ご近所のHさんのスバル・ステラ(DBA-LA100F)のロアアーム交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ご近所のHさんのスバル・ステラと言ってもダイハツ・ムーヴが車検を迎えます。
車検の前にスバルディーラーで診てもらったところ、ロアアームのブーツのビビ割れの判定がでました。
ちなみにお値段はたかがブーツ交換だけで、2.8万円もします。
そんな金額払うなら、事前に社外品のロアアームアッセン交換の方が格段に安いので交換作業を行いました。
この作業で特に必要な工具は
・タイロッドエンドプーラー
・インパクトレンチ(500Nm以上のパワーがあるやつ)
・バール(1.5mくらいの長さは必要)
・ハンマー(結構な勢いでドツけるやつ)
です。
これらの工具がないとたぶん出来ません。
2
バールが必要なのは、左側のロアアームのボルトが、CVTのオイルパンに干渉してメンバーを下にずらさないと外れないためです。
もうちょっと隙間があれば作業は楽勝なのですが、ここがネックとなってDIYでやるのはなかなか難しいようです。
3
疲れてないうちに大変な左側から作業を行います。
まずはロアアームのボールジョイントの上のナットをメガネレンチで外します。
ナットの上側にピンが付いていますが簡単に手で外れます。
4
ナットが外れたら何年か振りに使うタイロッドエンドプーラーをセットします。
ハンマーでタイロッドエンドプーラーをどついて、ボールジョイントにプーラーを食い込ませていきます。
かなりの気合でどつかないとプーラーがちゃんとセットできません。
5
プーラーがセットできたら、インパクトで一気にプーラーのネジを締めて一撃でロアアームを外します。
手回しでもできないことはないですが、タイロッドはかなりキツく付いてるので、長めのエクステンションを使わないと無理です。
6
次に後ろ側のボルトを外します。青丸のところにボルトがありました。インパクトで一撃で外れます。
前側のボルトを外すために赤丸のメンバーのボルトを外しておきます。
7
更にもう一本、メンバーをずらすためにコチラのボルトを緩めておきます。
ロアアームのサービスホールからアプローチできます。
エクステンションを使ってインパクトで緩めますが、コチラのボルトがかなりキツく締まっているので、インパクトでもなかなか緩みません。
8
メンバーのボルトが緩んだら、バールの先をミッションケースに引っ掛けて、テコの原理でメンバーを押し下げます。
9
渾身の力でバールを押し下げましたが、オイルパンのちょっとした膨らみにボルトの頭が引っかかってボルトが取れません。
先ほど緩めたメンバーの硬いボルトを更に緩め、よりメンバーが下がるようにしたら、何とかボルトが抜けました。
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ようやくロアアームが外れたので新旧比較です。
古いロアアームは11年経過で結構くたびれてます。
左の新しい方は左右セットで6700円くらいの中華ロアアームです。
三恵のが、14000円くらいだったので、その半額の中華で勝負してみます。
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外したときのバールの力加減がわかったので、再び渾身を力でメンバーを下げてボルトを取り付け、緩めたメンバーのボルトを締め直して左側は完了です。
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大変だった左側と比べると右側はロアアームのボルトが干渉するところがないので楽勝です。
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左側と同じ手順で、10分くらいでロアアームは外れました。
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左側と同じ手順で取り付け、右側は都合20分もあれば終わります。
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その他、バンパーをぶつけた跡があったので、ちぎれたインナーカバーをアルミテープで補修し、新しいグリップを取り付けておきました。
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走行距離は新車から11年でたったの12556kmでした。
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