腰の痛みに関しては事故の直後から感じていました。事故現場にて調書を取る際、「お巡りさん、腰が痛いんです。お腹も、まるで腹筋運動をした後みたいに引きつって辛いんです。座ってもいいですか?」とワゴンのハッチを開けてもらい、荷台に腰をかけて話を始めたのです。どうした風の吹き回しか、少年が再び現場に戻ってきたのはその直後のことでした。
夕方になり警察に呼ばれ出頭しました。安物のパイプ椅子に腰をかけて事情聴取。腰にいいわけありません。終わった後、「もう少ししたら少年と親が来ますんで待っててください」と言われ、僕は椅子から立ち上がりました。檻の中の囚人よろしくウロウロすること数十分。少年と母親が現れました。「明日病院へ行くから。腰が痛いんだ。俺は肉体労働者だからそのせいかも知れないが痛いものは痛い。事故との関連性を医者に指摘されたらその分も追求するからな」と言い残し立ち去りました。
とあるみんカラさんからのコメントに対し、「痛い痛いと言い張る例のやつですな」といったニュアンスの返事をしたのはその直後でした。なおその時点では、仕事のせいで痛いだけなのかも知れないという観点から、みんカラに痛みについての発言をするのは止めようと考え口を閉ざしていました。
次の日病院へ行きました。どこが痛いかと聞かれ腰と答えました。耳鳴りはするかと聞かれ耳鳴りならいつもすると回答。先端が円盤になっているゴムでできたハンマーであちこちを軽く叩かれました。そのとき、財布がないことにふと気がつきました。断ってから待合室に戻るとさっき座っていた場所にあり、手に持って診察室へ戻りました。今度はレントゲン室へ行くことに。すると今度は診察室にそのとき持っていたまだ飲みかけのペットボトルを忘れてしまいました。
「ムチウチの典型的な症状ですね。背筋を傷めると集中力が低下して一時的に物忘れが激しくなることがあるんです」
しかしこの時点ではムチウチという自覚はあまりありませんでした。ムチウチって言ったら首だろう?首なんて痛くも痒くもないぞ。俺が痛いのは腰だ。・・・という思いから、事故で腰が傷む理由について医師に説明を求めました。曰く「骨というのは筋肉の支えをなくすと脆い。あなたはそのバイクが停まったと誤認し油断した、まさにその瞬間にぶつけられ、筋肉という支えをなくした背筋全体にダメージが広がった」、とのことでした。
帰ってきてからみんカラを見ると、そのときにはもう、他の方たちからも「保険屋からもらえるものはもらっちゃえば」的なコメントが目立ち始めていました。イタズラ心から、ついつい「痛くも痒くもないものを、痛い痒いと嘘をつき」と書いてしまったのは前回説明した通りです。相手が母子家庭で貧しく、修理の話が不透明なままだったため、腰の調子よりも修理の方が僕には悩みだったという理由もありました。
年を越して4日。二度目の通院。休み中、腰の痛みはまるで引きませんでした。前回同様注射をうち、診察の必要上から血液を採取。この時点ではまだムチウチという可能性の方が医者の中で高かったのだと思われます。診察を終えて保険屋さんに電話。すると相手の母親が保険屋からの電話に出ていないという例の話が発覚。友人宅で今回の事故の話をしていたら母親からの返信があり問いただすと、「知らない番号には出ないようにしている」という例の非常識発言。ブチ切れた僕の記事はここで一気にエスカレートしました。むろん保険のお金の話もです。
3回目の通院。血液検査にてムチウチではなくヘルニアという診断が下されました。以前から傷めていた腰が、今回の打撃で一気に悪化したのです。しかしそのときにはもう、怪我のことより度重なる相手側の不誠実な対応に苛立っていて、診断のことを書く精神的なゆとりなどなくなっていたのでした。突然、降って湧いたように腰が痛いと言い出したという風に感じる方がいたとしたなら、それはこのような理由からです。
以上です。
後からだったらなんとでも言える、嘘に嘘を塗り重ねるな、といった考えを持つ方もいるかも知れません。が、それならそれで結構ですので、もう一切の批判的なコメントはご遠慮ください。身から出た錆とはいえ、当方としても相当な精神的苦痛を感じています。そんな方たちとは交信も交際も一切したくありません。嘘と決めつけられても本当のことは本当なんです。ご理解いただける方とのみ、交信を行いたいと思っている次第です。
Posted at 2016/01/18 21:47:23 | |
トラックバック(0) | 日記