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あらすじ：
ふと思い立って、
全く走ったことのないエリアに行くことを決意。
夫でさえも通過しかしたことがない場所。
中国山陽で我々を待ち構えていたものとは？






さて、秋吉台を後にして今夜の宿を考える。
本来はここで引き返す予定だったのだが。


「ここまできたら、下関行こう」
じゃらんで調べると、月曜日なので選びたい放題。
居酒屋目的で、安くて綺麗そうな宿を確保(便利便利)

九州と、本州を結ぶ橋。
さすがにそれを渡るのはやめておいて・・
タワーに上って夜景を見てみた。

残念ながら、タワー内のレストランは貸切営業らしいので、居酒屋探しに下界へ戻った。


名物のこれを食べてみる。
カブトガニの活き造り。新鮮な証拠に、つつくと手足をばたばた。ホラー・・・・
塩焼きも頼んだら、そちらの方が味がぎゅっと濃厚で美味しかった。
店名は書かないが、どうもそこで私は「あたった」らしい。
帰宅後にお腹が大変なことになるとは、このときは知らない。

ちょっと色々問題があって、店選びに失敗したなと早々に撤退し、部屋で飲みなおす。
疲れもあって、気付いたら眠っていた。

翌朝。
あとは戻るだけだが、もう少し走りたい。
「折角だから、角島いかない？」

いい景色の場所らしい。
とりあえずＯＫし、ルートを探す。単純な海沿いの道。
途中の道の駅でトイレに入った途端、「わぁぁぁぁぁぁ！」と思わず声が出る。

洗面所。このガラス張り。
今日は非常にいい天気というのもあって、海の綺麗さが一段と際立つ。
男子は用をたす際、この景色見ながららしいですぜ。
売られていたウルメイワシの美しいこと。背中が真っ青な海の色をしていた。
カブトガニが生きた状態で詰め込まれ、こちらに「買っていかないか」とささやくが
既に気温が高くなってきている。
今日中に帰れなくなると駄目にするので、泣く泣く諦めた。


そしてこれが角島への道。
青い海に向かって伸びる、一本の道。
言葉を失う。
『死ぬまでに一度は見たい絶景』に選ばれたと言うが、それも納得。

と、側にカブが停まった。
どうにか海とバイクと自分の写真を撮ろうとしているが、苦労している。
声をかけて、シャッターを押させてもらった。
「大阪から来ました！」
(￣■￣；)！！　高速乗れないですよね？ワイルドだなぁ


島に渡る。
灯台や、牧場(放牧されていなかった)をめぐる。

海の青さに、はっとする。
「これ、バルティックブルーだね！」
丁度ちょっと濃いあたり。まさに我が家のポルシェの色。バルト海じゃないけど。
ティグと一緒にとったら、ティグの車体が黒く見えた。技術のなさにホゾを噛む。
ポルシェできたかったな。バイクでも来たいな。もっとゆっくりしていたいな。

他とは繋がっていないので、島を一周したら引き返す。
パトカーの先導付き。交通安全週間。この道は、飛ばすよりゆっくりの方が似合う。
誰もがつい、スピードを緩めてしまう道。

昼にはまだ早い。
東へ移動しながら、何を食べようか模索する。
南下するポイントを考えれば、この店だが・・こっち寄り道するとおいしそうなんだよね。
「こっちの方がよさそうだから、寄り道決定！」
珍しく旦那がルートよりもおいしそうなものレーダーを優先。

青海島ショップにある、千石寿司。
シャリはちんまり、ネタも繊細に丁寧に。ああ、おいしゅうございます。
ウニ丼が名物だったようです。確かに美味しかった。ウニ～

最後の食事が済んだところで、南下。
秋吉台をもう一度通り、高速に乗った。

ほぼノンストップで、スムーズに自宅へ到着。
とても楽しい中国山陽旅となりました。

前提*我が家はナビあえてつけてません。
地図派で、私がナビです。素敵な方向音痴機能付き

飛連休でしたね。

有休消化しなきゃいけないし。会社の決まりだし。
社長が会議やるとか言ってるけど、休みますよ僕ぁ～

と、旦那が休みをもぎ取ってきました。
「北海道行こうぜ！飛行機とレンタカーで。」
「げ、北海道は正規料金しか便ない。高い。」
「じゃあ秋吉台。」「宿どうするよ。」

「「・・なんとかなるか。」」


いっつもコレだよ(笑)

じゃらんの当日宿泊様にお世話になりつつ、
それでも一杯なら野宿の覚悟でキャンプ道具も積み、いざ山陽道！

旦那がハンドル握る横で、ナビな私は地図広げ～。
どこみたい、なにしたいいいつつ、ひた走る。
時刻はすでにお昼を回り、岡山は吉備のＳＡで一休み。
色々な種類の葡萄が入った詰め合わせを購入。

