カーボンボンネット　クリア塗装　（2回目）

さてお次はクリア塗装に入ります。


環境がとても大事！！


駐車場の壁を使って半屋内で風の影響を受けない場所でやります。

前日に清掃しておきました。

全面に天井からマスカー2600mmを使って塗装ブースを作ります。

換気のため扇風機を外に向けまわし

ウレタンの飛散と室内のホコリを吸わせる為、中古の空気清浄機を回しておきます。

台（イス）を4つおいてボンネットを乗せ
準備します。

天気は晴れ。湿度４５％　気温は2４℃

よし。いけるぞぅ～

その前に・・・この部分はどうしようもなく汚いままなのをなんとか隠したい。

悩みましたがやっぱりFEELsステッカーで隠します。

前回はステッカーがドンドン痛んでドンドン剥がれる様が伺えたので、今回はクリアの下に埋めることにしました。

ステッカーがちゃんとしたやつじゃないと溶剤でとけちゃうから、五年耐候ステッカー以上の物でないといけません。

まずは脱脂作業です。

買い込んでいるパーツクリーナーで脱脂します。

シリコンオフ新しく買うのもね～

上からウレタンクリア吹くのでタッチペンでサイドをブラックアウトしておきます。

タッククロスでホコリを除去。


おててねちねち。

今回使うウレタンクリアーです。

「関西ペイントPG80　２液ウレタンクリアー1kgセット　」

ボンネットだけなので1kgぐらいが丁度いいです。

クリアー700g
硬化剤　70g
希釈シンナー　300g
セットなのでストレーナーや調色カップやらが付いてます。

ガンはmeijiのFINER2　口径1.4を使用

硬化剤10％なので
クリアー200g　に20gを混和
35％希釈なので77gシンナー
合計297gを３回ほど作る感じです。

よく攪拌させてカップに投入！

さぁ～て下地ボロボロでどこまで綺麗になることやら

れっつごぅ～

まずは捨て吹き。

さぁ～～～っとふいて足付け塗装です。

いい～

いいねぇ～

高いガンだけあるゎ～

ウレタンなのでものすごい飛散！

防毒マスクなかったら死んでますね。

息止めてやるにも限界がありますから～

白い粉塵がドンドン空気清浄機のほうに吸われて行きます。

15分置いて本番塗り。

15cmぐらい離してゆっくりよりチョット早目（？）で左右に3分の１重ねで塗装して行きます。

画像は１回目　まだツヤは出ません。

20分のオープンタイムを取って２回目

ややツヤが出てきた感じ

角度が違うラインは格子状に直線を意識して塗装

３回目

ツヤがでてきましたよ～～～～

綺麗になってゆくのを見るのは楽しいですゎ

５回目ですキレイになってきました！

まぁちょっとゆず肌作っちゃったけど

全然缶スプレーより出来がいい。

３日乾燥させました。　関西ペイントPG80は乾燥が速く、20分後にはもう素手で触れちゃうぐらいなんですよね～　素人でも扱いやすく出来ています。

ピカピカじゃぁ～　ここはね（笑）

やっぱり下地が悪い部分はガタガタになってます。下地調整は手を抜いてはダメですねぇ～

あとは裏面の所々に塗装剥げが見られるので

缶スプレーで塗ってきれいにします。

乾いたら裏面にボンネットインシュレーター（断熱材）を貼り付けます。

社外品ってね、裏面みると純正と違うところがいくつかあってリベットの穴が曖昧に開いてるんです。　

「ここはいるだろ！」
って言う所に穴がない。

ドリルで開けました。
鉄鋼ドリルでやらないと木工ドリルで開けようとするとFRPが砕け散りますご注意を

さぁ次は磨きの時間です。

本当はペーパー当てからやるんですが・・・


折角いい感じでクリアが乗ってるので勿体無い。
多少のゆず肌部分はもういいかなーって感じでコンパウンドがけをします。

超微粒子液体コンパウンドまでかけて洗浄。

一通りの作業を終えました。

手を抜いちゃった部分はあるけど
下地が悪くガタガタな部分が多々あるけど

やっと「やろうとしてた宿題」が完了してホッとしました。

でもでも。　
どうしようもなかったこの部分。
クリア乗せても茶色の変色はキレイに透き通って見えてしまってます。

スポンサーロゴを張って隠します。

これでみえない。

かっちょいいしね。

純正ボンネットと入れ替えて完成～～

ふぅぅ～満足です。


ん？満足？　いいえ。　だってメッチャきれいにしたかったのに良く見ればガタガタです（泣

色々準備して作業した割にはって意味で、DIYとしては満足です。




それに何故かボンネット歪んでて左右のクリアランスが片側によってる。ヒンジのボルトがずれて入らない。前までは装着できたのに？
次はボンネット装着の修正です。