ささ錦の屁理屈コーナーです(笑)。
大分サボってましたね(汗;)。今日はネタノートを見る時間があったのでちょっと書いてみよう!!
サスペンションについて、その第一の目的は何か?
「乗り心地」「安全性」「操縦安定性」「速さ」・・・人それぞれ第一に考えるものは違うでしょう。しかし、「多様な路面」「車のキャラクター」「狙った販売層」などなど自動車メーカーはそれらの最大公約数で割り切って一台の車を造り出します(メーカーの個性が出るわけです)。
さて、ここにいらっしゃるコダワリ派の皆さんは、好きで選んだはずの車の乗り味が気に入らないと、当然リセッティングしちゃいますね。でも、そこにはメーカーが造った車をイジる「リスク」を考えねばなりませんね。やはり、ある程度の知識や助言は必要になってくると思います。
少し考えただけでも、重量が重い>軽い、パワーがある>ない、乗り味が硬い>軟らかい、ボディー剛性が有る>無い・・・、さらに、構造を理解することや、それらを実現するための「予算」など。考えるとキリがありません。
そして、ここから先は人それぞれ「好み」が違い、「やり方」も違う。予算をかけずに頭を使って、ちょっとの変化に一喜一憂するタイプ。とりあえずイイといわれる物は着けちゃう(交換する)タイプ・・・。
ロードカーとして考えた場合は、第一に路面と唯一接している「タイヤ」を正しく機能させることが重要であると考えます。しかし、操縦安定性を追求するあまり乗り心地を犠牲にしてはロードカーとは言えない。その車がレースカーであれば自ずと操縦安定性を最重要に考えれば良いが、我々の愛車は家族も乗せるし、通勤の渋滞もある。この操縦安定性と乗り心地はトレードオフの関係だから、どちらをとるか?ということになってしまい悩ましいものです(例外的にWRCのラリーカーは驚くほど乗り心地がイイという)。
そこで自分の場合は?
まず、乗り心地を重視した結果と思われる「サスペンションストローク過多」が気に入りませんでした。ある程度ストロークしたところの操安性(外側のタイヤに荷重が乗ってから)はいいのですが、それまでの過渡特性が自分には全く合っていませんでした。このタイムラグを取り除くためにとりあえずスプリングを取り換えました(ローダウンフォルムはあくまでもオマケです)。これで、まるで二階から操縦しているような感覚が減り、中二階くらいになりました(笑)。
その後、ストロークは減らすことができたが、今後はステアリング系の剛性の無さが気になり始め、補強パーツの導入や、スタビリンクの交換、アライメント調整などを行い、最低限の費用でなんとか乗れるレベルになっています。現在の不満点は、荷重の乗り具合がリニアじゃないところがあって、伸び側の減衰力が足りません。次に行くとすれば「ショックアブソーバー」なのですが、少々考えがあってまだそのままです。
今日もかなりコネてしまいましたネ。別に目を三角にして走り回るわけじゃないですが、自分の思う通りに動かせないとストレスがたまってしまって・・・。
「おっ!今のは上手くいったな!!。」とたくさん思えるように仕上げたいですね。たまにニヤケているところを息子に目撃されチョットハズカシイけど。。。
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2013/08/05 16:11:50