簡易充電器、CTEK US3300を試す-①
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
先月の車検時、バッテリーの電力不足を指摘された槍烏賊号。
たしかにこれから寒さが厳しくなっていくので、バッテリーの突然死なんて失態だけは避けたい!
で、今回はバッテリーメンテナンスのネタを投下してみました。
実を言うと、去年の夏にバッテリーを上げてしまうという失態をやっちまった香澄、はたして現状の槍烏賊号のバッテリー電圧はどないやねん…ということで、GSのバッテリーテスタをお借りして、計測してみたところ…
11.43V!
あーーーー
こりゃ確かにあかんわな。ここまで下がってたら、要充電レベルです。
2
まぁ、測定結果からして、充電しなきゃならんわけですな。
が、しかし、車載充電できるような設備なんか持っているわけないし、とりあえずバッテリーを取り外してから考えよう。
バッテリーの取り外し、取り付け方法ですが…
(熟知されている方はごめんなさい)
★取り外し
マイナス端子を外して → プラス端子を外す
★取り付け
プラス端子を取り付けて → マイナス端子を取り付ける
が、一般的なやり方です。
たーだー、この工程で十分注意しなきゃいけないのが、感電とスパーク!
車両に搭載されているECUは、バッテリーのスパークで回路が破損する可能性があるので、取り付け、取り外しの際、バチバチさせちゃうのは厳禁です。しかも電気溶接並みの跡が残りますしね。
初心者の方で、バッテリーの取り外しを行うときは
①軍手は必ず着用(感電や火傷の防止)
②マイナス端子を外したら、バッテリーの接点+車両の端子に間髪いれずに絶縁テープを巻く
③プラス端子を外したときも、間髪いれずに絶縁テープを巻く
を実践してください。
あたりまえのことですが、自動車の車体はすべて「マイナス」です。
バッテリーのプラス端子がボディやエンジンその他の金属部分に触れた途端、12V電圧が一気に流れちゃって、スパークの原因になります。
(注)
写真は、たまたま絶縁テープがなかったため、ガムテープで代用しただけです。よい子は絶縁テープを巻きましょう。
3
さぁ、これから充電です。
今回の主役、簡易充電装置、CTEK-US3300だ!
みんカラでも、CTEK-US3300を使ったユーザーさんレビューを多々拝見させて頂いたのですが、なんといっても安い!小さい!扱いが簡単!
某Yオクで6800円という破格で入手しちゃいました。
聞くところによると、CTEKというメーカー、メルセデスやポルシェ、アストンマーティンといった車両用のオプション充電器をOEMで販売してるらしく、信頼性はそこそこあるみたい。
驚くことに、最近のバッテリー充電器でトレンド化している、バッテリーの寿命を縮めるサルフェーション現象を解消、死亡寸前のバッテリーでさえも復活させる、パルス充電が可能ということ、こりゃ試すしかないぞ!
(バッテリーの寿命を縮める、サルフェーション現象の解説)
http://www.hi-grove.com/chemical_change.html
槍烏賊号搭載のバッテリー、75D23Lと比較しても、充電器本体のサイズはめちゃくちゃ小さい!こんなオモチャみたいな代物で充電できるんかいな?
4
せっかく入手したCTEK-US3300、真意の程を見せてもらおうじゃないか。
CTEK-US3300のすごいところは、充電のための電極(プラス、マイナス)を宛てても、スパーク防止機能というありがたい代物が装着されているらしく、素人でも安心してバッテリーの充電ができるとか…
昔の液補充充電タイプなら、充電中に水素を放出するので、爆発事故なんていう恐ろしいことも多々あったわけで、この充電器はその危険防止のためによく考えられて作られてるわけですね。
早速、端子をドッキングして、充電準備に入りましょう。
槍烏賊号のバッテリーはACDELCOのメンテナンスフリーバッテリーなので、そのまま端子をドッキングするだけでOK。たぶん、メンテナンスフリータイプバッテリーなら、そのまま端子をドッキングするだけでOKのはずです。
(液補充型バッテリーをご使用の方へ)
液補充型をお使いの方は、バッテリーの液補充蓋を全て開けましょう。
さらに、充電中は引火性ガスや有害ガスが液補充蓋から放出されるので、屋外での充電を実施して下さい。
液補充蓋を開けないまま充電を行ったら、引火性ガスや有害ガスがバッテリーの筺体を破壊、最悪爆発しますので、十分注意しましょう。
5
バッテリーに充電端子を接続したら、CTEK-US3300にコンセントON。
MODEスイッチを数回押して、車マークのインジケーターランプを点灯させるだけでOKらしいです。
現状のバッテリー状況をみると、バッテリーの残電圧が半分のところのランプが点灯しました。消耗してますよーという状態みたいですな。
さて、このまま放置プレイで数時間待ちます。
みんカラのユーザーさんのレビューによると、24時間の放置プレイでかなりの充電効果があるみたいですが、せっかちな香澄は12時間のみの充電とします。
6
はい、12時間後です。
インジケーターランプがグリーンを表示しています。どうやら満充電?というよりも、取り急ぎバッテリーが危険水域を脱しています、という状態みたい。
CTEK-US3300のコンセントを抜いてから、バッテリーに繋いでいた端子をマイナス→プラスの順に取り外していきます。
これから車両に取り付けるわけですが、冒頭でもお話ししたとおり
★取り付け
プラス端子を取り付けて → マイナス端子を取り付ける
の順番を間違わないように。
さらに、端子を不用意にボディーに触れさせてスパークなんてミスはだめですからね~~
7
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク