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hiko206さん
イイね!
2015/04/30

フレンチクーペ列伝7 マトラのミッドシップクーペ

ミサイル製造からから事業を拡大したフランスの航空宇宙産業メーカーマトラはかつてはモータースポーツへも積極的に参入し多くの個性的なクーペを作っていました。



当初は傘下に収めたルネ・ボネの世界初の量産ミッドシップカージェットを改良したマトラ・ジェットを生産していましたが、その複雑で高コストな構造ゆえに販売数は限られていたため、より量販化を意識して作られた初の純マトラ製モデルがマトラM530でした



ミッドシップでありながら2+2で高い実用性を持ちジェットやアルピーヌのようなスポーツカーというよりは軽量なパーソナルクーペという性格でタルガトップと取り外し可能なアクリル製リアウィンドウを採用しオープンドライブも楽しめるなど斬新なモデルだったようです
その後、マトラはモータースポーツ部門の赤字から経営難に陥りクライスラー傘下に入り、使用していたフォード製V4エンジンが使用できなくなり生産を終了、変わってシムカ製エンジンを搭載したタルボ・シムカ・バーゲラが登場します



このバーゲラもM530と同じ高い実用性を兼ね備えたミッドシップクーペなのですが、最大の特徴は何と言っても横3人掛けという独創的なレイアウトでしょう。
設計段階では中央にステアリングを配置する案も検討されたといいますからやっぱりフランス人のかんがえることはは侮れませんね^^;



そしてその後継モデルがタルボ・マトラ・ムレーナ。
エンジンが強化され洗練されたデザインはスーパーカー世代の私には刺さります

しかしその後マトラはルノーと提携、同じルノー傘下のアルピーヌとの競合となり、マトラが自ら開発したエスパスの生産に専念することを理由にわずか3年の短い生涯を終えました。

その後、マトラは紆余曲折ありピニンファリーナに売却され自動車の先行研究開発(R&D)をメインに事業を行っているそうですが、再び、マトラが提案した独創的なクルマが世に登場する日はやってくるのでしょうか?
Posted at 2015/04/30 19:59:51
イイね!
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