尻が痛くなるバイクは作るな 完結編

一見すると前回と同じようだが、大違い。

マットの下には、

保冷剤。冷やすと粘性が大きくなるが常温でのGELの粘性がよさそうに思えた。

この保冷剤をマットの上に置くのはよろしくない。体が不安定になる。

←画像はマットの下に保冷剤がありますよというイメージを示すため。
シートとマットの間に挟むとちょうどよい固さになる。

液が漏れることはなかった。この大きさが必要。

割と前方に置いたらよさそうだ。

いくら外見を気にしないといってもこのコロナウイルスのようなマットの凹凸は切り取って、保冷剤と一緒にカバーに入れる。

保冷剤に布を巻いたりしてGELの粘性を調整。

大体150㌖走ると痛くなっていた尻が、一日中走っても全く痛くならない。

くれぐれも、ジェルは尻の骨の尖ったところより前に置くこと。（体圧の平均化）

結論は単純な姿になったが、ここに至るまでには多くの試行錯誤があった。

砂袋、皮、百均のU字形首枕、…　ダメだった。

思いついたのは馬の鞍から。案外固いのに何時間乗っても尻は痛くならない。しかし新しい鞍はむち打ちの刑を受けたように痛くなる。

つまり自分の尻の形にピッタリ密着させることが大事だと思った。

やわらかさは関係ない。面で支える。今回もいろいろ考えて楽しませてもらった。

こんな記事を読むといつも成功しているように思えるが失敗がはるかに多い。失敗したときは記事にしないからだ。

考えることが大事である。成功することも大事。

バイカーがみんな悩んでいることなので、また皆さんの中でよい考えがあったら教えてください。