サイバーナビが高音質を実現できる理由のひとつは、ナビゲーションとオーディオの基板を分けて設計していること。
「LIMITED EDITION」のオーディオ基盤をチェックすると気がつくのが、電源部のトロイダルコイルの大型化と銅線の太軸化だ。力強く厚みのある音を鳴らすためのチューンだが、現行モデルに比べ躍動感を感じさせてくれるのは、この電源部の強化が効いていると想像できる。
D/Aコンバーターの処理の音質劣化を抑えるオペアンプには、「MUSES8921」を採用。より広いダイナミックレンジのアナログ信号が伝達可能となり、繊細なニュアンスで音源を再現してくれる。
また電子部品だけでなく、ビスなどの小物にも気を配っている。銅メッキを施すことで高周波ノイズを制御し、S/N比の高いクリアな音質に寄与しているという。
その他にも、0.5dB刻みで補正できる「31バンドグラフィックイコライザー」、出力タイミングを調整する「タイムアライメント」など、細やかな音響チューニング機能を備えるのもサイバーナビの特長だ。
しかし、優れたパーツだけで高音質化を実現したわけではない。進化する楽曲に合わせ幅広いジャンルでレビューを行い、最後はエンジニアの耳によって微調整を重ねて完成したのだそうだ。“できることはすべてやりきった”ことはLIMITED EDITIONが再生する音楽が証明している。