ベルト交換しました。

ベルト鳴きがするので交換することにしました。
鳴いてるのは2本あるうちのオルタネーター＆ウォーターポンプ用側の1本なんですが、エアコンコンプレッサーベルトの内側にある為に手前から外さないと作業出来ません。

そして、そのエアコンコンプレッサーベルトが曲者の
『ストレッチベルト』という、機械式に緩めたり張ったり調整出来ないちょっとややこしい？ヤツなんです。

「ストレッチベルト」で動画検索するとわかり易いのが見つかります。

CW用で部品を探しても見つからず、純正でしか用意出来ませんでした。

部品が届いて確認するとお約束ですが、マツダ純正にニッサンのラベルを付けただけのいつものパターン。
しかもベルト単品。

写真①②の様にストレッチベルトインストーラー治具が必要なんですが、市販の汎用品のインストーラー治具だと高級品だったり、お手頃品でもクランクプーリーとボディクリアランスの心配から手が出せません。

なんとかなんないかなー？と相談するとお友達が
市販のCR用のベルトセット付属のインストーラー治具を分けてくれることに♪

※そういう訳で写真中の手順⑥は絶対に守ってはいけません！（笑）
恵まれないCWオーナーに愛の手をお願いします♪

いきなりですが右前輪ホイールとエンジンアンダーカバーと右側のカバーが外れた状態です。

手順②の様にエアコンコンプレッサーベルトを切断して外します。

と思ったけど切断して外すのが悔しいので（ﾓｯﾀｲﾅｲ?）
ベルトとプーリーの間にクリアファイルの切れ端を挟ませて、ベルトを掴んで手で外側に引っ張りながら、
クランクを21mmのレンチで時計周りにチビチビ回していくと『プルン』っと、無事に外れてくれました！

（心のなかで「勝った♪」と連呼しましたw）

そして今回の本題部分のオルタネーター＆ウォーターポンプ用ベルトの脱着です。

写真中央のメガネレンチを掛けてるのがテンショナーでベルトの張りをスプリングの力で張ってるもので、レンチを反時計周りに動かすとテンショナーのスプリングが縮まってベルトがたるたるに緩むので、その隙にベルトをプーリーから取り外します。

※ベルトのレイアウト（通り道）を忘れないように注意です。

ベルトを組み付ける時もテンショナーを縮めながら入れて、
各プーリーの溝とベルトの溝が噛み合ってるか確認します。

オルタネーター＆ウォーターポンプ用のベルトは整備手帳のひとコマで完了です（笑）

この2点がバンドー製のCR用ベルトセット付属のストレッチベルトインストーラー治具です。

ニッサン部品に確認したら18000-ぐらいするそうです。
どんな立派なものなんでしょうか？

ちょっと分かり辛いですが取説の手順③④の状態です。

ベルトがプーリー溝からズレない様に治具で引っ掛けながら、
クランクプーリーを時計周りに回していくとベルトが
収まっていきます。

※最後はプーリーを回すのに結構な力が必要なので工夫が有ったほうが楽です。

エアコンコンプレッサーベルトの新旧比較。
上が新、下が旧。

マツダ品番の末尾が「A」から新では「B」になってました。
改良品かな？