ハイブリッド車の燃費が気温の影響を大きく受けることは、ほとんどのオーナーさんが体感済みと思いますが、下図の私の通勤燃費の気温との関係を見るとよりイメージがつかみやすいかと思います。

（注)エアコンや暖房をオフにしての燃費をプロットしています。



燃費の季節要因には、

・エアコンによる電力消費　←　発電のためエンジン稼働率が増える
・暖房オン　　　　　　　　←　熱源としてエンジン稼働率が増える
・タイヤの転がり抵抗や駆動系の摩擦抵抗
・空気抵抗
・暖機完了までに必要なガソリン量
・エンジン効率やハイブリッドの電気系の効率

などがあります。


世には怪しい燃費グッズが多々ありますが、高級オイルや添加剤その他の燃費効果についても、これらの季節要因を踏まえた上での判断が必要です。

過去、高級オイル、（オイル、燃料、クーラントの）添加剤各種、ネオジウム磁石などのオカルト品と、いろいろなブツを試してみましたが、実際に効果が確認できたのはタイヤだけと思っていますが、言い過ぎでしょうか(^_^;)



さて、早朝と夜間の通勤走行が月間の走行比率の大部分を占める私の場合は、日中の気温変動が加わって相対的な季節要因が出てきます。

１）真夏の場合

早朝・夜間であれば、エアコンが我慢できる場合が多く、昼間の猛暑下で運転する場合よりもずっと有利になります。

２）真冬の場合

早朝は神奈川でも氷点下になることが多いですし、日の出の時間が遅いのでヘッドライトによる電力消費も加わります。
昼間は真冬でも１０℃以上になることが多いので、昼に運転する場合よりもずっと不利になります。

３）春と秋

日中は快適な気温のもと、燃費にも絶好の条件のことが多いですが、朝の冷え込みは燃費に悪影響が出ますね。

今朝の通勤時はついに１３℃、ピーク時の１割以上のダウンとなりました（T_T）


このように朝晩の通勤メインの場合、それ以外のオーナーさんたちとの相対的な季節要因は、

　夏は有利、冬は不利、春と秋はやや不利

と言えると思います。



最近、皆さんのレベルが上がってきたため、ＨＤＮトップ１０ランキング入りが難しくなっています（現在３３．２ｋｍ/Ｌで１１位）。

これからの冬、「暖房を我慢するからランキング入り復活のチャンス大！」と考えていたのですが、このことに気付いたのが今朝の冷え込み。

やっぱり甘かったようです・・・orz


ＨＤＮの呪縛を絶ちチョイ乗りも辞さずとしているのですが、それでも気になるのが正直なところです(^_^;)




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