①境界部分をマスキングしておいてから、80番の布ペーパーでまんべんなく足付けをしていきます。脱脂のみでも大丈夫かも知れませんがちょっと不安でしたので・・・ この作業が一番時間かかりますね(爆
②削りかすを拭き取ってから、制振ペイントを塗っていきます。基本は付属の刷毛を使いますが、狭いところは市販の小型の刷毛を併用しました。表から叩いてみて共振しそうなところは2度3度と重ね塗りしています。乾燥も早く、塗った直後ならはみ出した部分を濡らした雑巾で拭き取れますので扱いやすい塗料ですね。
③ツィータ―を取り付けたインナーセイルガーニッシュの内側にも塗ってみました。かなり潤沢に使って、フロントドア左右で全体の2/3位使いました。
④⑤配線コードの見えてる部分には防音テープを貼って押さえておきます。
⑥ウーファー裏のスピーカーコードにも防音テープを巻き付けておきました。
⑦ウーファー周りにはエーモンAodea 防音テープを貼り付けます。厚さ30mmとかなりの奥行きがあります。
⑧貼り付けはスピーカー側では無くスピーカーグリルの台座側にしました。台座の裏側がフラットで見付け幅も丁度良かったのと、ウーファー側に貼るとスピーカーユニットを外す際に防音テープもはがして再利用できなくなると思った為です。LEDリングの光が均一に広がる様に出来るだけ真っすぐ筒状になる様に気を付けて貼りました。
これで完了ですが、暫らく音を聞いてみて、インナーパネルと内張りには共振する部分に制振剤を追加していこうかと思ってます。
最後はスピーカー本体の取付とインプレッション編に続きます。
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