BRIDGESTONE POTENZA RE-11(225/50R16 92V)
これまで履いてた「RE-01R」に、色々と支障を来たして仕舞ったので(詳しくは下記関連整備手帳を参照願います)、タイヤを交換する必要が出た為、後継である『RE-11』に履き替えてみました。
但し、この時期に“RE-11”をチョイスした訳ですから(既にRE-11後継の、RE-11Aがリリースされている)、またも懲りずにUSED品となります。でもRE-11Aにモデルチェンジする前(RE-11A:2012年5月リリース)の、2012年第3週×2本、第4週×2本で7~7.5分山と、程度はかなり良好な代物です♪
だけど僕の好みからすると、RE-11の様なINサイド・OUTサイドとで、非対称なタイヤ・パターンは、内外の組替えローテーションが出来ないので、選択肢外になるのが常なんですが、タイヤのコンディションが良さそうだったり、希望のサイズだったり、そしてソレらが僕の目には適価、且つリーズナブルと判断できたので、つい手を出して仕舞った次第です。本当は別銘柄の新品にしようかと模索して居たのですが、それはまた次回のお楽しみに取って置こうかと思います。(^ ^ゞ
先ず今回のトピックスは、タイヤサイズを「205/50R16」から『225/50R16』へと、グッとサイズ・アップを図った事。狙いは単純明快、ズバリ接地幅の拡大に他なりません。既に純正サイズの215/45R17+ホイール7J=接地幅213㎜から、205/50R16+ホイール8J=接地幅229㎜(205/50R16標準リム=6.5J。50偏平の場合、0.5Jにつき約5㎜づつ拡大)と、接地幅の拡大を図っていましたが、今回225/50R16+ホイール8Jにした事で、接地幅は243㎜(225/50R16標準リム=7J)と更に拡大させました。純正サイズからは、都合30㎜の拡幅となります。手元に純正サイズのセットもあるのですが、ソレと見比べると30㎜の差は歴然で、あからさまに太くなったと確認できます。しかし30㎜のタイヤ接地幅拡大と、ホイールが純正OFFセット55からOFFセット48に既に変更してるので、純正状態のままでは間違いなくフェンダーからタイヤがハミ出して仕舞います。なのでフェンダーの加工が前後とも必須となりますので、誰しもが履けるサイズでは無い事を先に注釈いたします。一応MyB4は、以前に225/45R16を納める為に、多少フェンダーを加工済なので、フロントは辛うじてOK、リヤはギリOUT?ぽいので、後日、対応・処理しようと思います。それからタイヤ外径にも変化が出ます。今までの205/50R16は外径φ612㎜でしたが、225/50R16は外径φ632㎜と直径で20㎜大きく、車高でも10㎜高くなり結構な違いが発生します。ですが純正215/45R17の外径はφ626㎜なので、純正比で考えてみると、直径6㎜・車高3㎜のアップに過ぎないので、外径に関しては問題無いレベルだと言えるでしょう。
それで肝心な「履いてみてのフィーリング」ですが、当然の事ながらRE-01Rとは色んな面で、違いをかなり感じ取れます。先ず見た目からして違う印象です。純正サイズに近い外径のハズなんですが、タイヤ幅が太く、タイヤの厚みもブ厚くなったので、凄くタイヤがデカくマッチョな印象を受けます。正直、見栄えはあまり格好良くありません。でも走行フィーリングの方は、概ね良好だと今のところ感じてます。接地幅を拡げた事もあるでしょうが峠道などで手応えとしては、確実にRE-01Rより喰い付きが良く、高いグリップ力を有してる様に思います。転舵した時の感触が、RE-01Rより前荷重に寛容な感じで、ネオバAD07よりになった気がします。それで居てBSらしく、ガシッと喰い付く感じがRE-11にもあります。そしてコーナーの奥でも舵の効きがいい様で、コントロールの自由度と安心感が高いです。多分、RE-01Rからの進化と接地幅拡大の相乗効果だと推測します(って言うか、そう思いたい)。それからBSの特徴・美点である直進性の良さはRE-11にも継承されてる様で、直進性は良いと思います。