中学生の頃
僕は性欲の塊であった
おかずにする資料を山ほど持っていた
当然親にばれないようにわからないところへ隠す
かなりの資料だったので部屋中のまず見つからないだろうと思われる場所へ分散した
今でいうところのリスクヘッジだ
親は必ず僕の部屋を掃除する
まずわからなさそうでバレバレなベッドの下や本棚の隙間などをあえてはずし
椅子の座面の下や引き出しの中のものの真ん中あたりに隠していた
が
どうもばれているような気がしてならなかったので
新たに隠し場所を決めることにした
当時流行ってた
探偵物語
をヒントにペントハウスの発想・・・そう・・・屋根裏に隠すことにした
毎日少しずつ親にばれないように
穴を少しずつ正方形にあけ
ついに穴が開いた
僕はそこに一気にすべての資料を保管した
ある日のこと
僕が帰ってくるとすぐさま母親に呼ばれた
なんだろうとリビングに行ってみると
そこには隠したはずの資料がすべて山積みになっていた
母親に先導され一緒に自分の部屋に入ると
屋根が半分から見事に落っこちて穴が開いていた
こっぴどく怒られた
お前が隠すエロ本なんかばれてる!
わざわざ隠すな!
それより資料がばれた方が僕は恥ずかしくて母親に会わす顔がなかった
それ以来
押入れの一角に親が見ないと約束した鍵付きの書庫が設置された
そこに全部保管するように命令された
今思えばいい母親だった
Posted at 2013/01/08 12:43:50 | |
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