OBD Module A-2(燃料＆排気システム）

今回は、第４章の Fuel & Exhaust systemを、レコード・リテンションとして記載いたします。ここでは、エンジンタイプで燃料・排気システムが異なっています。

１．B5252 S エンジン：Fenix 5.2 エンジン・マネジメント
　　・システム
２．B5234 T エンジン：Motronic4.3 エンジン・マネジメント
　　・システム
３．B5254 S & Tエンジン：LH3.2 Jetronic fuel システム。
　　（製造年式によりMotronic 4.3 または4.4エンジン
　　・マネジメント・システムを採用している。）

モジュールAの２番端子にテスト端子を接続します。
エラーコード検出方法は、前回同様の手順となります。
ここでのエラーコードは、すべてパネルのλマークが点灯いたします。

ここでは、Fenix 5.2 システムのエラーコードを示します。
全部で５２項目のコードを検出することができます。
マニュアルに記載しておりませんが、カナダ/USAの並行モデルではないかと感じています。

Motronic4.3(小生のVolvo)は５３項目が検出できます。
LH3.2-Jetronicシステムは、Bosch（ボッシュ）により開発されたFuelシステムで、これはインジェクション・システムEZ-129Kと連動してエンジンを管理しています。ここでは１６項目の検出ができます。

LH3.2システム＋EZ-129Kシステム＝Fenix またはMoronicシステムと同等だと思われます。

図はモジュールAの５番端子を示していますが、すべてのモデルでNC(未接続）です。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。