ﾌﾞﾚｰｷｷｬﾘﾊﾟｰとｷｬﾘﾊﾟｰｻﾎﾟｰﾄとﾃﾞｨｽｸﾛｰﾀｰとｱｸｽﾙｼｬﾌﾄ交換他①

今回はリア周りを作業しました。

●リアブレーキのブレーキフルード抜き取って、ホースをキャリパーから分離させておく。
●リアブレーキのトルクロッドのボルトを緩める。
●リアホイールを外す。
それから、リアブレーキのディスクローターを交換します。

交換後。
ボルトはチタンボルトに交換。
フロントと同じく、ボルトはネジロックを使用せずにスレッドコンパウンドを塗布して組んでいたので、取り外しは簡単です。
あとの方法もフロントと同じで、ディスクのパッドと当たる面を脱脂洗浄しておいて、ボルトを洗浄してネジ部にスレッドコンパウンドを塗布して組み付けました。
締め付けトルクもフロントと同じでメーカー指定トルクの中間値で締め付けました。
そして、ボルトの頭にはマーキング。

次は、スプロケットハブダンパーの交換。
普通に手で取れます。何かキズつけ付けにくい物でこじって外してもいいかと。

外したダンパーラバー(左側)と新品ダンパーラバー(右側)。
パッと見だと、古い方の表面が少し荒れている以外は余り違いは無さげに思いました。
組み付けにはシリコングリスを使用しました。
塗った場所は、ダンパーラバー裏側の凸部と側面とスプロケットハプが入る凹部。
埃を呼ぶので塗らないって方も多い？気がしますが、塗りたくなければ塗らなくて良い箇所だと思います。
私は摩擦する箇所には塗る派なので(^_^)
ホイールのダンパーラバーが入る所を軽く掃除してから、ダンパーラバーを組み付けます。

スプロケットハブの裏側も軽く掃除しておきます。
観察してみると、ダンパーラバーに差し込まれる凸部だけでなく、平面部にもダンパーラバーと摩擦していた痕跡があったので、その部分にもシリコングリスを塗っておきました。

スプロケットハブをホイールに取り付ける時に少し抵抗が感じられたので、やはりダンパーラバーはヘタっていたのだなと再認識しました。
ダンパーラバー交換前、スプロケットハブの脱着はスカスカでした。

次はキャリパー交換。
トルクロッド前側のボルトを外し、キャリパーを取り外す。

キャリパーはパッドを極軽く面取りして裏側にはスレッドコンパウンドを塗り、パッドピンとパッドスプリングの他と接触する部分にスレッドコンパウンドを塗ってからキャリパーに組み付け、抜け止めのRピンをワイヤーロックしておきました。
ワイヤーロックは、他と繋ぐ良さげな場所が思い付かなかったので、Rピンの端を繋ぎました。

※書いていて気付きましたが、パッドスプリングの向きが逆？
組み付ける時に悩みましたが、フロントと同じく入り側を幅の小さい側で組んだつもりだったのですが、画像を見ると逆ですね(笑)
シム交換時に組み直します。
引き摺っている訳でも無いし、どっち向きでも大差無いのかも知れませんけど。

アクスルシャフトもクロモリアクスルシャフトに交換します。
上側がクロモリアクスルシャフト。
こちらも、フロントと同じくナットを新品にします。
ワッシャーは発見したので新品に交換します。
フロント用のワッシャーも発見したので、適当な時に交換します

つづく