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(^_^)カッパの愛車 [スズキ カプチーノ]

整備手帳

作業日:2014年9月7日

リアハブベアリングの交換2

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 6時間以内
1
ハブベアリング交換で、ハブを抜き取ると、ベアリングのインナーの半分が、ハブ本体に付いたまま抜けてしまうので、そのインナーの抜き取り作業です。

ベアリングのインナーに丁度良さそうな溝が有るので、その溝にギロチンの様なプーラーをやんわりとセットし、ハブを押して抜き取りしました。
2
抜けたハブベアリングのインナーです。
これで、一安心です。
左上のナットやら、パイプの一部はハブを支えたり抜いたりした時の台座に使ったガラクタです。

ハブベアリングにしても、足廻りのブッシュの入れ換えにしても、この様なガラクタが無ければ、油圧プレスを持って居たとしても、上手く作業はできないはずなので、筒状な物は何でも集めておく様にしてます。
数ミリ感覚で、長さのが5~6センチ位の筒状のプレスに使えそうな台座セットって売って無いですかね。
プレスを売って居る工具メーカーは、プレスの使い勝手が広がるのだから、台座セットも開発して販売すれば良いのにな~って、心底思います。(*´ー`*)
3
ハブベアリングを入れたら、オイルシールを叩きます入れて、シール部分には、グリスを塗りつけし、ちょっと錆が気になったので、錆びチェンジャーで、錆び対策をして、ハブもついでに、ハブボルトの打ち替えします。
4
ハブボルトの抜き取りです。

せとかく外れて居るので、油圧プレスでの作業です。
車体に付いた状態で、ハンマーで叩いて抜き取り荒業も有りますが、ハブボルトの刺さって居る部分が、軽自動車はヨワヨワしいので、あまりお勧め出来ない感じでした。
5
ハブボルトの圧入です。
スプラインの溝を合わせたら圧入して行きますが、このハブボルト、ハブにしっかりと、圧入させておかないと、ハブボルトの緩みを起こす可能性が有りますね。
しっかりと、圧入されないと、タイヤを付けて、ナットで固定しても、走行中に、ハブボルトが動けばナットは締め付けトルクを失いナットは緩んで脱落なんて事に成りかねないので、ハブボルトの打ち替えをしたら、確実に圧入するのと、タイヤを付けたら、定期的なナットの締め付け確認は行わなければ成らないと思います。
油圧プレスでの圧入加減は、圧力ハンドルの手応えで、圧入が完了したか、判断して、更に圧力を加え完全に圧力ハンドルが動かなく成るまで圧を掛けてみました。目視でも、ハブボルトと、ハブの密着を確認しました。密着の目視での確認では、完全に密着して居る様でも、判断は難しいのかもしれませんね。
ハブの厚みが薄いから尚更ハブボルトの緩みが起きやすそうです。
6
ハブのベアリングへの圧入の写真を撮り忘れてしまいました。(。-∀-)
重要なのは、ハブベアリングのインナー部分にスペーサーをあてがい、ハブ圧入のときに、ハブベアリングののインナーを押すと言った感じで圧入すると言う事です。
ハブナックルで押さえて押しては、ベアリングに負担が掛かりますので、必ずベアリングのインナーで押す又は支えます。

ハブの圧入が済み、ドライブシャフト側のオイルシールを叩き入れたら、リアハブベアリングの交換は終了です。(*´ω`*)
叩き入れるのに、丁度良いカラーが有ったのでそれをあてがい叩いています。
オイルシールの打ち込みは、斜めに傾くのですが、成るべく傾けしないようにしながら、高く成った場所を狙って叩いて行きます。大きく斜めのまま無理矢理叩き入れようとすると、オイルシールの縁が引っ掛かってシールを変形させてしまう様です。(*´ω`*)

他にもサスペンションのショックアブソーバーのブッシュとか、リンクのブッシュもリアハブナックルには、付いて居るので、そちらも、交換出来たら、リアハブナックルのオーバーホールと言う形で、完璧なのですけどね。(*´ω`*)
7
オマケ写真です。(*´ω`*)
ハブに残ったベアリングのインナー部分です。
ギロチンのプーラーと溝の感じです。
8
リア、ハブベアリングのサイズ(小数点以下数ミリ誤差有り)は、外径62ミリ、インナーカラー内径35ミリ、厚み31ミリでして、ハブを抜き取りには、34ミリ位のカラー形状の物で押す必要が有り、更にハブナックルから、ハブベアリングを抜くには、ハブから、インナーを抜き取り、ベアリングに組み直して、押すか、写真の様なベアリングのボールを押すか、ベアリングカラーのアウター部分をピンポイントで合わせたカラーが必要に成ります。ハブベアリングの交換1で紹介した様なプーラーですと、カラーはテーパー状の形で、ボールを外側に押し広げる形で、押し込んでくれたので、写真の状態のまま抜き取れました。

ボックス等で抜き取る場合、私の手持ちのボックスでは、38
サイズが必要で、抜き取ったハブの、インナーを外して、そのインナーをベアリングに組み込んでからならベアリング本体を押せると思います。

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この記事へのコメント

2014年9月7日 7:52
どうもです!

ベアリングの抜き取り&圧入、ソケットもコマでいけますかね・・?

コメントへの返答
2014年9月7日 9:51
ハブの抜き取りに、バックプレート付きの状態で、どう工夫して抜き取るかが難しいかだと思います。
私の紹介したハブ抜き取りのSSTでは、ボックスのコマをシャフトに通せないので、(ラチェットの入る四角い穴が小さい為)ボックスでは抜き取り作業が出来ません。

ボックスで出来るかどうかは、手持ちのSST次第に成るかと思います。
油圧プレスなら、ボックスでも行けそうですが、ハブの抜き取りのバックプレートをどうやるか?

バックプレートに大きめな部材で、圧力を散らばらせれば、バックプレートの変形も少なく抜けるかも知れませんが、バックプレートが錆びが酷いと、変形してしまうかと思います。

ハブのインナーカラーをどう抜くかもポイントかも知れませんね、抜いたカラーを宛がわないとベアリング本体の抜き取りに押す場所が難しく成りますからね…(。-∀-)インナーが抜ければ、38クラスのボックスで押せますからね。

再度、内容をアップし直ししたので、ベアリングのサイズを参考にしてみて下さい。(*´ω`*)

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