クラッチマスター、オペシリOH

15万キロを超え、僕が乗り始めてから強化クラッチを使っているのと、少しスティッキーなフィーリングになってきたので、マスターとオペシリ、一緒にいつ漏れるかドキドキしてたクラッチオイルホースも新品にします。

クラッチオイルの入っている部分は全バラになるので、まずはクラッチオイルをオペシリのニップルからブリーダーで全て抜いてしまいます。
始めにやっておくと、配管を外した時にオイルが殆ど出てこないので、作業が楽です。

ミッションからオペシリを取り外します。
OHキットは写真の品番でした。

ダストブーツを外して、ピストンを引っ張ると簡単に分解できます。

中身を洗浄しつつ、傷が無いかを確認します。

シリンダーと中に入れる部品をグリスアップして組みます。

ブレーキ用のグリスを使った方が、中身の部品(特にゴム)が痛みにくいのとブレーキオイルとの親和性も良いのでオススメです。

写真ので500円くらいでした。

ダストブーツに古いダストブーツから外したシャフトを組んで、オペシリの本体に組みます。

スプリングがヘタってないので盛大に伸びてますが、ミッションに組みつければ縮められるので、このままです。

クラッチホースは写真の品番でした。

車体に組み付けて終了です。

今度はマスター側です。
バルクヘッドを挟んで内外から外すので、やや面倒です。

マスターを固定しているナット2つとペダルのピン、配管のフレアナットを緩めれば外せるようになります。

ここのクリップを外しますが、僕みたいに油断してると、中のスプリングに押されて部品が発射されます(笑)

もし部品が飛んでも、中身の部品は全て交換になりますので、無くなっても大丈夫です。

分解して、マスターのケース内を洗浄して、傷が無いかを確認します。

リザーブタンクの中が錆び？で汚れていたので、ここも念入りに洗浄。

OHキットは写真の品番でした。
マスターのケース内をグリスアップして、キットに入っている部品の摺動部分をグリスアップして組み立てます。

車体に組み付けて、ブリーダーでエア抜きをし、適度な油量にオイルを補充して、一度試し踏みをして、エアが噛んで無いことを確認します。

タンクのフタも新品にしました。

これでリフレッシュ完了です。