2019年11月06日
車だけでは飽き足らず、海も制覇しようということで小型船舶の免許を取りました。
今回はそのお話。
要約するのが下手なので長いよ~。
同居の義父が趣味の釣りのために船を持っているのですが、もういい年なのでお前が引き継げと言われ、正直船にも釣りにも興味はなかったんですがじいさんに何かあってからじゃ遅いので免許を取ることに。
本当は1級を受けたかったけど勉強する時間がなかなか取れないのでまずは2級を取って後でステップアップすることに。
一発でも行けそうだったけど念のためスクールに行って講習も受けました。
で、10/28に午前学科、午後実技の試験を受験。
たまたま受験者が少なく、学科は2級がオレ一人、1級が3人、実技はオレと1級のうちの1人の2人だけでした。
この1級の人、地元の大学生(海洋学部)っぽいけどま~出来が悪い!
勉強したとかしてないとかそんなレベルじゃないんですね。
馬鹿にするつもりはないですが、できない人の典型と言いますか、試験官の指示もまともに理解できていないレベル。
係留状態の確認と言われて解らん始めちゃったり。
試験官も最初から最後まで文字通り苦笑いしていました。
ちなみにオレは学科は全問正解狙ったんですが凡ミスで2問間違い。
実技の課題もこの手ごたえと試験官の反応じゃ落ちるのが不思議くらいに思ってました。
で、10/31にウェブで合格発表確認。
小型船舶免許は国家資格で、JMRAという団体が試験を請け負っています。
そのサイトで確認すると…よしよし、学科は受かっているな。
じゃぁ実技は…あれ?該当者なし??
なんと落ちているではありませんか!
なんだよ~、一発アウトの課題をなんかやらかしちゃったか~。
待てよ?あのできの悪かった学生はどうなんだ?
お!こいつ学科落ちてる!当然実技も…あれ?受かってる??
おかしい…何かがおかしい…多分。
当日を思い出してみよう。
そういえば試験官は学科で顔覚えたからって受験票確認しなかったな~。
私は2級の受験番号1番。
学生は1級の受験番号2番。
始まるときに「あなた1級だから1番ね。あなたは2級だから2番って呼ぶからね。」って言われたっけ。
あ~、こりゃ採点表が入違ってる可能性あるなぁ。
で、即スクールに電話して結果に納得できない旨を訴え、調査してもらうことに。
翌日、スクールから電話。
「やはり何か手違いがあったようで合格でございます!」
だよね~。
「JMRAからお詫びしたいということなのでお電話番号お伝えしてよいですか?」
いいよ~。
数分後、お詫びの電話。
お詫びの電話なのに番号非通知。
「この度は申し訳ございません。」
「仮にも国家資格でしょ?こんなことよくあるの?」
「今、出先なのでわかりません。」
…何のためのお詫びの電話だよ??いったい何を詫びてるんだよ??
JMRAは民間団体だけど行政が絡むとビジネスの常識が捻じ曲がるんだよな。
その後、またスクールから電話。
「間違いに気づいていただいてありがとうございました。」
「こんなことってよくあるの?」
「JMRAの方にも聞いてみたのですが、受験者から指摘があって判定間違いが発覚したのは前代未聞だそうです。合格者の掲出を忘れることは稀にあるみたいですけどね。」
掲出忘れはあるんだね…。
受験者にとっては人生を左右されるかもしれないのに。
ちなみに一度合格と出したらひっこめられないらしく学生の方は合格のままでした。
まぁオレには関係ね~よっと。替え玉で合格になったんだからオレに感謝しな!
まぁ今回はたまたま実技の受験者が2人しかいなくて、たまたま一方の出来が非常に悪くて、加えて当日の言動を一言一句まで詳細に覚えていたっていう幸運があったからわかったんですよね。
同じくらいのレベルの人が一緒だったら素直に受け入れていたと思う。
結果がどうあれ、自分を信じて自分が納得するまで追求することが大事だという教訓を得ました。
そんなこんなで来週には免許が来るので時間を見つけてじいさんと釣りにでも行こうと思います。
Posted at 2019/11/06 00:56:47 | |
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