世田谷区の銭湯～地下水以上温泉未満・丸正浴場～

通算１０５軒目になります。

銭湯の新規開拓はひっさしぶりですよ～

近場をあらかた行き尽くしたのと、忙しくなったからかな。



今日は狛江に近い世田谷区･喜多見の住宅街にある丸正浴場です。

ちなみに小田急電鉄喜多見駅からは離れています。

駐車場は一台ですが、脇にはコインパーキングもあります。

中に入ると正面に広めのロビー。左手にあるフロントで女将さんが出迎え。

「あらー　こんなに廻ったの？」なんて驚きの混じった声でスタンプを押してくれました。

久し振りだなあ～　この感じ。やはり銭湯は人とのコミュニケーションが密ですよ。うん。

脱衣場は洗面台２つあるだけのシンプルなモノ。しかし広いし清潔感もありますね。

浴室は壁カラン２列、島カラン２列。通常、島は下部から向こう側が見える構造だがココは見えない。

そして桶！木製なんです。桧なのか確認をするのを忘れてしまいましたが、ノスタルジックです。

木桶はプラ桶と違ってレンガの積み方と同じく交互に置くんですよ。

これがまた良い味出してます。

浴槽は３つ。本日は薄い紫色したコラーゲン湯でした。

左は座風呂。ステンレス製枕部分は例の如く水冷です。少し前に出っ張り気味かな。

真ん中は一番広く、激しい気泡により湯が撹拌されてます。ちょい熱めですが薬湯の効果もあって良い湯だ～

右の浴槽は一人分しかないですが、茶褐色！

地下９０ｍ以下から汲み上げたメタケイ酸を含む水だそう。

温泉法では規定の物質が一定以上入っているか水温がある温度（２０度だったかな）

を満たしていれば温泉と認定されるのですが申請しないのかな？

メタケイ酸泉ってありますしね…

ちなみにこの浴槽は水風呂ですが、夏涼しく冬は温かい井戸のように？比較的温かかったですよ。