整備工場にて
A/Cコンプレッサーとエキスパンションバルブを交換してもらい規定量の冷媒ガスとコンプレッサーオイルを充填してもらいました。
A/Cコンプレッサーは走行距離5万7千Kmの中古品が安く手に入り
エキスパンションバルブは純正新品部品にて用意しました。
結果はエンジン回転数1,500~2,000回転辺りで外気温37℃の時に10.5℃となりました。
※修理前の状態は送風吹き出し温度が猛暑日の日中では25℃~27℃などで若干の除湿はされているものの少しばかり暑くてたまらんという感じでした。
夜間や日陰などでは全く故障に気づいていないような状態でしたので全く冷えないということではなく冷却能力が低下しており、暑いときに期待した15℃前後の送風吹き出し温度まで下がらない状態という状況でした。
取り外したエキスパンションバルブでバルブ開度の調整用セットスクリュー(六角ボルト)を外してばらしてみたところやはり少し摩耗粉がついておりグレーの汚れがありました。
なんせ23万Kmですからね。
可能ならばコンデンサーも合わせて交換するとレシーバタンクと乾燥剤のフィルターも交換できるのでベストですが、あちこちと費用がかさんでいるため今回はコンデンサー交換は見送りました。
また、コンプレッサーオイルはどろどろの真っ黒ではなかったものの若干の摩耗粉付着があったことからエアコン配管のフラッシングなども行っても良いかも知れませんね。
なお、エキスパンションバルブの交換に合わせて走行距離7万Kmの中古品スターターモーターに交換してもらいました。
あと残るは、オルターネーターと電動ファンですね。
走行中に故障されてしまうとつらいので早めに対処しようかと思っています。
参考情報:
A/Cコンプレッサー(リビルト品)3万円前後
A/Cコンデンサー[レシーバタンク/乾燥剤フィルター内臓:非分解](社外品)2万円前後
オルターネーター(リビルト品)2~3万円
参考工賃:
A/Cコンプレッサーおよびエキスパンションバルブ交換:20,000円(ガスチャージ含む)
スターターモーター交換:8,000円
※Oリングと冷媒ガスは別途支給としましたので、整備工場の在庫冷媒ガスを使用する場合には別途使用材料および部品代が必要です。
8月初旬に冷えなくなったエアコンの修理をしましたが、1,500〜2,000回転以上の時には全く問題なく温度差18°C以上で満足なのですが、
アイドリング時には温度差が13°C程度となっており、信号待ちなどの際に猛暑のさなかでは生温い吹き出しとなっていました。
おそらく配管の内部や交換しなかったコンデンサー(分解不可のレシーバータンク含む)などにコンプレッサーの摩耗粉や劣化したコンプレッサーオイルの影響によるものと考えてエアコン配管の洗浄を実施してもらいました。
洗浄前:0.3Mpa/1.5Mpa
洗浄後:0.2Mpa/1.2Mpa
※アイドリング時
というようにアイドリング時の圧力値も適正な範囲になったようです。
ただし、残念ながら10月4日(水曜日)に配管洗浄を実施してもらったため当日の気温は20°Cに届かない位の肌寒いひであったので猛暑の際に改善されているかは不明です。
近所オートショップなどでも作業内容や使用する装置などを色々と確認しましたが、スナップオンの配管洗浄機能搭載機器にて実施している店舗は少なくスナップオンのメーカーHPから検索して一番近いショップを探して配管洗浄してもらいました。
戸田市美女木のRCSにて施工
今回は、コンプレッサーの配管接続部を一旦外して配管内のダイレクト洗浄(パルス洗浄)を行いました。
技術料とコンプレッサーオイルなどの材料を含めて一万八千円少々でした。
※状況により作業内容や料金が異なる場合もあります。
気になる方や施工を依頼される方は事前に予約してから訪問してください。
スナップオンのエアコンサービスステーション
Posted at 2023/08/02 17:36:20 | |
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