静粛性はRE-01Rよりかは“マシ”ですが、やっぱりハイグリップ系タイヤの宿命、“それなりに”ロード・ノイズは発してます。でも良く走る近所の保○ヶ谷BPでは、かなり音量が下がった様に感じました(RE-01Rが煩過ぎる性もあるが)。意外な所で、なんかRE-11は真円度が高いのか、タイヤの転がる感じが頗る良いです。アクセルをOFFにして、惰性で走行してる時の進み具合が“スゥーッ♪”て感じで、今までのRE-01Rより確実に前へ進む感覚をとても強いです。あとタイヤの厚みが増した事が、主たる要因なのかも知れませんが、乗り心地もRE-01Rより良く感じます。いつも通る近所の道を走ると、今までより滑らかな感覚を明確に感じます。タイヤ以外、足周りに変更を施していないので、タイヤの違い・サイズの違いなどに因るダンピング変化が、乗り心地の改善に寄与したのだと思われます。但し、タイヤ・ショルダーやサイド・ウォールが、決して軟らかい部類では無い事を補足します。=コンフォート系タイヤより明確にコシがあって硬いと思います。あくまでも「RE-01Rと較べて」とお考え下さい。それから外径アップの変化の方も、やっぱり違いを感じますネ。一番感じるのは静止時から0(ゼロ)スタートの時、最初の一転がり目がやっぱり重いと言うか、モッサリと言うか、小径タイヤのダッシュ感は失われる感じです。結構Rのきついタイト・コーナー立上りとかでも多少感じるかも知れません。この辺は、走り慣れてる箱根路に行った際に、改めて確認したいと思います。
と言う感じで、市街地・高速・峠道などを約900km前後を走ってみての感想ですが、今後も気が付いた事が出たら、その都度また追記を足して行こうと思います。今の所、運動性能には満足してます。街乗りの快適性も向上してて良い感じです。今後、気になるのは、先にも述べた様に内外非対称パターンなので、内外の組替えローテーションが出来ませんので、やっぱり耐磨耗性が一番気になりますネ。なので内減り対策として、アライメントを見直す事も考えようかと思ってます。それからWET路はまだチョイ乗り程度なので、これに関しても検証でき次第その都度、追記したいと思います。あとは機会に恵まれたら「サ」でも検証したいとも思うのですが、まぁ今の僕には難しい(金と時間の問題)かも知れません。でも試してみたいよなぁ~。(^ ^ゞ
2014/06/06 追記
ドシャ降りのヘビィWET路を試せたので追記します。結論から先に言うと、RE-11はかなり排水性が高く、WETでも安心して走れるタイヤだと感じました。結構水深が有る水溜りに片側だけ落としたとしても、殆ど水に浮き上がる事無く、見事に水を切りアスファルトを捉え続ける感じです。なのでその弊害として、水しぶきを盛大に上げます。この排水性の良さは、雨の高速道路でかなり安心を与えてくれるだろうと予測します。恐らく溝がシッカリ有る間(5部山以上?)は、ハイドロプレーニング現象の心配が無さそうです。更にレガシィの様なAWDに履かせた場合、雨の高速では無敵じゃないかと思うほどです。過去にRE-01Rで、雨のサーキットを体験した事がありますが、恐らくRE-11はRE-01Rよりコントローラーブルで、好結果が期待できそうです。巷ではRE-11はクセのあるタイヤとも言われ、比較的軽量な車両とは相性が良くない事が多いみたいですが、1.5t越でAWDのレガシィには合ってる様に思います。(b^-゜)
※2014/03/09 1回目タイヤローテーション(107,800km)
※2014/09/26 2回目タイヤローテーション(112,010km)
関連情報URL:http://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2007121901.html
購入価格 | 30,000 円 |
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入手ルート | ネットオークション |

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