みみ助さん
2016/04/08
華やかにエレガンスの世界をひろげて
今回は日産・ローレルスピリット(B11型)のカタログです。
1982年にサニーの兄弟車としてモーター店向けに投入されたローレルスピリット。
その名のごとく、上級車種であるローレルの小型版らしい、豪華な仕立てが特徴のコンパクトセダンでした。

スタイルはベースとなるサニーそのもの。
兄貴分と同じイメージの2トーンカラーやメッキの格子グリル、フードマスコットなどがローレルたる雰囲気を醸し出していました。

リヤ周りもサニーと同じ外板を使いながらも、異なる意匠のテールランプやガーニッシュを用いてローレルセダンにかなり近づいた印象がありますが、逆にひとクラス上のスタンザFXあたりに似てしまった気もしますね。

4135mmの全長は現在の1.5Lクラスと比べればはるかに小さいもの。
フロントフェンダーに設けられた車名エンブレムは同時期のC31ローレルのオマージュでしょうか。

サニーにも「ルプリ」の名で設定されていたターボ搭載モデルはサニーほどスポーツ性を追求したものではなく、あくまでもゆとりの性能を味わうためのジェントルなターボでした。

グッと高級感が増した印象のインテリア。
厚みのあるクッションを採用し、柔らかな掛け心地を実現したダブルラッセル地のシート、ブロンズガラスは本家ローレルにも負けないほど。
インパネはサニーと同意匠でしたが、ステアリングはローレルと共用でした。

FF化による室内空間の拡大は著しく、ルーフの高い富士山型のキャビンはボディサイズから想像するよりもゆとりある空間が確保されていましたね。

サニー譲りの扱いやすさも健在で、この頃はまだ「ニッサンマチック」と呼ばれていた3速ATは大半のグレードに設定されます。
エンジンはサニーにはある1.3Lはローレルスピリットにはなく、1.5Lガソリン3種類と1.7Lディーゼル1種類の計4種。

軽量コンパクト設計のE15型は燃費の良さと軽いフィーリングが印象的でしたね。
中でもターボのE15ET型は115ps/17.0kgmの性能を発揮。
数値もさることながら、わずか800rpmから過給が立ち上がるチューニングは扱いやすさも備えていました。
足回りも4輪独立懸架を採用していましたが、新開発のFFシャシーはやや熟成不足の感が残っていましたね。

ユーティリティも小型車ながら非常に良く考えられていました。
トランクは現代のBセグメントハッチよりも気持ち広い程度ですが、ヒンジが張り出さないスライドリンクの特殊な形状で、隅々まで使用可能。
全車パワーウィンドウの設定が無かったのは意外ですが、代わりにコンソールに設けられたレバーでリヤドアロックをリモートワイヤー操作できる珍しい機構が備えられていました。
ローレルスピリットのラインナップ。

全体的にサニーより上級志向となっていたのはもちろんですが、今回紹介した末期型ではサニーのGLに相当する最廉価のLTでもフードマスコットやフルホイールキャップは標準装備。
最上級のXJは全てのエンジンを用意。
同等のサニーSGLエクストラと比べても豪華な雰囲気ですから「メダリスト」を名乗っても良かった気もしますが、そのあたりは長兄に謙遜したのでしょう。
続くB12型では弟も成長したのか、「グランドリミテッド」という立派なネーミングを与えられましたね。
この頃はローレルスピリットのような「小さな高級車」というジャンルのクルマは少なからず有りましたが、なかなか一般的には受け入れられにくいモデルがほとんどでした。
その成り立ちゆえに珍車扱いされることも多かったローレルスピリットですが、その「スピリット」は少なからず現行ノート・メダリストにも受け継がれているような気がしますね。
1982年にサニーの兄弟車としてモーター店向けに投入されたローレルスピリット。
その名のごとく、上級車種であるローレルの小型版らしい、豪華な仕立てが特徴のコンパクトセダンでした。

スタイルはベースとなるサニーそのもの。
兄貴分と同じイメージの2トーンカラーやメッキの格子グリル、フードマスコットなどがローレルたる雰囲気を醸し出していました。

リヤ周りもサニーと同じ外板を使いながらも、異なる意匠のテールランプやガーニッシュを用いてローレルセダンにかなり近づいた印象がありますが、逆にひとクラス上のスタンザFXあたりに似てしまった気もしますね。

4135mmの全長は現在の1.5Lクラスと比べればはるかに小さいもの。
フロントフェンダーに設けられた車名エンブレムは同時期のC31ローレルのオマージュでしょうか。

サニーにも「ルプリ」の名で設定されていたターボ搭載モデルはサニーほどスポーツ性を追求したものではなく、あくまでもゆとりの性能を味わうためのジェントルなターボでした。

グッと高級感が増した印象のインテリア。
厚みのあるクッションを採用し、柔らかな掛け心地を実現したダブルラッセル地のシート、ブロンズガラスは本家ローレルにも負けないほど。
インパネはサニーと同意匠でしたが、ステアリングはローレルと共用でした。

FF化による室内空間の拡大は著しく、ルーフの高い富士山型のキャビンはボディサイズから想像するよりもゆとりある空間が確保されていましたね。

サニー譲りの扱いやすさも健在で、この頃はまだ「ニッサンマチック」と呼ばれていた3速ATは大半のグレードに設定されます。
エンジンはサニーにはある1.3Lはローレルスピリットにはなく、1.5Lガソリン3種類と1.7Lディーゼル1種類の計4種。

軽量コンパクト設計のE15型は燃費の良さと軽いフィーリングが印象的でしたね。
中でもターボのE15ET型は115ps/17.0kgmの性能を発揮。
数値もさることながら、わずか800rpmから過給が立ち上がるチューニングは扱いやすさも備えていました。
足回りも4輪独立懸架を採用していましたが、新開発のFFシャシーはやや熟成不足の感が残っていましたね。

ユーティリティも小型車ながら非常に良く考えられていました。
トランクは現代のBセグメントハッチよりも気持ち広い程度ですが、ヒンジが張り出さないスライドリンクの特殊な形状で、隅々まで使用可能。
全車パワーウィンドウの設定が無かったのは意外ですが、代わりにコンソールに設けられたレバーでリヤドアロックをリモートワイヤー操作できる珍しい機構が備えられていました。
ローレルスピリットのラインナップ。

全体的にサニーより上級志向となっていたのはもちろんですが、今回紹介した末期型ではサニーのGLに相当する最廉価のLTでもフードマスコットやフルホイールキャップは標準装備。
最上級のXJは全てのエンジンを用意。
同等のサニーSGLエクストラと比べても豪華な雰囲気ですから「メダリスト」を名乗っても良かった気もしますが、そのあたりは長兄に謙遜したのでしょう。
続くB12型では弟も成長したのか、「グランドリミテッド」という立派なネーミングを与えられましたね。
この頃はローレルスピリットのような「小さな高級車」というジャンルのクルマは少なからず有りましたが、なかなか一般的には受け入れられにくいモデルがほとんどでした。
その成り立ちゆえに珍車扱いされることも多かったローレルスピリットですが、その「スピリット」は少なからず現行ノート・メダリストにも受け継がれているような気がしますね。
Posted at 2016/04/10 10:32:49
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