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2007/06/19

多眼 メーターの数が多い事はエライ事だ!?

かつての国産車・・いやいや海外のクルマも含めて、メーターの数が多い方が「高級」で「高性能」だという風潮があった。

それはおそらく航空機の世界から来ている思想かもしれないが、クルマに関わる計器が眼前に揃っている事が、管理しながらクルマを操るという思想。。。表示できるという事が凄い事だと捕らえられていたのだ。

TOP画像のトヨタ2000GTにしてもしかり・・・

ヤマハの楽器を造る木造技術と表面処理を駆使して、一枚板でインパネが造られていた。

一枚 板 トヨタ2000GTの密かな悩み・・・
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/2029625/

美しいローズウッドに埋まっている無数のメーター・・・たしかにコレを見ただけでトキメクのは僕だけだろうか?

国産車でも「多眼式メーター」のクルマがたくさんあったが、僕の印象に残っているのは「ケンメリ」と呼ばれるC110スカイライン。



そしてC210、つまり「ジャパン」と呼ばれるスカイラインの二車種だ。



もちろん、スカイライン以外にも多くの車種・・・例えばだ、初代のダルマ・セリカ然り、初代のS30Zだって他に類をみないオリジナリティ溢れるデザインの立派な「多眼式メーター」の代表だ。

さすがに現代では、人が瞬時に確認できる計器の数な~んて知れている・・という事に気付き、表示は必要最小限、何かあればワーニング・ランプで知らせる・・という方向に進んでしまったが・・・

いやいや、私はまだ「多眼式メーター」を現代にも追い求めたい!という御仁が居たら、やはりここは歴史と文化を重んじる英国に、その救いを求める事が出来る!!

ベントリーの 「アズール」 だ!



磨き上げられた「バーオーク」のウッドに、ベントリーのマークが入る計器が埋め込まれ、クルマの状態をチェックするという機能ではなく、計器のヒトツヒトツが高級感を演出するツゥールとなっている。。。。

いやいや!これでは「高性能」をアッピールしているとは言えない!とご立腹の方には、中古車でしかもはや拝めなくなったが、スポーツカーの究極とも言える「ランボルギーニ」の「多眼式メーター」の代表にお越し頂こう。



2000年前後の「ディアブロ」のインパネには、一瞬では速読できないくらいのメーターが並んでいた。

やはり「高性能車」はこうじゃなくっちゃ!という方にも満足いただけたと思う。

さてさて、これからの日本のクルマには、果して「多眼式メーター」の復活はあるのか??

それはまさに「神のみぞ知る」の世界であろう。。。


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Posted at 2007/06/19 04:39:27
イイね!
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