コンタミチェック
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ATF交換をしばらくしてなかった。
元々は十年位で乗り変えるつもりだったので、初めの二万キロで交換したあとは無交換でいこうと思ってた。
しかし、最近DIYしてて愛着あるし、他に欲しい車も無く、まだまだ乗り続ける気に成っているので、不具合が出る前にATF交換しようと考えた。
ゲージ口からホースで吸出し、500のペットボトルに50cc入れたATFです。
黒いですね、醤油並みの色してます。
2
さて、ATF交換には賛否両論あり、七万キロ越えたらダメとか、フルードが黒くなったらダメとか、色々云われてます。
オイラのは、21542キロで一度交換、
今は、117958キロだから、
96416キロ、交換していない事になる。
そこで【コンタミ】チェックします。
コンタミとは、要するに不純物で、クラッチフェーシングの摩耗粉がフルードに混ざっているかを見ます。
湿式クラッチの場合、クラッチフェーシングが異常摩耗を起こすと、クラッチ盤がツルツルに成り、此れが滑りの原因です。
しかし、ATFに溶け込んだ摩耗紛が抵抗となり、なんとかクラッチ盤の摩擦と為って動いている状態に成るのです。
こんな状態でフルード交換だけをしてしまうと、摩擦抵抗が無くなり、急に滑り出して、壊れたって事に成るのです。
コンタミが在れば、既にクラッチの故障は始まっているのですね。
ペットボトルに採ったフルードを傾け、壁面にへばりつくフルードに目立つ不純物が在るかを見ましたが、どうやら無い見たい。
3
台所用品の「油こし紙」三枚と「排水口用水切りフィルター」でコンタミチェッカーフィルターを作る。
4
フルードの入ったペットボトルの口にフィルターを輪ゴムで止め、ひっくり返して濾過します。
只ひっくり返しただけでは、なかなか垂れて来ないので、ペットボトルを軽く押さえ、空気の力で押し出します。
5
かなり黒く見えますので、普通のディーラーやショップでは、ATF交換を断られるレベルかな。
6
ペットボトルの横に切り込みを入れ、パーツクリーナーを吹き込み、フルードを洗い流します。
7
外したフィルターの中は綺麗なものですね。
コンタミ(不純物)も殆んど見付かりません。
これでATF交換に進めます(^-^)b
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( コンタミ の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク