シリンダーヘッドの再生！😕(全4回その1)

とりあえず、バラしてカムの救出とバルブとシートリンク周りの状態のチェックからです。

オイルをかけてある程度濡らしておきましたがカム山は錆びが出ちゃっています。

ヘッドボルトも1本抜けてない。爆泣

バルブが張り付いているので、もちろん固着していてカムは回りません。😞

プラグもネジ山がアルミ製のヘッドと固着しているしスキッシュエリアの中のカーボンと錆びで外しが大変です。

カムも回せないので、カム山が作動している場所のロッカーアームがフルテンションで外せません。😖

仕方がないので、テンションがかかっている4箇所のアームをバールを使いテコの原理で
アナログ的に外します。🧐
全てのロッカーアームを外してカムを抜きカムホルダーのジャーナル部の状態を確認します。

少しの変色はありますが、水没の影響はないようです。

カム山はヤバそうな感じ…！😖

3リッターの街乗り仕様だったのでそんなに高額なカムではないのですが、普段使いには
程よいカムなので活かして再使用出来れば嬉しいのです。カムのプロフィールは輸出用の純正でE30刻印のC打刻なので、68°の7ミリリフトだったと思います。
2ミリのヘッド面研でメタルガスケットは1.5ミリでも規定バルタイを少し変えたい時など市販の普通のハイコンプピストンのリセスならクリアランスに少しだけ余裕があるので、ちょっと安心カムです。
フライホイールが4.8キロくらいならレスポンスもトルク感もまあまあ兼ね備えていて扱い易い3リッターになります。
若干、ピックアップが落ちますが5.4キロのフライホイールの方が街乗りではよく使うパワーバンドのトルクが太くて80km/hまで頻繁に使う場合はそちらが乗りやすいですね！🙂　
もはや内容が高年齢者用のチューニング内容のようですが、色んな仕様のL型を乗ってきたので自分の年齢と身体に合わせて''現在点"に合った仕様で乗りたい訳です！😄
愛車は、相棒なのでファッションと同じく歳相応に変えて違和感なく自分に馴染ませたい！笑



バルブスプリングはイスキー製の8000rpm対応だったかなぁ？。🤔

今回は還暦おじいちゃん用の3リッター仕様
みたいで弱めですが中身もルックスもバランスの良いエンジンにしたいと思います。

次にバルブ確認。
バルブスプリングを外してバルブを抜きます。

バルブコンプレッサーを使ってコッターを取れば外せます。バルブスプリングは元位置の場所はあまり関係ないですが当方はインナーとアウターのスプリングの馴染みがあるのでセットで保管するようにタイラップで1バルブ毎にまとめておきます。

プラグがどうして1本取れない。😭

舐めてしまうと面倒なのでキャンプバーナーであぶって膨張させてインパクトでなんとか外しました。☹️

軽く掃除して、張り付いたバルブを剥がすのですが、バルブが開いている部分も動かない…。😫😫
バルブガイドに貼り付いています。

仕方がないのでキャブクリーナーと556をかけて一晩寝かせて様子見をします。

1番と6番の全閉じだった部分はなんかかなりヤバそう…。🥺