みんカラ PR企画 掲載期間: 2019年8月30日~2020年8月29日|sponsored by TOYOTA GAZOO Racing
みんカラ サーキットチャレンジ Vol.5 エビスサーキット Presented by TOYOTA GAZOO Racing

日本国内に点在する10ヶ所のサーキットをめぐり、そのサーキットの楽しみ方・走り方を探求する「みんカラ サーキットチャレンジ」。第5弾は、サファリパークが併設され、ドリフトの聖地として海外にもその名が知れ渡る福島県のエビスサーキットを取り上げる。
西コースの攻略法は?
エビスサーキットの中で最も長い西コースの全長は2103m。全長2045mの筑波2000より少しだけ長く、最大標高差38.18mという適度なアップダウンも設けられている。全体的に立ち上がり加速を重視したほうがタイムアップに繋がりやすいレイアウトで、しっかり減速してからできるだけ速くクルマの向きを変えて、直線的に立ち上がることを心がけたい。
複合コーナーになっている1-2コーナーは、ライン取りが重要。セオリー通り1コーナーをアウト・イン・アウトで走ろうとすると2コーナーの進入が窮屈になって減速を強いられる。2コーナーに備えて、1コーナーの立ち上がりはあまりアウトに膨らまず、真ん中あたりのラインに留まるようにしたい。
スリリングな後半セクション
バックストレートへと繋ぐ5コーナーは、かなりスリリングな高速コーナーで、雨の日は出口に川ができやすいので特に注意が必要だ。その次のS字(6コーナー)は直線的に走るよりもアウト寄り(コース右側)をトレースするように進入するほうがベター。
続く下って上る最終ヘアピン(7コーナー)はクリッピングポイントを長めに取る意識が必要で、特にオーバーステア傾向になりやすいFR車の場合は少しアウト側から攻めていくイメージが肝要だ。そして初心者が最も注意しなければならないのが最終シケイン(8コーナー)。コース幅が狭くて、コンクリートウォールからも近いため、あまり頑張りすぎると全損のリスクもある。縁石が高いのでインカットもNG。初心者はとにかく慎重に走ったほうが無難である。
ドラテクを磨くには最高の環境
西コースにはピットが25個用意され、すぐ近くにレストラン、ガソリンスタンド、トイレも完備。エビスサーキットには西コースのほかにもドリフトの練習ができる専用コースなどもあり、とにかくドラテクを磨きたい人にとっては最高の環境が整えられている。
東北自動車道の二本松ICから近く、県内外を問わず多くのユーザーが足繁く通うのも頷けるサーキットだ。前述した通り東北サファリパークも同じ敷地内にあり、ライセンス取得者は入場料が1500円割引されるので、家族連れにもおすすめ。みんカラ サーキットでも随時イベントや走行会などの情報を更新していく予定なので、ぜひチェックしてもらいたい。
レポート:小林秀雄 /写真:市健治 /動画:BOOMACHINE K.K. /撮影協力:エビスサーキット