ヴォクシー　冷却水を家庭にあるものでラジエーターから抜く！②

①からの続き
吸い出しのためのスプレーやポンプの加工が出来たら、冷却水抜き取りの準備。
ラジエーターのキャップのまわりにこぼれてもいいように布を巻きます。

まずは消臭スプレーから
最初はラジエーターの液面が高いので、ストローはつけないでも良いです。

1回スプレーのトリガーを引くと約１ｍｌくらい吸い出せます。
吸い出した量がわかるように100円ショップの計量カップを使いました。

消臭スプレーの場合はかなりの確率で漏れるので軍手できればゴム手袋をして手を保護したほうが良いです。

消臭スプレーだけで150ｍｌ抜きました。
スプレーだけでも300ｍｌは抜けると思います。

次はボディウォッシュの番です。

消臭スプレーよりは吸い出しの量は多く、1回に３ｍｌくらいでしょうか。
ヴォクシーの場合は、ラジエーターキャップの位置がラジエーターのアッパータンクの直上ではないので、延長のためにつけたタピオカミルクティーのストローをアッパーホース側に突っ込んで吸い出すようにします。
ただし、ポンプも延長のストローも結構固いので上手くアッパーホースの奥まで突っ込めない場合があるので無理をしない方がいいと思います。

車種によっては、ラジエーターキャップのすぐ下がアッパータンクになっているので、延長のストローはなくても良い場合があると思います。

ボディウォッシュポンプでも150ｍｌ抜きました。これでクーラントリカバリー分の300ｍｌは抜けましたが、さらに抜きやすい方法を試してみました。

使うものは、100円ショップダイソーのチューブボトルたぶんケチャップやドレッシングなどを入れて使うためのものです。先にホームセンターでボトルの先の太さに合うシリコンホースを50ｃｍ買って取り付けます。ホースは柔軟性があるのでアッパーホースの曲がりとかに合わせて奥まで突っ込めます。

このボトルの容量は330ｍｌ。だいたい300ｍｌ抜けました。
作業的にはこの100円ショップチューブボトルが吸い出しが一番楽です。

まとめ
消臭スプレー
抜きだしたい量が少しならそんなに大変ではないですが、スプレーから漏れる場合があります。ホームセンターでスプレーのホースの径に合う透明チューブなどで延長してもいいと思います。

ボディウォッシュ
ラジエーターの形状によっては延長ホースなしでそのまま使えると思いますし、リザーバータンクから抜くのであれば十分使えます。ポンプの先に延長ホースをつけても良いと思います。
このボディウォッシュのポンプの吸い出し口の内径は約10ｍｍでしたので外径10ミリのホースがつけられます。
今回延長したタピオカミルクティーのストローも外径約10ｍｍでした。

100円ショップチューブボトル+ホームセンターシリコンホース

一番吸い出しが楽でした。ホースは内径７ｍｍ外径10ｍｍのホースでした。
ホースは固すぎず柔らかすぎないものがラジエーターから抜くときにアッパーホースやアッパータンクの奥まで突っ込めると思います。

注意
冷却水交換の時と同様で、エンジンが冷えてから行った方が良いと思います。
延長のためにつけたストローやホースがラジエーターに突っ込んだ時に抜けないよう気をつけてください。
ラジエーターの中に入って取れなくなると大変なことになると思いますので。

当然ですが作業は自己責任でお願いします。