事の発端は昨夜、子供達が写真のようなモノを手にして「パパと同じ『トラ』だ~」とか言って騒いでいた。
「何のこっちゃ、プジョーの事なら『ライオン』だぞ~」
と見せてもらったのがコレ
田原の何かの祭りの時に作ってもらった『こども運転免許証』!
むむっ!
ハンドルに!!
確かにプジョーのライオンが!?
「お前、一体何に乗ってきた??!」
朝になって図書館前のバス停に行ってみると、「みいつけた!」
正体はコレでした
ちゃんと写真は運転手さんの許可を頂いて撮りましたよ。
それでも変な人に思われただろうけど、ドアまで開けてくださって「中も撮って行ったらいいよ」って、ありがたや~m(--)m
で、車内
定員は座席11+立席7+運転席1の計19人乗り(車椅子1台乗車可能)だそう。
運転席
メーター
タイヤサイズと空気圧
運転手さん曰く「ボディは日野でエンジンとシャーシはプジョー製。でも故障が多くてコイツには本当に困らされている」そうです!ガッテンガッテンガッテン!!
それでグーグルで調べてみたら
コレは日野・初代ポンチョというもので欧州製の小型バスに対抗してつくった半日本製バスだとか。
シャーシ・エンジンはフランスのPSA(プジョーシトロエン)製でボディーは日野グループ製とは運転手さんのお話の通り。
この仲介役はトヨタであるが、当時、トヨタ・アイゴで合弁関係となったPSAに対する配慮の一環といわれているそうな。おおっ、トヨタも関与してましたか!さすが田原!!
シャシは前輪駆動となっているのが特徴らしく、エンジンもフロントエンジンを採用している点で特徴的だそう。93kw(127PS)のインタークーラー・ターボ付き2.8リッター直列4気筒ディーゼルエンジンを横置きし、変速機は5速マニュアルトランスミッションのみだとは・・・イイね!
この事らが表すように構造的にはミニバンやデリバリーバンなどと同様、乗用車の延長であるそうで、ボディサイズは全幅2 m×全長5.8 m。「ほ、ほしかでしゅ!!」でも、価格は1,530万円!
発売開始は2002年で、当初の予定で3年間で90台の限定生産品となっており、2005年をもって一旦発売を終了したって事は、コイツは『レア車』?!
登場当初は日野車体工業でボディー架装が行われていたが、日野自動車といすゞ自動車のバス製造事業が統合されてジェイ・バスが発足した後は製造がトヨタテクノクラフトに移管されたとも。
今度は子供を連れてこのプジョーの猫足バス(?!)に乗りに行きたいで~す。