269年か270年、273年のいずれかに殉教したとされるてんかんの聖人ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)を悼み祈りを捧げる日であり、ウァレンティヌスおよびバレンタインデーは恋人達のロマンスとは無関係であった。
が、
15世紀頃より急速に男女の恋愛の聖人と記念日へと変貌する。
ばれんたいん、と打ったら馬簾多印という変換文字が出てきた。
馬簾とは木版・版画を摺る際に用いられる道具で、続けて多印 とはまことに穿った変換なんだろう。
そんなことはさておき、本日はバレンタインデー。
チョコレート会社の思惑に乗って、今年も悲喜こもごもの一日が繰り広げられたのではないだろうか。
30人程度の会社や部署で2~3人の女性社員であれば、女性の出費はかなりだろうが、ウチのように女性が八割を占めるような会社も、、、(~_~;)。
男性はお返しに多大な出費を強いられるのだ。
そして、お返し物にえこひいきがあろうものなら、お局さま連中からの強烈なイジメを覚悟しなければならない。
ことほど左様に、バレンタインとは世間の浮かれと裏腹に厄介なイヴェントなのである。
しかし!
その厄介な日の、全く外側にいる「をのこ」がいることも忘れてはならない。
しかもあたら青春の只中に、チ・ヨ・コ・レートから無縁な「をのこ」がいることを。
そんな男子の可笑しくて、かつ哀しい話がある。
20歳にもなって、バレンタイン星から外れた軌道を回ってきた小僧は名案を考えた。
そうして実行したのである。
①まず、チョコレート売り場を巡る。
②可愛い女の子の売り場をチェックする。
③可愛い女の子を見つけたら客が少ないのを見計らって、当然チョコレートを注文する。
④支払いは一万円札にしなければならない。
⑤なぜならお釣りを受け取るまでのインターバルが大切なので。
⑥お釣りを受け取ったら買ったチョコレートを忘れたふりをする。
⑦そのままなにくわぬ顔で売り場を離れる。
⑧すると売り場の女の子が追いかけてくる。
⑨「あのー、これ」とチョコを差し出される。
⑩可愛い女の子からチョコレートを貰った気分になる。
ところが、追いかけてきたのは売り場主任の 熊みたいな男だったらしい、、、。
とりとめのない日記を最後までみて頂いたみなさんありがとうございました。
Posted at 2015/02/14 23:10:00 | |
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