これで900円。

広島駅で宿泊地を検索したら・・・空きがない！
試合があるらしい。あちゃー。
あっても素泊まり一人3万とか。ありえねー！！(￣皿￣＃)足元見まくり価格！

場所を検討し、呉に決定。
それでも空きが少ないので、慌てて抑えて駐車場確保のお電話。
「最後の一部屋でした。」と電話先で朗らかな笑い声。

呉に到着。
ここは海上自衛隊の基地がある街。
日本一船があつまるとかなんとか。
丁度陸に上がったと思われる潜水艦の隊員さんが、荷物もって歩いておりました。

「明日、一般公開だって。」「いや、時間ないし。」
そう、あくまで今回の最終目的地は秋吉台なんだ。

宿につくと、恐らく昔はファッションホテルだったろうなー、という建物。
寝れればいいから、気にしない。
清潔さは保たれているし、フロントのおじさんが実にいい人だった。

「美味しいものっていわれてもねー。予算や人の舌って違うし。
　文句言われてからこの店！って言わないようにしてる。」
色々苦労がおありのようで。

いい店が集まってる通りだけ教えてもらって、足で探すことに。
結局地元の人が行きそうな、日本酒豊富な店に入り、「がんす」なる練り物のフライにはまり、
非常に楽しい夜をすごした。

翌朝。
潜水艦。でかい。

ヤマトミュージアムのオープンまで2時間以上あるので、泣く泣くあきらめ、宮島へＧＯ。

宮島。
駐車場で1000円払い、船は180円だったかな。
二社あることにすら気付かず、往復を買う。
乗ってついたら、鹿が笑ってた。

撫でてても動じませぬ。奈良鹿との違い！！
(機嫌によっては奈良鹿みたいに怪我負わされることもあるはずなので、ご注意くださいませ。)

お参りを済ませ、プラプラ歩き、船で帰ろうとしたら会社違って大慌て。
二社あったとは！！と、そこで初めて気付く。←これでも元旅行会社の人間・・

ティグに戻って、ドライブ再開。高速に乗る。
「ずばっと秋吉台行く。」「ＯＫじゃあジャンクションで降りよう」
まずは、山陽道→中国道のジャンクションだな・・と思い込む。地図で秋吉台を調べる私。
「山口・九州　どっち～？」「え？山口でしょ？」

(￣＿￣；)ん？？？あれ？？

慌てて地図を見る。山陽道、繋がってない。

*山口南～宇部ＪＣＴが繋がっていると思っていた。
そして今、宇部ＪＣＴだから山口方面(つまり中国道へのＪＣＴだと思い込む。

が、正しくは、既に中国道。よって、降りたい美祢(みね)ＪＣＴは、反対方向なのだ。
謝って山口ＩＣで降りてもらう。

下道で秋吉台を目指す。途中でガス補給。
が、ガソリンの残量考えてあえての山口い・・(＾＾；)す、すみませんでした・・・。


念願の秋吉台。
写真じゃこれ、伝わらない。
ビーナスラインの風景に、無数の墓石が埋まってるような。そんなかんじの印象。
イメージと違って、とにかく異様と思える風景。感動より、なんとなく畏怖をかんじた景色。
多分時期が悪い。草に埋れすぎてるから。
春に野焼きをして、その後緑が生え揃った初夏が一番綺麗なのかなと思った。
駐車場に停めて暫く散策するには、この時期は最高。風が涼しい。
オミナエシやなでしこが彩りを添えていた。

暫く周辺の道を楽しむ。

田んぼの畦に、無数の彼岸花。美しい風景が沢山ある。

続く。

今日も天気いいぜ お出かけするー

っとちょこっと高速走って20分。
後は下道・・ルートはここを曲がって～
なんてやり取りしてたら、「あ、青!」
あわてつつも丁寧にシフトいれたら、ガリッ
(;´д｀)!!な、なに今の音

シフトレバー、グラグラ
ちゃんと全速ゴリゴリ言わずに入るけど・・・
Uターンで高速に引き返し。

自宅でばらしてみたら。

シフトの付け根

整備マニュアルで12番振られてるこのブッシュ

ボキリっとねじり折れてました(-_-;)

部品取り寄せしなきゃ
とりあえず応急処置中のガレージよりお送りしました。

行ってきました、ひるがのの車好きが集まるカフェ。
その名は「るりは」
オーナーが車好きで、そのカフェの素晴らしいロケーションに珍しい車が集まってくるのだとか。

場所が初見ではわかりづらい!
別荘地の入り組んだ道を進んでどうにか発見!
住所をグーグルせんせーに聞くと、違う場所に案内されましたので要注意。
ルートがわかれば案外簡単で、木曽馬ホープのそこそこ近くです。

カレーとコーヒーをいただき、テラスで食す。
風と共に、草木の芳しい香り。
高い空に鳶が舞い、なんとも穏やかな心地よい時間を過ごさせていただきました。

オーナー様は昔'85の930に乗っていらしたとか。
「また乗りたくなるー。うちの(MG)と交換する?」
オチャメで気さくで、少年のような心をお持ちな紳士でした。
探すのにちょっと苦労はしますが、秘密基地探す感覚で晴れた日に是非お訪ねください。
きっといい時間を過ごせると思います。

オーナー様、同じ時間に居合わせたスーパーセブンのお二人、ありがとうございました。
また寄らせていただきます♪